モバイラーになりたいっ その6

修理スタッフのKtyです。

梅雨のじめじめした日々が続いていますね。湿気に弱い自分にはとても辛い季節です。

湿度が60%迄なら何とか大丈夫なんですが、これを超えると駄目です。この60%の境界が湿度計なしで分かる程ですから。

さて、漸くWindowsのインストールにこぎ着けたジャンク再生7090MT4ですが、今度こそ念願のモバイラーデビューを果たせるんでしょうか。

Windowsのインストールとセットアップを済ませたら、続いてドライバのインストールである。必要なものは事前に探してダウンロードしておいたので、後は順次インストールするのみだ。チップセット、VGA、サウンド・・・それから富士通製ノートパソコンにOSをクリーンインストールする場合に最後まで悩ませられる「不明なデバイス」もFUJ02BをインストールすればOKだ。これでデバイスマネージャの全ての"!"が消えた。

さあ、今度はWindowsアップデートだが、丸腰でインターネットに接続するのは不安なので事前にセキュリティソフトをインストールする事にしよう。

別のパソコンで、ジャストシステムのダウンロードページからKaspersky Internet Security
の試用版をダウンロードし、これをUSBメモリで7090MT4にコピーしてセットアップするのである。

試用期限が切れる迄に製品化キーを購入して入力すればそのまま製品として使えるので、取り敢えずセキュリティソフトが必要になった場合はこの方法が便利である。しかも最初から製品版をインストールするより試用期間分長く使えてお得である。

セキュリティソフトのセットアップが終わったら、回線をつないでアップデートする。

時間がかりそうなので、コーヒーを飲みながら休憩する。十数分の後、アップデートが終わり、再起動しろというのでそうする。

さあ、やっとWindowsアップデートである。正規板の確認だのインストーラのアップデートだのと事前に幾つかの準備工程があった後、やっと本来のアップデートに辿り付くと、優先度の高い更新プログラムだけでも100を超えている。

仕方が無いと思いつつアップデートを開始。またまた休憩時間である。しかもさっきよりずっと長い。

後は待つだけ。と行きたいところだが、途中で同意書が表示され、同意するか否かを選択しなくてはならないから、完全に目を離すわけにも行かない。これがまた面倒なところである。

時々お守りをしながらアップデートが完了した。

後は必要なアプリケーションとモバイルでの接続設定、メールアカウントのセットアップを行えば、取り敢えずモバイラーとしてデビューできる。

しかし、ここで気になるのがHDDの容量である。何と総量が20GBなのである。しかも、そのHDDは1.8インチだった。1.8インチの20GBではパフォーマンスも悪そうだし、いくらモバイル用でもちょっと心許ない。

Img2573 HDDベイを開けて確認するとHitachi製の1.8インチHDDが納まっている。インターフェイスは2.5インチと同じP-ATAである。自分はこの時はまだ、このタイプのHDDの辿った運命を知らず、今はもっと大容量のものが発売されていて価格も下がっているだろうなどと、楽観的に考えており、その数十分後には厳しい現実を突きつけられる事になるとは思ってもいなかった。

ネットでこのHDDについて調べると容量は最大でも40GBしか無く、パフォーマンスも良くないと言う。

同じ日立タイプの1.8インチHDDを採用したThinkPad X40はそれが元で中古価格がかなり下がっているらしい。

取り敢えず40GBでも20GBよりはましかと思い、ネットで探して見るもなかなか取り扱い店が見つからない。やっと見つけたと思ったら、1万4千円もするのである。何だこりゃ。

ネット上の情報では、何とこのHDDはとっくに生産終了となっており、入手できるのは中古か流通在庫のみだという。中古は耐久性が気になるし、新品は何と言っても高い。

Img2575 何か他に手は無いものか。そんなことを考えながらHDDベイを見ていると、どう見ても2.5インチが納まるサイズである。しかし2.5インチHDDを収める為には専用のケーブルとマウンタが必要だ。

よし、これを見つけて2.5インチ化しよう。そうすれば100GBオーバーも可能になる。またまた簡単に考えてケーブルを探し始めるが、全く見つからない。

仕方が無い、先ずは1.8インチの40GBを何とか入手するか。そんな事を考えていると他にも気になるところが出てきた。無線LANだ。7090MT4には無線LAN搭載モデルが存在するが、我が再生ジャンクは非搭載モデルなのである。

当初はPCカードタイプの無線LANを挿して使えば良いと考えていたが、ここに来て内蔵モデルが気になり始めた。

「やっぱり内蔵の方がスマートだよなー」と思ってしまう。

無線LAN非搭載でも、同型機に搭載モデルが存在する場合はアンテナだけは取り付けられている事が多い。

アンテナさえ付いていれば、本体のminiPCIスロットに無線LANカードを挿してアンテナを接続すれば良い。

だが、残念な事に先般のニコイチ化の際に、ディスプレイユニットのヒンジ部分からアンテナケーブルが出ていない事は確認済みで、アンテナが内蔵されていない事は明らかである。

アンテナが付いていないものに自分でアンテナを取り付けると電波法に抵触するということなので、それを実行する訳には行かない。

そうなると、純正のアンテナが取り付けられたLCDケーシングを入手する必要がある。

Img2583 また、無線LAN搭載モデルにはパームレスト左側正面にON/OFF用のスイッチがある。非搭載モデルはここがプラスチックの板で塞がれているのだ。よってここのスイッチノブも入手しなければならない。

こんな事を考え始めると、結局また追加のパーツが必要となるのである。先ずは 40GB 1.8インチハードディスク、マウンタ(20GBと40GBではHDDの厚みが異なり、マウンタも若干違う)、それから無線LANアンテナが取り付けられたLCDケーシング、無線LAN ON/OFFスイッチのノブ、miniPCIスロット用無線LANカード。

そうそう、忘れていたが、モバイルで使う為にはバッテリーも充分な容量が残っているものが欲しいところである。

これまでのジャンクに付属してきたバッテリーは、そこそこへたり気味である事は否めない。

こうして見ると、バラでパーツとして揃えると結構かかりそうだと思い始めた。

40GBのHDDを搭載した無線LAN内蔵モデルの動作品且つ液晶割れがヤフオクにあれば全て解決するし、比較的安く済むはずだなどどいう考えになっている。またまた危険なパターンだ・・・。

構想当初の、諭吉様二人分位の予算は完全にオーバーしてしまう。

しかし、気持ちが暴走気味なので、既に理性が欲求には勝てないところに来てしまっている。

こうなると時分でも止めることが出来ず、ヤフオクで検索し始めた。しかし、目的に合うような出品は無い。

そこで、同系列機であるFMV-7100MT5も探してみたところ、目的にぴったりな出品を見つけてしまった。

HDD40GB、無線LAN内蔵、液晶割れ。しかも、バッテリーパックが4個付属する。標準バッテリーと大容量バッテリーが2個ずつで、大容量バッテリーの1つは箱入り新品だという。

ここまで目的にぴったりな出品は、逃したら後悔する事必至である。何が何でも落とさなねば。

更には7090MT4の内蔵無線LANは802.11bのみだが、7100MT5はa,b,gに対応している。aは必須では無いが、やはりgは欲しい。

結局何人かの入札者に競り勝って落札した。落札金額は敢えて気にしない事にする。

あとはこれが届くのを待って、またまた組み替えである。こうして、またもやモバイラーデビューは先送りとなった。

そしてその後、更なる深みにはまって行くのである。

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PCI Parity Error !

