モバイラーになりたいっ その6
修理スタッフのKtyです。
梅雨のじめじめした日々が続いていますね。湿気に弱い自分にはとても辛い季節です。
湿度が60%迄なら何とか大丈夫なんですが、これを超えると駄目です。この60%の境界が湿度計なしで分かる程ですから。
さて、漸くWindowsのインストールにこぎ着けたジャンク再生7090MT4ですが、今度こそ念願のモバイラーデビューを果たせるんでしょうか。
Windowsのインストールとセットアップを済ませたら、続いてドライバのインストールである。必要なものは事前に探してダウンロードしておいたので、後は順次インストールするのみだ。チップセット、VGA、サウンド・・・それから富士通製ノートパソコンにOSをクリーンインストールする場合に最後まで悩ませられる「不明なデバイス」もFUJ02BをインストールすればOKだ。これでデバイスマネージャの全ての"!"が消えた。
さあ、今度はWindowsアップデートだが、丸腰でインターネットに接続するのは不安なので事前にセキュリティソフトをインストールする事にしよう。
別のパソコンで、ジャストシステムのダウンロードページからKaspersky Internet Security
の試用版をダウンロードし、これをUSBメモリで7090MT4にコピーしてセットアップするのである。
試用期限が切れる迄に製品化キーを購入して入力すればそのまま製品として使えるので、取り敢えずセキュリティソフトが必要になった場合はこの方法が便利である。しかも最初から製品版をインストールするより試用期間分長く使えてお得である。
セキュリティソフトのセットアップが終わったら、回線をつないでアップデートする。
時間がかりそうなので、コーヒーを飲みながら休憩する。十数分の後、アップデートが終わり、再起動しろというのでそうする。
さあ、やっとWindowsアップデートである。正規板の確認だのインストーラのアップデートだのと事前に幾つかの準備工程があった後、やっと本来のアップデートに辿り付くと、優先度の高い更新プログラムだけでも100を超えている。
仕方が無いと思いつつアップデートを開始。またまた休憩時間である。しかもさっきよりずっと長い。
後は待つだけ。と行きたいところだが、途中で同意書が表示され、同意するか否かを選択しなくてはならないから、完全に目を離すわけにも行かない。これがまた面倒なところである。
時々お守りをしながらアップデートが完了した。
後は必要なアプリケーションとモバイルでの接続設定、メールアカウントのセットアップを行えば、取り敢えずモバイラーとしてデビューできる。
しかし、ここで気になるのがHDDの容量である。何と総量が20GBなのである。しかも、そのHDDは1.8インチだった。1.8インチの20GBではパフォーマンスも悪そうだし、いくらモバイル用でもちょっと心許ない。
HDDベイを開けて確認するとHitachi製の1.8インチHDDが納まっている。インターフェイスは2.5インチと同じP-ATAである。自分はこの時はまだ、このタイプのHDDの辿った運命を知らず、今はもっと大容量のものが発売されていて価格も下がっているだろうなどと、楽観的に考えており、その数十分後には厳しい現実を突きつけられる事になるとは思ってもいなかった。
ネットでこのHDDについて調べると容量は最大でも40GBしか無く、パフォーマンスも良くないと言う。
同じ日立タイプの1.8インチHDDを採用したThinkPad X40はそれが元で中古価格がかなり下がっているらしい。
取り敢えず40GBでも20GBよりはましかと思い、ネットで探して見るもなかなか取り扱い店が見つからない。やっと見つけたと思ったら、1万4千円もするのである。何だこりゃ。
ネット上の情報では、何とこのHDDはとっくに生産終了となっており、入手できるのは中古か流通在庫のみだという。中古は耐久性が気になるし、新品は何と言っても高い。
何か他に手は無いものか。そんなことを考えながらHDDベイを見ていると、どう見ても2.5インチが納まるサイズである。しかし2.5インチHDDを収める為には専用のケーブルとマウンタが必要だ。
よし、これを見つけて2.5インチ化しよう。そうすれば100GBオーバーも可能になる。またまた簡単に考えてケーブルを探し始めるが、全く見つからない。
仕方が無い、先ずは1.8インチの40GBを何とか入手するか。そんな事を考えていると他にも気になるところが出てきた。無線LANだ。7090MT4には無線LAN搭載モデルが存在するが、我が再生ジャンクは非搭載モデルなのである。
当初はPCカードタイプの無線LANを挿して使えば良いと考えていたが、ここに来て内蔵モデルが気になり始めた。
「やっぱり内蔵の方がスマートだよなー」と思ってしまう。
無線LAN非搭載でも、同型機に搭載モデルが存在する場合はアンテナだけは取り付けられている事が多い。
アンテナさえ付いていれば、本体のminiPCIスロットに無線LANカードを挿してアンテナを接続すれば良い。
だが、残念な事に先般のニコイチ化の際に、ディスプレイユニットのヒンジ部分からアンテナケーブルが出ていない事は確認済みで、アンテナが内蔵されていない事は明らかである。
アンテナが付いていないものに自分でアンテナを取り付けると電波法に抵触するということなので、それを実行する訳には行かない。
そうなると、純正のアンテナが取り付けられたLCDケーシングを入手する必要がある。
また、無線LAN搭載モデルにはパームレスト左側正面にON/OFF用のスイッチがある。非搭載モデルはここがプラスチックの板で塞がれているのだ。よってここのスイッチノブも入手しなければならない。
こんな事を考え始めると、結局また追加のパーツが必要となるのである。先ずは 40GB 1.8インチハードディスク、マウンタ(20GBと40GBではHDDの厚みが異なり、マウンタも若干違う)、それから無線LANアンテナが取り付けられたLCDケーシング、無線LAN ON/OFFスイッチのノブ、miniPCIスロット用無線LANカード。
そうそう、忘れていたが、モバイルで使う為にはバッテリーも充分な容量が残っているものが欲しいところである。
これまでのジャンクに付属してきたバッテリーは、そこそこへたり気味である事は否めない。
こうして見ると、バラでパーツとして揃えると結構かかりそうだと思い始めた。
40GBのHDDを搭載した無線LAN内蔵モデルの動作品且つ液晶割れがヤフオクにあれば全て解決するし、比較的安く済むはずだなどどいう考えになっている。またまた危険なパターンだ・・・。
構想当初の、諭吉様二人分位の予算は完全にオーバーしてしまう。
しかし、気持ちが暴走気味なので、既に理性が欲求には勝てないところに来てしまっている。
こうなると時分でも止めることが出来ず、ヤフオクで検索し始めた。しかし、目的に合うような出品は無い。
そこで、同系列機であるFMV-7100MT5も探してみたところ、目的にぴったりな出品を見つけてしまった。
HDD40GB、無線LAN内蔵、液晶割れ。しかも、バッテリーパックが4個付属する。標準バッテリーと大容量バッテリーが2個ずつで、大容量バッテリーの1つは箱入り新品だという。
ここまで目的にぴったりな出品は、逃したら後悔する事必至である。何が何でも落とさなねば。
更には7090MT4の内蔵無線LANは802.11bのみだが、7100MT5はa,b,gに対応している。aは必須では無いが、やはりgは欲しい。
結局何人かの入札者に競り勝って落札した。落札金額は敢えて気にしない事にする。
あとはこれが届くのを待って、またまた組み替えである。こうして、またもやモバイラーデビューは先送りとなった。
そしてその後、更なる深みにはまって行くのである。
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