修理スタッフのKtyです。

普段はお客様方のトラブルを抱えたパソコンを診断、修理していますが、今回は自分のパソコンでこれを行う羽目になり、しかも解決に手間取った話です。

私は店頭に於いて、業務用として3台のパソコンを使用しています。

1台は事務専用マシンとして、メールの送受信や各種事務処理、ネットでの情報収集などに使用しています。機種は富士通のFMV DeskPower ME5/657です。

2000年の秋モデルで9年も前のものです。何度か段階的に手を加え、現在の構成はCPUをDuron 650MHzからAthlon 1.2GHzに換装、CPUクーラーと電源、ケースファンを強化、メモリは512MB、HDDを2台搭載してページングファイルをシステムと別ドライブに設定、OSはWindows MeからXP proに変更、視覚効果や不要なサービスを停止、メモリ関連のレジストリチューニングを行っています。

幾つもウィンドウを開いたり、複数のアプリを開いての作業ではもたつく事もありますが、まだまだ現役です。

この他に、ディスク修復やデータ復元等の作業用としてノートとデスクトップ各1台を使用しています。

ノートはhpのCompaq nx9000です。Pentium4M、15インチ画面のデスクノートです。
ヤフオクでBIOSパスが設定されたリースアップ品を安く落札してパスを解除し、レストアしました。

もう一台は自作デスクトップです。マザーはGIGABYTE GA-7VM400AMF、CPUはAthlonXP 2200+、メモリ1GB、グラフィックはRADEON 9600SE、OSはWindows XP Pro と Vistaという構成ですがデュアルブートでは無く、HDDをモービルラックで差し替えて使用します。ケースはミドルタワーで5インチベイに2つのモービルラックを取り付け、必要に応じてハードディスクを正面から入れ替えられる様にしてあります。

今回は、この作業用自作デスクトップPCに於けるトラブルです。

いつ頃からだったか、多分2週間位前ですが、このマシンに於いてPCI Parity Error!なるメッセージが表示されるようになりました。

どの様なタイミングで発生するかと言うと、初回はこんな状況でした。

最近品薄になりつつあるP-ATAの2.5インチHDDを在庫用として幾つか取り寄せたので、エラーチェックをする為に1台をモービルラックのプライマリマスタにセット、HDDメーカーが提供しているFDブートのツールでチェックしようと電源を入れました。

FDからブートしてツールの画面が出たところで、目的のハードディスクの型番が表示されている事を確認してチェックを開始。

インターフェイステスト、メカニカルテストなど、所定のテストが順番に自動的に進んで行き、メディアテストに入って暫くした時の事です。

突然画面が消えて真っ暗になってしまいました。HDDのアクセスランプも消えています。

仕方なくスイッチを長押しして電源を切り、再起動しました。POST画面が消え、FDからブートする筈のタイミングで "PCI Parity Error ! Press F1 to continue F2 to reboot"とメッセージが出て止まってしまいました。

初めて見るメッセージです。早速 PCI Parity Error をキーワードにネットで検索して見ましたが、日本語のページは殆どヒットしません。

その数少ないページを見て回りましたが、解決のヒントとなりそうなものは一つも見あたりませんでした。

英語のページも幾つか見てみたものの、同様でした。(本当は英語が苦手で、翻訳サイト
で逐一翻訳しながら意味を拾って行くのが面倒だった事は内緒です。:-P )

PCI Parity Errorと言うからにはPCIバス関連のエラーだろうと考えましたが、PCIスロットには拡張ボードは挿してありません。

しかし、オンボードでPCIバスに接続されているデバイスもあるので、先ずはこれらをBIOSでdesableにして再起動してみます。

今度はエラーチェックツールが起動しました。やはりオンボードデバイスのどれかに不具合か?と思いましたが、またしてもツール実行中に画面が暗転しました。

今度はCMOSクリアを実施します。その後Load Defaultを実行し、日付と時刻を再設定してから再起動。結果は、改善したかに見えましたが、結局は同じ状況に陥ります。

HDDを抜き、代わりにシステムドライブ(Win XP)をセットして起動してみます。何事も無かったかの様に正常に起動しました。

再度FD起動を試みると、発生のタイミングの違いこそあるものの結局はエラーとなってしまいます。

この状況を解決するまではこのマシンは作業用には使えません。エラーを抱えたパソコンにお客様のハードディスクを接続してデータの復元やチェックディスクを行う訳には行かないからです。どんな障害が発生するか分かりません。

しばらくはノートPCで代用する事にして、これまでは我慢と工夫で乗り越えましたが、デスクトップと違って使い勝手が悪く、何かと不便です。

ここは本腰を入れて、一気に原因究明と解決をと意気込んで作業を始める事にしました。

しかし、この様な作業は閉店後で無いと出来ず、開始時は既に20:00を過ぎていました。

先ずはエラー原因の究明ですが、PCI Parity Errorについては情報も無く、どこから手を付けたら良いのかもさっぱり分かりません。

あれこれ悩んだ挙げ句、こんな時は基本的なところから攻めるしかないとの結論に達しました。

CMOSクリアは既に試みたので、先ずはメモリーエラーをチェックしてみます。

memtest86+を10passほど走らせてみましたが、エラーを吐くことはありませんでした。

念の為、HDDを接続せずにFDからブートしてみましたが結果は同じだったので、HDDやHDDケーブルはシロと見ました。

次にビデオボードを外してオンボードビデオで起動しましたが、これも結局は同じ結果でした。

まさかとは思いつつPS2接続のキーボードとマウスを取り外し、USBのものに挿し替えて起動してみます。

すると、エラーが出なくなりました。まさかPS2のインターフェイスが原因だったのか?

再起動を繰り返してもエラーは出ません。ではHDDのエラーチェックを実行してみましょう。

無事にツールが起動し、チェック開始後も順調です。しかし、もうすぐ完了というところでまたしても・・・

一体何が原因なのか。解決の糸口もつかめません。困りました。

そこで、これまでに行ったチェックの際の経過を思い出してみる事にしました。

すると、マシンを寝かせて起動した場合はエラーとならず、立てて起動した際には高確率dでエラーとなっている事に思い当たりました。

寝かせると正常で、立てるとエラーになる・・・重力の影響を受けるもの?・・・ある程度の
重さがあるもの・・・マザーボード上の重量物という事か・・・そうか、CPUクーラーだ!

そこでマシンを寝かせたまま、HDDエラーチェックツールを起動し、暫く放置してエラーが出ない事を確認します。10分程様子を見ましたが異常はありません。

その状態で、CPUクーラーを指先で軽く押してみます。出た、出た! PCI Parity Error !
の文字が!

まさにBINGO!って感じですが、問題はここからです。

CPUクーラーが重力の影響を受けて傾こうとする際にエラーとなる事は判明しましたが、何故これでエラーになるのかが気になります。

CPUクーラーの取り付け不良であれば、正しく取り付けをし直す事で改善が見込めます。

しかし、もう一つの可能性は少々厄介です。

CPUクーラーが傾こうとする際にはCPUソケットを引き剥がそうとする力が働いている事となります。何しろソケットAはマザーボードに半田付けされたCPUソケットの爪にCPUクーラーのクリップを引っかけて固定しており、CPUクーラーの重量はCPUソケットが支えていますが、それはすなわちCPUソケットとマザーボード間の半田が支えていると言うことです。

この半田が重量に耐えきれずに、剥離やクラック等の不具合が発生しているとしたら・・・

そうなったらマザーボードを交換するしかありません。

何れにしても先ずはCPUクーラーを外してみる事にします。おっとその前にクーラーが正しく取り付けられているかどうか確認しておきましょう。

特に傾いている事は無く、クリップもCPUソケットの爪に確実に掛かっています。

取り付けには問題は無さそうでした。

クリップを外し、慎重にCPUクーラーを持ち上げて外します。

裏返してCPUのダイとの接触面を見てみると、サーマルグリスが不足している様です。

CPUダイ表面も同様でした。グリス切れだったのか?

CPUダイ表面とCPUクーラーの接触面とをクリーニングした後、ダイ表面にサーマルグリスを適量塗布します。

その後、CPUクーラーを正しく位置決めしてCPU上に置き、クリップをソケットの爪に確実に引っかけて固定します。

CPUクーラーが正しく確実に固定された事を確認してからマシンを寝かせたまま起動し、CPUクーラーを押してみました。エラーは出ません。

続いてマシンを立てて起動し、HDDのエラーチェックを実行してみます。今度もエラーは無く、無事にエラーチェックを完了しました。

その後も数回再起動しましたがエラーはありませんでした。

キーボードとマウスをPS2のものに替え、ビデオボードも取り付けて以前の環境に戻して起動した結果も正常でした。

やれやれ、やっと解決しました。結局原因はサーマルグリス切れということでしょうか。

半田不良では無かった様で一安心です。最悪はマザーボード交換も覚悟する必要がありましたが、マザーボード交換となるとマザーだけでは済まなくなります。CPUもメモリも規格が全く変わっているので、これらも同時に新調しなければなりません。更にはOSの再インストール、アプリのインストールなどの環境設定も最初からやり直し・・・気が遠くなりそうです。

まあそれは避けられた訳ですが、この様な状況になったのは何故なのか?何かしら原因があるはずです。

色々と思い返して見ると、ありました、思い当たる事が。

暫く前に担当した案件でこのマシンと同じCPUが載ったパソコンがあり、不具合の原因がCPUかマザーボードかを切り分ける為にCPUを取り外した事を思い出しました。

時間に追われて作業をしていた為か、CPUを戻す際にサーマルグリスを塗り直した記憶がありません。

どうやらこれが原因だった様です。

お客様のパソコンに於いてはあり得ない事ですが、自分のパソコンとなるとどうも手抜きというか油断してしまうところがあるようです。「紺屋の白袴」というやつでしょうか。

とは言え直って良かった。これで安心して作業が出来る環境が戻りました。

時計を見ると23:00をとうに過ぎています。夕食が明日にならない内に帰る事にしましょう

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モバイラーになりたいっ その5

その後、何回か試してみたものの、どうしてもCDブート出来ない。

POST画面が消えた後で、CDの回転音が高まり、"Press Any Key to Boot from CD"とメッセージが出る筈だが、回転しかかったところで失速している様な音がする。

何か解決の糸口が無いか、この機種のマニュアルを見てみる事にした。

富士通のパソコン製品サイト"FM World"で7090MT4のマニュアルを探してみると、幸いにもすぐに見つかった。早速ダウンロードして再セットアップのページを読み進むと・・・

純正の外付けCDドライブを接続する際には右側面手前のUSBポートを使用しろと書いてある。この機種は右側面手前と奥に計2つのUSBポートがある。

即席の外付けドライブがどちらに接続してあるか確認すると、手前では無く奥側のポートであった。

早速これを手前のポートに繋ぎ換えてから電源スイッチを押す。すかさずF12キーを数回押して、ブートデバイスセレクトメニューを表示させ、CDドライブを選択してから「今度こそ」と思いながらEnterキーを叩く。

結果は同じであった。やはり駄目か。しかし、ここで諦める訳にはいかない。

今度はドライブを替えてみる事にする。当初接続していたドライブはPanasonicのものだったが、これをTEAC製にしてみた。なぜTEACかというと、この時期の富士通製ノートパソコンに於いては、TEAC製のドライブが純正で搭載されていることが多かった為である。

というのは自分を納得させる為の口実で、本当は残るはTEAC製のドライブしか手元に無かったのである。

接続を終えて同様に試して見るがまたしても結果は同じ。CDブート出来ない。

やはり純正の外付けCDドライブを入手しないと駄目か?そこでヤフオクで探して見ると、すぐに見つかったものの開始価格が7,000円である。

一度インストールしてしまえば殆ど必要なくなるドライブを7,000円も出して購入するのも勿体ない。しかも開始価格が7,000円であってこの金額で落札出来るとは限らないし、送料だってかかる。

再インストールの必要に迫られる事があるかも知れないが、自分の場合はクリーンインストール完了後には、ドライバセットアップ前後の状態のディスクイメージをGhostを使用して作成し、外付けHDDに保存しておくので光学ドライブは必要無いのである。

再セットアップが必要となったらUSBフロッピードライブからDOS版Ghostを起動して、外付けHDDのイメージファイルを上書きすればOKだ。

さて、本題に戻ろう。何とか追加投資なしでWindowsをセットアップしたい。そこで、先ずはもう一度現在の状況を分析してみる事にした。

パソコンの電源を入れてからの動作を再度良く観察して見ると、POST後のブートシークエンスの際にもCDドライブのインジケーターは点滅しているので、CDを読み込もうとはしている様である。しかし、CDがスピンアップしない内に回転を諦めてしまっている様な動作である。

起動の為にCDを読み込もうとするものの、何らかの原因によりディスクのスピンアップが行われない為にCDブートがFailし、次のブートデバイスであるHDDを読みに行ってしまうというところだろう。

そこでこんな事を考えた。ブートシークエンスの最初の段階に於いて、CDがスピンアップ状態にあれば、CDからブートするかも知れない。

しかし、そんな事が出来るだろうか?考えた末、次の方法を試して見た。

先ず光学ドライブのトレイにWindowsのインストールCDをセットしておき、トレイは閉めずに半分開けておく。ドライブが正しく接続されている事を確認してから電源を入れF12キーを押してブートデバイスに光学ドライブを選択しておく。

ここで、直ぐにはEnterキーは押さずに光学ドライブのトレイを閉める。光学ドライブがメディアを確認する為にスピンアップする筈である。

予想通り回転音が高まって行く。これを確認したところで、すかさずEnterキーを叩く。

これで、ブートシークエンスの初期段階でCDがスピンアップしている状態を作り出す事は出来た。さあ、今度こそCDからブートしろよ!

次の瞬間、待ち望んでいた"Press Any Key to Boot from CD"が表示された。予想通りである。

再度Enterキーを叩くと、CDから起動してファイルの読み込みが始まった。

Img2498r こうしてついにCDブートに成功し、Windowsのインストールにこぎ着けたのである。1時間弱かかってインストールが終了し、再起動の末Windows XPのロゴを拝む事が出来た。

しかし、やらなければいけない事がまだまだある。先ずはWindows XPのセットアップと認証だ。

セキュリティソフトが無い状態でネットに接続するのは不安なので、オンラインでは無く電話認証する。インストールIDと認証IDを入力するために何回もキーを押さなければならないのは面倒だが、まぁ仕方が無いか。

認証はあっさりと通った。正規のプロダクトキーを入力している訳だから、通ってくれないと困るが。

その後、ドライバインストール前のディスクイメージを作成し、それが済んだらデバイスドライバのインストールが待っている。それ意外にもセキュリティソフトのインストール、無線LANアダプタのインストールやら接続の設定などなど。

モバイラーへの道は未だ遠いのであった。

つづく

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バックライト交換修理の限界

修理スタッフのKtyです。

当店への修理依頼の内、最も多いのがバックライト交換修理です。

起動時画面が赤い。画面が突然暗くなった。など、お問い合わせに於いてもバックライトが点灯していないと思われる症状が数多く寄せられます。

これらの症状の原因のトップはバックライト不良です。(当店実績では画面が暗い原因の60%がバックライト不良です)

バックライトは照明に使われる蛍光灯に類似した構造で、発光原理は似ています。

ガラス管の内側に蛍光物質が塗布され、更に管内にはガスや微量の金属元素が封入されています。管の両端には電極が設けられ、これに高電圧をかけて放電させる構造となっています。この放電の際に発生した紫外線によって蛍光物質が発光する事で可視光を得て光源としています。

使用時間の経過に伴い、管内の蛍光物質やガス、金属元素の劣化等により輝度が低下して行きます。

一般的なノートパソコンの液晶パネルにはバックライトが1本使用されており、これを1灯式と呼んでいます。機種によっては2本のものもあり、これは2灯式と言います。

1灯式のバックライトの寿命は10,000時間程度と言われており、これを基に1日8時間、1ヶ月に25日使用するとして計算すると 10,000h÷8h/day×25day/month×12month/year=4.16666・・・yearで、4年強となります。しかし、実際にはもっと短時間でバックライトが点灯しなくなる事例は多く、個体差や使用環境も影響しているものと思われます。

バックライトの劣化によって点灯しなくなる理由は以下の通りです。バックライトは劣化に伴って消費電力が増大します。言い換えると、劣化したバックライトの点灯を維持する為には新品時より多くの電力を供給する必要があると言う事です。これがインバーターの供給能力を超えた場合にバックライトが点灯しなくなります。

場合によっては、電力増による負担に耐え切れずにインバーターが壊れてしまっている事もあります。

画面が完全に暗くなってしまったパソコンのバックライトをテスト用インバーターで点灯させると、暗く光る、赤く光る、画面の半分が暗く光り残りの半分は殆ど光らない、全く光らないといった状況に大別出来ます。 

Img4419r一番目と二番目はバックライトの劣化により点灯を維持出来なくなっている状況です。特 に二番目の赤く光る症状はバックライト劣化の末期的症状です。起動時だけでも赤く光る場合はバックライトの劣化がかなり進んでおり、いずれ点灯しなくなる可能性大です。画像は赤く光る症例です。

           

Img4261r_2

三番目の画面の半分が暗く光るは、バックライトとインバーターを接続するケーブルのバックライト側の接続部分が、熱によると思われる劣化で断線してしまった症状です。この熱は、バックライト劣化による電力消費増によるものと考えられます。

                 

Img4658r_3

画像はバックライトとケーブルの接続部分が熱により劣化して断線してしまった事例です。             

 

                             

Img6214r

このケースでは、バックライト交換の為に液晶パネルを分解すると、不具合箇所周辺のプラスチック製フレームが熱で変形したり、変色しています。(画像黄枠内)

     

四番目はバックライトのガラス管が焼き切れている場合です。希に落下などの衝撃によりバックライトが粉砕してる場合もあります。ガラス管焼き切れの場合も三番目同様の理由で発生しているものと思われ、フレームの変形や変色が見られます。 

新品時より明らかに輝度が低下していたり、起動時に赤く光る場合は、そのまま使い続けるとインバーターも壊れてしまう場合があります。その際、一般的なノートパソコンの場合の修理代金はバックライトのみの交換修理に比べて1万円前後は高くなります※。早めのバックライト交換をお勧め致します。※当店比

逆の見方をすると、診断結果がインバーターのみの不良(テスト用インバーターにてバックライトは正常と思われる点灯状態)であっても、インバーター故障を引き起こす様な消費電力増を伴う劣化が、バックライトに発生している可能性があります。発売から概ね3年以上経過したパソコンに於けるインバーター不良はバックライトの劣化によって発生した可能性が高いと考えられる事から、バックライトとインバーターの同時交換をお勧め致します。この状況でインバーターのみを交換しても、インバーター故障が再発する可能性がある為です。

尚、バックライト交換修理には幾つかの注意点があります。

液晶パネルのバックライトは元来交換することを前提として設計されておりません。当店ではこれを交換する技術を確立してバックライトのみの交換修理を行っており、多くの交換実績がございますが、バックライト交換修理は、画面が暗くなってしまったパソコンの「実用的な機能回復をリーズナブルな料金にて行う修理」とお考え頂きたいという事です。

バックライトを交換して画面が暗い症状が回復しても、新品時と同様にはならない場合があります。

その理由はバックライトのみの交換であり、バックライト以外の液晶パネル構成部品の劣化などによる不具合は改善出来ないという事です。

  

Lcd_profile02_2 液晶パネルは一般的に図解の様な構造となっており、液晶表示部とバックライトユニットに大別出来ます。液晶表示部は、表面に制御用の電極が形成された2枚の薄いガラスパネルの隙間(数μm)に「液晶物質」が封入されています。これに制御信号を加える事で画像を表示しますが、液晶それ自体は発光しない為、別途光源が必要となります。

   

この光源を構成するのが「バックライトユニット」です。バックライトユニットは以下の部品で構成されています。バックライト(CCFL:冷陰極蛍光ランプ)、導光板(線状の光源であるバックライトの光を面状に展開する透明アクリル板)、散光シート(画面の隅々までをムラ無く照らす為に光を拡散するシート。特性の異なるシートが複数枚重ねられている。)

バックライトユニットの光が液晶パネルを透過する際に、RGBの光の三原色の組合せによって画素単位で色を作り出し、明度も制御する事によって画像や映像を表示しています。

ここで問題となるのは、バックライトユニットの構成部品である「導光板」と「散光シート」です。

これらはプラスチック製であり、経年劣化が発生します。特に導光板はバックライトと接する様に配置されている事から、バックライトから発生する紫外線や熱の影響を受けやすい状況にあると言えます。

これにより導光板が変色したり、バックライト電極付近の一部が溶解して表面が荒れたり変色する場合があります。前述の通り、劣化したバックライトは消費電力増による発熱の為、バックライト交換が必要なケースの殆どでバックライト電極付近の導光板表面に荒れが発生しています。

Img2042r これがどの様な影響をもたらすかと言うと、画像の様な陰影や黒ずみとなって現れます。

画像はバックライト電極の熱の影響で導光板が変質し、画面右下隅に陰影が発生している状況です。バックライトは交換済みです。

      

Img2460r こちらは導光板のバックライトと接するエッジ面に於いて変色が発生した事例です。どちらも同じメーカーの同系列型番の液晶パネルの導光板です。

右側の導光板はエッジ面が変色して黄ばんでいます。この場合は画面の白い部分が黄色みを帯びて表示される為に画面全体が古びた感じを受けます。

散光シートが同様に黄変するケースもあります。この場合も導光板の変色と同様の影響が発生する事が考えられます。

これらの液晶パネル構成部品の劣化による不具合は、残念ながらバックライトを交換しても改善されません。これを改善する為には液晶パネルを新品に交換する必要があります。

これらが、「実用的な機能回復をリーズナブルな料金にて行う修理」である所以です。

とは言え、全てのケースに於いて変色が発生している訳では無く、バックライト交換によって明るく綺麗な画面が蘇る事が殆どです。

修理お申し込みに際しましては、この他にも注意事項がございます。詳しくは当店ホームページの「お申し込みの流れ」ページ内の「パソコン修理依頼に関する合意事項」ページをご覧下さい。

また、ご不明な点は「お問い合わせ・お申し込みフォーム」、電話、FAX(FAX用フォームをご利用下さい)にてお問い合わせ下さいませ。

サウスプロジェクトチーム 電話 03-6904-3176  FAX 03-6904-3177

ホームページ http://www.saws-project.com/index.html 

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ハードディスクは大丈夫?

修理スタッフのKtyです。

一般的なパソコンに使われているハードディスクには接続方法の違いにより2種類ある事をご存じでしょうか。

Img2299r 一つは旧来の接続方式であるパラレルATA(P-ATA)と呼ばれるものです。もう一つはシリアルATA(S-ATA)で、こちらが現在の主流となっています。

見た目にはコネクタの形状が異なり、双方の規格に互換性はありません。

Img2302rノートパソコンでは2005年モデルあたりから採用され始め、2007~8年頃にはシリアルATAが主流になったものと思われます。

当店に修理のご依頼を頂くパソコンは未だパラレルATAのモデルが殆どですが、最近このパラレルATAのハードディスクの入手が難しくなって来ています。

ハードディスクメーカー各社が旧規格のハードディスクの生産を打ち切りつつある様です。

メーカー製パソコンに搭載されなくなった事でまとまった需要が見込めない事と、近年の大容量化に反して価格が急激に下がっている事から、ハードディスク生産は収益性の悪い事業となっていることもあるかと思います。

また、このところの世界経済の悪化も一因と思われますが、これら現在の状況を考え合わせると、収益の上がらない旧規格ハードディスクの生産を止める当然と言えるでしょう。

しかし、世の中で使われているパソコンの多くは未だパラレルATA規格のものであると思われます。

これが何を意味するかと言うと、パラレルATA規格のパソコンに於いてハードディスクが壊れた場合の修理が難しくなりつつある。という事です。

実際、先週後入庫のパソコンに於いて、ハードディスク不良で交換する事となりました。このパソコンはパラレルATA、100GBのハードディスクを搭載しています。

現在は100GBのハードディスクは入手困難の為、近い容量で120GBのものが無いか仕入先に確認するとパラレルATAは320GBしか無く、120GBは入荷予定も不明との事でした。

お客様としてはそれほど大容量のディスクは必要無く、容量を減らしても良いから少しでも安く済ませたいとの事でしたが、容量を減らしてしまうとリカバリの際にエラーとなってしまうかもしれない為、元の容量より大きく且つ入手可能な最低容量のものを使う必要がある旨お伝えして了承を得ています。

具体的には120GBか160GBとなります。この場合の価格差はせいぜい1,000円程度ですが、120GBと320GBでは数千円の違いとなってしまうのでちょっと手が出せません。

結局インターネットで探して、秋葉原のパーツショップから通販で取り寄せる事にしました。

今後はパラレルATAのハードディスクは市場の流通在庫のみで、益々入手が難しくなる可能性が考えられます。

多くの方がハードディスクは「有寿命部品」である事をご存じ無いかと思います。有寿命部品とは、一定の期間使用したら寿命を迎える可能性があり、その使用状況や環境によって寿命が変動する可能性が高い部品の事です。ハードディスク、液晶ディスプレイのバックライトなどがこれに当たります。

つまり、ハードディスクはずっと使い続けられるものでは無く、何れは寿命を迎える部品なのです。

具体的には2~3年程度と思っておいた方が良いでしょう。実際には個体差や使用状況にもかなり左右され、数ヶ月で壊れてしまう場合もあれば5年以上使える場合もあります。

しかし、平均的には2~3年程度と思っておいた方が間違いが無く、現在のパソコンをまだしばらくの間は使いたいと思っていらっしゃる方は、今の内にハードディスクを交換される事をお勧め致します。

前述の通り、目に見えてパラレルATAハードディスクの入手性が悪くなっています。

ハードディスクが壊れてしまって修理に出したが、部品が無くて諦めざるを得なかったという事になりかねません。

でも、「ハードディスクを交換するとデータが消えてしまうんじゃないの」とお考えでしょう。

大丈夫です。現在のハードディスクの内容をそっくり新しいハードディスクにコピーする方法があります。この方法なら、お客様が行われた各種設定やインストールされたアプリケーションソフト、データ等も全て移行でき、これまで通りの環境でお使い頂けます。

当店料金表の「ハードディスク容量アップ」がこれに相当します。料金は14,700円+ハードディスク部品代となります。(診断や事前の作業が必要な場合は別途料金が加算となります)

ハードディスク部品代は市況により変動しますが、80GBのもので税抜11,000円前後、120GBでは80GBの1,000円アップ程度となります。

但し、ハードディスクにエラーが既に発生している場合は事前に修復する必要があります。また、修復不可能な場合はコピーが行えない場合もあります。この場合は、近い内にハードディスクが壊れてしまう可能性が高い為、データバックアップ、ハードディスク交換、リカバリをお勧め致します。

また、交換の際にこれまでより大容量のハードディスクにする事も可能ですが、パソコンの機種によっては認識可能な最大容量に制限がある場合もあります。

詳しくはお問い合わせ下さい。お問い合わせの方法は、ホームページのお問合せフォームから必要事項をご入力の上送信して頂くか、FAX用フォームをプリントしてご記入の上FAXにて、又は電話でお気軽にお問い合わせ下さい。

尚、ホームページのお問合せフォームをご利用の場合は、前回の記事も併せてお読み下さい。

お問合せ/お申込フォーム http://www.saws-project.com/naiyo/repair/mousikomi.html

FAX用お問合せ/お申込フォーム http://www.saws-project.com/images/faxform.pdf 

電話 03-6904-3176 FAX 03-6904-3177 サウスプロジェクトチームまで。  お問合せ、ご用命をお待ちしております。 

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当店(サウスプロジェクトチーム)へのお問い合わせについて

修理スタッフのKtyです。

当店ホームページの「お問い合わせフォーム」からは、パソコンの修理に関する様々なお問い合わせを頂いております。

定休日や年末年始の休業日を除いて24時間以内には返信を差し上げておりますが、最近になって「問い合わせをしたが返信が無い」というご連絡を頂く事が多くなりました。
 
しかしそれらを調べてみると、お問い合わせを頂いた当日か翌日には返信を差し上げています。

どうやら当店からのメールが迷惑メールフォルダに自動振り分けされてしまっている様です。試しに自分のGmailアドレス宛に仕事用のアドレスからメールを送ってみると、案の定迷惑メールフォルダに振り分けられています。

yahooメールやGmail等のWebメールに於いて同様の状況が多発している模様です。Webメール以外でもプロバイダのメールフィルタリングサービスやメールフィルタリング機能を持ったセキュリティソフトをお使いの場合は同様の状況となっている可能性があります。

フォームよりお問い合わせやお申し込みを頂いた後、当店からの返信が届かない場合は、お手数ですが迷惑メールフォルダを御確認頂きます様お願い申し上げます。

尚、この他にもメールアドレスの入力ミスも多く、返信を差し上げてもエラーが帰って来るケースもあります。ご入力後、送信前に今一度ミスが無いか御確認下さい。

フォームから送信頂いた際は自動返信メールをお送りする様になっております。しばらくお待ちになってもこれが届かない場合は、ご入力頂いたメールアドレスが間違っている可能性がありますので御確認下さい。併せて迷惑メールフォルダも念の為御確認下さいます様お願い致します。

また、携帯電話への返信をご希望の場合も以下の点にご注意下さい。迷惑メール対策を設定されている場合は、パソコンからのメールを受信出来ない場合があります。ご自身で設定された事が無くても、ご購入時からの既定の設定がその様になっている場合もありますので、念のため御確認の上、パソコンからのメールを受信出来る設定として頂きます様お願い致します。設定方法につきましてはご利用の携帯電話会社にお問い合わせ下さい。

何れの場合も、電話番号(又はFAX番号)をご入力頂いておりますと、別途ご連絡を差し上げる事が出来ますので、お問い合わせフォームご利用の際は出来るだけ電話番号(又はFAX番号)もご入力下さいます様お願い申し上げます。

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モバイラーになりたいっ その4

修理スタッフのktyです。今年の初めに「継続的投稿」を重点課題と言っておきながら、またまた久しぶりとなってしまいました。前回の内容を自分でも忘れかけている様な状況ながら前回の続きです。

Img_6066_3 2台目の7090MT4が届いたのは、注文から3日後だった。早速梱包を解いて状態を確認する。先ずはディスプレイを開いて画面を確認。液晶パネルに割れは無い様だ。キーボードにも欠損は無い。

プロダクトキーは?パソコンを裏返して底面 を確認。Windows XP Professionalだった。
OSはこちらを使おう。前回はWindows2000proだった。これもまだ使えるOSではあるのだが、最近のセキュリティソフトはWindows2000対応外のものが殆どとなってしまい、ネットに接続して使うには問題がある。

次にバッテリーパックを外してみると、これは標準容量のものだった。1台目が大容量バッテリーだったので、これはこれで良いだろう。但しどの程度劣化しているかは未知数である。

続いてメモリー。裏蓋を外してみると256MBであった。実際に使用する際には、この機種の最大メモリー容量である1GBのモジュールと交換する予定なのでこれも問題ない。

今度は外観上の不具合が無いかを確認する。                                                 

Img_6071_3各部を仔細に検分したところ、筐体の一部に破損があった。パームレストの向かって左手 前の角に割れがある。

                          

Img_6073_3右側面のUSBポート周辺にも割れがある。

        

                   

Img_6076_2 更に底面の通気口の一部も割れていた。

                       

             

ジャンクである理由が筐体破損のみであれば、マザーボードは問題ない可能性が高い。
火入れして確認して見るとしよう。ACアダプターを接続して確認すると、インジケーターが通電とバッテリーへの充電を表示した。電源スイッチを押すと電源が入り、Windowsが無事起動したところでデバイスマネージャにて真っ先にPCMCIAを確認する。

今度はきちんと表示されていた。先ずは一安心である。

その他のデバイスも全て表示されており、黄色いマークが表示されているデバイスも無い。そうと分かれば早速ニコイチ化である。シャットダウンしてACアダプタとバッテリーを外し、分解を開始する。

1台目で既に3回程バラしと組立てを繰り返したので作業はスムーズに進み、15分程でマザーボードを取り出した。続いて1台目も分解する。

マザーボードを入れ替えてから1台目を組み立てる。20分程で組み上げ、起動してデバイスマネージャを確認すると間違い無くPCMCIAが表示されている。PCカードスロットにデバイスを挿してみる。PCカードアダプタに挿したコンパクトフラッシュである。正常に認識され、読み書きも問題ない。ついでにCFスロットも確認する。PCカードアダプタから抜いたコンパクトフラッシュを直挿しする。こちらも問題なく使用出来た。その他のデバイスも問題ない。

ハードウェアの問題が解決し、目の前に同型機が2台あると、今度は程度の良いパーツの組み合わせで仕上げたいと欲が出てきた。

液晶パネルやキーボードなど、各パーツ毎に程度の良い方を選別する事にする。

液晶パネルは1台目のものの方が輝度が高い様である。何れは新品のバックライトに交換するが、表示はどちらも問題無いから取りあえずは輝度の高い方を使っておこう。

キーボードも1台目のものの方が程度が良い。2台目のものは殆どのキーが黄ばんでしまっている。

ファンも忘れてはいけない。冷却を担う重要な部品だ。これは見た目よりも動作の良否が重要なので、分解して軸受けの状態を見ないと判断出来ない。

面倒だが2台とも分解してファンを取り出し、ファンをオーバーホールする。単体で通電して回転させ、異音等が無いか確認した。これはどちらも差は無い様だ。

選別が済んだところで程度の良い方のパーツを集めて組み上げた。見た目はまあまあである。モバイル用として持ち歩いて使うにはあまり綺麗でない方が良いかもしれない。

綺麗だと使い込むのが惜しくなってしまう。少しくたびれている位の方が、遠慮無くガンガン使い込めるいうものだ。

もっとも、使い込むと言うほどハードにモバイルする機会は無いと思うが・・・ 

さて、いよいよWindowsの再セットアップであるが、その前に少々準備が必要だ。

メインマシンを起動して富士通のサポートページでドライバを探す。HPやIBMなどの海外ブランドは殆どのドライバーを公開しているが、日本のメーカーはアップデートされたものしか公開していない場合が多い。

案の定この機種もメーカーのサポートページでは足りないものがある。公開されているのはビデオ、サウンド、モデム、LANのみである。これらは取り敢えず落としておく事にする。

ここには無くてもデバイスメーカーのサイトでダウンロード出来るものもあるのでそちらを探す事にする。先ずはチップセットドライバだ。

この機種のチップセットはインテルなので、インテルのダウンロードページから最新版を落とす。ついでに最新版のビデオドライバも。

最後が少々やっかいである。富士通のノートパソコンにWindowsをクリーンインストールすると必ず最後に残る「不明なデバイス」のドライバである。

これはメーカーページでは殆ど公開されていないドライバで、FUJ02Bという省電力関連のドライバである。

国内向けのサポートページでは殆ど公開されておらず、探し回るのも面倒なので海外向けのサポートページを探す。国内向けのページでは公開していないドライバも公開されている場合も多く、このFUJ02Bも海外向けのサポートページで探して落とした。

さて、ドライバが揃ったところでWindowsのクリーンインストールである。が、ここで大きな問題に直面する事となる。7090MT4には光学ドライブが無いのだ。

もっと早く気付けよなぁ・・・(^^;

インストールには外付けの光学ドライブ、それもこの機種でブートドライブとして使えるものが必要だ。

残念ながらKtyは外付けの光学ドライブを持っていない。今まで必要に迫られた事が無かったので購入した事が無いのである。光学ドライブを持たないモバイル機種を所有した事が無いというのが必要に迫られなかった最大の理由だろう。

さてどうするか。あるもので何とかならないか考えて見る。手元にはデスクトップ用の光学ドライブが2台ある。

Img_2011_2 それからIDEをUSBに変換するアダプタもある。更には予備のATX電源もある。 

うまく行けばこれらを組み合わせる事でブータブルな外付け光学ドライブになるのでは・・・ と、都合の良い事を考える。

早速1台目の光学ドライブと変換アダプタ、電源を組合せて即席の外付けドライブを組み上げた。

電源を入れ、トレイを開く。Windows XP ProfessionalのインストールCDをセットしてトレイを閉じる。

USBケーブルを7090MT4に接続して電源スイッチを押す。メーカーロゴが現れたところでF12キーを押し、ブートデバイス選択でCDドライブを選び、Enterキーを押す。

さあ、CDから起動してくれっ!

しかし、残念ながら「OperatingSystem Not Found」となってしまった。

数回繰り返すも結果は同じ。

念のためBIOSセットアップにてCDドライブを最優先ブートデバイスに指定してから試すも起動せず。

ブートデバイスとして認識されるための要因は何なのか、ドライブに依存するのかUSB変換アダプタに依存するのかが不明である。

取り敢えず光学ドライブはもう1台あるのでそちらを試してみよう。

さて、手元の機材でCDブートは出来るのか。

その結果は次回ということで。

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マザーボード不良によるトラブル例

2月は1件も投稿しなかったのですが、2月の作業内容を振り返って見ると、マザーボード交換(または修理)が6件もありました。1月に6件は少ない様ですが、大抵の場合マザーボード不良と診断すると、修理中断になるケースが多いので、6件という数字は決して少なくはないのです。

6件の内容はというと、まずNEC Valuestar VT9001Dですが、症状は「電源を入れても起動できない。ビープ音がピーピッピッと鳴る。」というもので、BIOSの警告音からマザーボードのビデオチップ関係の不良と判明し、マザーボードを交換し修復しました。

次にLavie LL910/6ですが、症状は「電源は入るが画面に何も表示せず、起動できない。」というもので、診断の結果マザーボード不良と判明し、マザーボード交換となりました。

次もLavie LL910/Aですが、症状は「PCカード、SDカードスロット、IEEE1394ポートが使用できない。」というもので、これは別の故障で一旦メーカー修理に出したというお話でした。・・・・・・・マザーボードを交換しました。

4例目はdynabook AX/55Aですが、症状は「電源が入らない。」というもので、キーボードにうっかり液体をこぼしたという事でした。診断の結果、液体の侵入でマザーボード上の回路がショートしコンデンサが破損していたので、マザーボードの部分クリーニングと破損したチップコンデンサ1個を交換して修復しています。ノートパソコンのチップ部品の交換は部品の定格などが不明なので殆ど出来ないのですが、できる場合もあります。(担当はKty)

5例目はHP Pavillion dv9000で、症状は「画面表示が不良で、液晶画面、外部モニター共一時的にしか映らない。」というもので、画面が表示されたりされなかったり(つまり真っ暗になる)、フリーズしたりといった症状で、診断の結果、マザーボード上のNVIDEAのグラフィックチップが不良と判明し、マザーボード交換となりました。

最後はIBM ThinkPAD R50eで、「画面が暗い」症状でしたが、調べてみるとバックライトが折損していたので、バックライトを交換しましたが、点灯せず、更に診断すると、マザーボードからのインバーター駆動電圧が出力されておらず、マザーボード交換となりました。

マザーボード交換の修理代はマザーボードの部品代がいくらになるかで決まります。診断料と交換代の合計は、殆どの場合修理代金全体の半額以下ですので、いかに安く正常に動作するマザーボードが入手できるかにかかっています。

ちなみに今回掲載したマザーボード不良の修理代がどれくらいか興味のある方は当店のホームページの「パソコン修理実績」の「その他」の項目をご覧下さい。

記事:ダイヒョー

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パソコントラブルの予防

気が付けばもう3月に入っている。ブログの最終更新日が1/31なので2月は1件も投稿していなかった。「最近サボっているんじゃないか?」と言われそうなので、久々に投稿する事にしました。当店のお客様で「貴店のブログは非常に参考になる。」とメールでコメントを寄せる方もいるので、少しは期待に答えなければ・・・。

当店に持ち込まれるパソコンのトラブルで、結構多いのが「つい、うっかり」が原因のものです。(つい、うっかり)ぶつけた。落とした。何かをはさんだ。蹴った。ワインをかけた。水をかけた。・・・などなど。先日持ち込まれたLet'Note CF-W5は、2-30cmの高さから落としてしまい液晶にひびが入ってしまった。「丈夫だと思っていたので、ショックです。」とお客様は仰っていましたが、いくら外側は丈夫でも液晶は薄いガラスなので、簡単に割れてしまいます。「つい、うっかり」が原因のものは、「気を付ける」しか予防方法はないのでは?

次に経年変化によるトラブルについて、時間が経つと劣化していく部品としては「液晶のバックライト」「ハードディスク」「光学ドライブ」「電源ジャック」「CPU冷却ファン」などが挙げられます。バックライトは蛍光灯なので、経年で劣化するのは、特に説明しなくても理解できると思います。ハードディスクや光学ドライブはモーターで回転させているので磨耗部分があります。特にハードディスクは、使用中は回転しっぱなしなので、モーターが劣化します。(以前調べた情報では耐久年数は4-5年程度との事でした。)たまに電車の中で、ノートパソコンを膝に乗せて使っている方を見かけますが、ハードディスクのデータを読み出すヘッドはディスクの上に数ミクロンの距離でディスクの回転で起きる空気圧で浮いています。このヘッドとディスク表面が接触すれば・・・「CRASH(クラッシュ)!!」という事になります。振動の激しいところで、パソコンを使うのは避けましょう。

ハードディスクのモーターが劣化してくると、データの読み書きに時間が掛かる様になり、パソコン全体の動きが遅くなります。異音が発生し始めたら、壊れるのは間近です。耐久年数が4-5年だからと安心してはいけません。1年程度で壊れてしまった例もあります。大事なデータはCDやDVDにバックアップを取りましょう。昨日まで動いていたパソコンが今日は動かないという事もよくあります。

データのバックアップも大切ですが、パソコンを再セットアップする「リカバリー」情報がハードディスク内に入っているパソコンは、ハードディスクが壊れたらリカバリーが不可能になりますので、リカバリーCDやリカバリーDVDを作成するのも忘れずに行って下さい。当店の修理でもハードディスクが壊れてリカバリーCD(DVD)が無い場合は復旧させるのが大変です。特にThinkPADは、パソコン本体に貼ってあるプロダクトキーを使用してWindowsをインストールしてもマイクロソフトの認証が通らない場合があります。(ライセンス的には問題は無いとサポートに確認済み)メーカーからリカバリーCDが購入できる場合もありますが、全てのリカバリーCDが購入できる訳では無いので、リカバリーCD(DVD)作成はトラブル予防の一環と考えて下さい。

電源ジャックの経年変化とは何か?というと、以前「ノートパソコンの電源接続不良の修理とは (Lavie LL730/5の組立解説付)」で記述しましたが、ACアダプターのプラグの抜き差しが繰り返される事によって半田付けされている端子の半田部分にクラックが入ると半田が溶けてしまう事態が起きます。予防措置としては、ACアダプターのプラグはなるべく抜き差ししない事とプラグを抜く時は、パソコンの電源を落として後しばらく放置してからにして下さい。

パソコンのCPUは発熱するので、CPU冷却ファンで排熱する事により内部の温度を下げています。CPUの能力が高性能になるほど、発熱量が高くなり充分に冷却できないと、CPUが壊れてしまう事があります。また、最近はグラフィック用のチップも高性能なものが取り付けられており、CPU同様かなり発熱する様になっています。CPUについては保護回路がついているので、内部温度がCPUの耐熱温度より上昇しそうな場合、自動的にCPUの動作クロックを遅くしたり、パソコンの電源を落としたりしますが、グラフィックチップの耐熱温度がCPUの耐熱温度より低い場合に内部温度の上昇により、グラフィックチップが壊れる事があります。前日修理したHP Pavillion dv2000はVGAモードでは正常で、WXGAモードになると表示が異常になるという症状で、グラフィックチップが壊れていた状態でした。

排熱が正常に行われないとCPU冷却ファンが常に高速で回転し続ける状態になります。排熱不良の原因はCPU冷却ファン自体の不良もありますが、排熱口にほこりが詰まり、内部の温度が下がらないケースもあります。CPU冷却ファンの回転数をチェックしていて、回転不良の場合は「CPUファンが正常に作動していません」というエラーを表示するパソコンもありますが、最近の低価格パソコンの一部ではファンエラーのチェックを行っていないものもある様です。

CPUファンの故障は、ファンの軸受けの磨耗もありますが、軸受け部への埃の付着によって摩擦が起こり、異音がしたり酷い時には回転しなくなります。CPUファンが正常でも排気口(正しくは排気口手前の冷却フィン)にホコリがフェルト状に溜まると、空気の流れを遮断してしまい内部の温度が上昇してしまいます。吸気口にフィルタが付けてあれば、状況も違ってくると思いますが、エアコンと違いパソコンにはフィルタが付けられていないので、中に溜まったホコリは分解して掃除するしかありません。外部から掃除機で吸っても冷却フィンに邪魔されて吸い出すのは困難です。逆にエアーダスターで噴いてもCPUファンにホコリを押し込むだけですので、余り効果はありません。

排熱不良はグラフィックチップの他メモリーコントローラなどのチップセットといったマザーボードの故障を引き起こします。予防としては、CPUファンが常に回転している様な状態の場合は、早目にご相談下さい。

記事:ダイヒョー

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モバイラーになりたいっ その3

毎日パソコンを修理しているものの、自分のパソコンとなるとじっくり取り組む時間が中々取れないものである。先ずはパソコンが使える様にならないと仕方がない。

起動しない訳ではなく、基本的なパソコンの機能としては問題は無いのだが、無線LAN非内蔵でPCカードスロットが使えないとなるとホットスポットでネットに接続できない。USB無線LANを使えばいいだろうという意見もあろうが、USBタイプは使う気になれないのである。

その理由は書き始めると長くなるので割愛する。

今回のテーマは「モバイラーになる事」。それ自体が目的であるので、モバイル用として機能するパソコンが用意出来ない事には始まらないのだ。

直るか否か分からないマザーを弄り回しているよりも中古のマザーを捜そうかと考える。

修理屋にはあるまじき思考である。しかし、昔から「紺屋の白袴」なる言葉がある通り、修理屋と言えども自分のパソコンを時間を掛けて直す事は中々出来ないものである。それに、くどい様だが今回のテーマはパソコンを直す事では無く、モバイラーになる事である。早くホットスポットでネットがしたい!!

先ずはヤフオクだ。一通り検索したが、同一機種や流用がききそうな系列機種共にマザーボードの出品は無い。他所も探してみたが同様であった。

こうなったら同じショップからもう1台ジャンクを購入してニコイチ化した方が早いかと思い始めた。危険である。こんな事を考えると、大抵の場合1時間以内には「買い物カゴに入れる」ボタンをポチッとしているのである。

結局15分後には本当にそうしていた。困ったものだ。さて、今回の予算は当初「諭吉様お二人程度」と考えていたが、早くもその枠一杯である。これで使えるパソコンが組み上がらなかったらどうするつもりだ。

何れにしてもこうなったら2台目のジャンクが届く迄はお預けだ。今度はどの様な不良を抱えた個体が届くのか。

今度も液晶パネルは割れていません様に。とは言っても、液晶が割れていなくともマザー不良だったらシャレにならない。液晶は割れていてもマザーは完動品である事を祈りつつ待つことにしよう。

つづく

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