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2010年8月

パソコンの冷却とCO2排出量の関係について

8月も半分を過ぎ、暦の上では秋に入っていますが、連日の猛暑で少々バテ気味です。今年は熱中症に掛かる方が非常に多いとの事、皆様方におきましてはくれぐれもご用心下さい。

我が家の猫も暑さに参っておりまして、床に体をべたっとくっ付けております。(床の冷たさが気持ちいいんだニャ)

Cat

ところでパソコンのCO2排出量というのはどれ位あるのでしょうか?電気製品のCO2排出量は

CO2排出量[kg/h] = 消費電力[kW] × 排出係数[kg/kWh]という計算式で求められるらしい

参考: パソコンが排出するCO2

のですが、CO2自体はものを燃やすと発生するので、電気製品そのもので発生するのではなく、電気製品によって、使用する電力を発電するために発電所で石油や石炭やガスなどが燃やされるときに発生する二酸化炭素を便宜的に電気製品での排出量としているという事です。

参考: 家庭の二酸化炭素排出量

ある企業では、パソコンの電源管理(省電力モードの活用)を徹底して行ったところCO2排出量を年間7.2%削減できたそうです。パソコンに限らず不要な電気消費を減らす事はCO2削減に繋がるという事ですので、身近なところで節電はCO2削減の第一歩ですね。

ところでパソコン自体のCO2排出量とは別にパソコンが排出する熱にも着目すべきじゃないかと思うのです。パソコンに搭載されているCPUは発熱する部品です。より早く高機能なCPUが開発される度に発熱量はどんどん上がってしまい、発生した熱は外に逃がさないとパソコンは壊れてしまうので、ファンを回して熱を排出するのですが、50℃位の熱気を排出されるので、部屋の温度も上がり、温室効果ガスでは無いですが少なくとも部屋の温度は上げています。冬なら暖房効果とも考えられますが、猛暑の夏だと部屋を冷やす為にエアコンなどを使用するので、パソコンが排出する熱気は間接的にCO2排出量を上げているとも言えます。

何故、パソコンは発熱する機械なのに冷却用の仕組みを入れないのか不思議でなりません。発熱しないCPUを作れないなら、最初から冷却する仕組み(例えば外部に排熱せずに発生した熱風を冷やして内部で循環する)を入れるべきでは無いかと思いますが、現在のパソコンは発生した熱を排出する事しかやっていない。そのおかげで埃も吸い込んでしまう。

参照: ぱそこん修理屋のぼやき: なぜ、パソコンの中には埃が溜まりやすいのか?

そこで対策としては、パソコン内の温度が上がらない様に冷却台とか、冷却パッドなどの冷却グッズを使用するのが良いと思います。パソコン自体に冷却能力がなければ、外から冷やしてやるしかない。パソコン内部の温度が上がらなければ、排熱する頻度も減り、部屋の温度も上がらず、エアコンの使用頻度も下がりCO2排出量も削減できるのでは無いでしょうか?

但し、排気口が塞がっている場合や冷却ファンが正常に回転しない場合は、分解・清掃が必要です。

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記事:ダイヒョー

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「ぱそこん修理屋のぼやき」

パソコン修理は「サウスプロジェクトチーム」

富士通 一体型 DESKPOWER LX70X/Dの「画面が暗い」症状の修理とは

電源を入れるとメーカーのロゴが表示された後、画面が真っ暗になる。OSが起動した音だけはするが、画面はかろうじて見える程度という症状で修理を依頼された。

基本的に当店では一体型パソコン、ノートブックも含めて、バックライト交換修理対応サイズは17インチまでとしている。理由としては、一体型はバックライトが複数本使用されている場合が多く、部品代だけで高額になる点と、修理中の事故で液晶を破損してしまった場合は17インチ以上の液晶パネルの入手が困難なので、メーカーに出すしか修理手段が無くなってしまうからだが、今回はお得意様からの依頼で既にパソコンを発送してしまったとの事だったので、そのまま返却する訳にも行かず修理を請け負う事にした。

診断開始時の症状は、起動後しばらくは画面は明るい状態だったが、その後暗くなる事は確認できた。ネット上の情報では、富士通の一体型は電源内部のコンデンサのパンクでインバーター供給電圧が出なくなるトラブルが多いとの事だったので、まず電源のチェックを行ったが、コンデンサのパンクは無かった。電源不良が多い機種とは異なる電源が使用されている様だ。次に液晶パネルを外し、見える範囲でバックライトケーブルのチェックを行ったが、ケーブルのショートによる焼損などは見当たらず、バックライトを一本ずつ点灯テストしたが、問題無く点灯した。マザーボード上も不良箇所は見当たらず、状況からインバーター不良と思われたが、このパソコンのインバーターはかなり高額なのでしっかり検証をしないで迂闊に交換する訳には行かない。ノートパソコンのインバーターは外部電源から入力電圧を掛けてテストするのだが、こいつはそうも行かずインバーターの良否判定のため、別の液晶(20インチ)のバックライトをアダプターを作成し接続して見た。30分ほど点灯させたがバックライトは消灯しなかった。

この結果から、液晶パネル側に原因があると判明したので、液晶パネルを分解して見た。

液晶パネルを本体から外す。

Lx70xd1

パネル裏面の基板のカバーを外す。

Lx70xd2

パネルを裏返して金属フレームを慎重に持ち上げて外す。

Lx70xd3

液晶部分をこれも慎重に導光板ユニットから分離する。(こんなにでかい液晶パネルを分解するのは初めてだ。)

Lx70xd4

するとバックライトの収納部が確認できる。バックライト・ケーブルはバックライト収納部の外側を陰極側から陽極側へ貼り付けられている。

Lx70xd5

バックライトに被っているシリコンキャップを外すとバックライトが現れる。

Lx70xd6

上下3本ずつ入っているバックライトの上3本のバックライトケーブルの陰極側のケーブルが3本とも焼き切れている事が分かった。(焼き切れた状態でかろうじて接触していたものと思われる。)また、下部バックライトの陰極側のケーブルが上部の陰極側と同様に外れかかっている事が判明した。陽極側は全く問題はなかった。

Lx70xd7

Lx70xd8

硬化した電線を耐圧3kvの新品ケーブルに交換した。半田付けして熱収縮チューブで絶縁した。(元々はチューブでの絶縁もされていない)

Lx70xd9

ケーブルの太さは元々0.8mmのものが使用されていたが、交換用のものは1.2mmなので若干太くなったがなんとか収まった。

Lx70xd10

後は逆の手順で液晶パネルを組み立て、パソコンに戻し、パソコンを組み立てて完了。

正常に画面が表示される事を確認。

さすがにバックライトが6本入っているだけに明るく鮮やかな画面だ。

Lx70xd11

原因としては片側3本の長いバックライトを点灯させるためにかなり高出力のインバーターを使用していると思われ、この電圧を受けるバックライトケーブルの品質に問題があると考えられる。末端のバックライト接続部分は長期間高熱にさらされるので、段々と硬化して劣化する事により電流が流れ難くなり、発熱するため、電熱ヒーターの様になっている事が考えられる。そのため黒く焦げた様な状態になる。設計上は問題なくても経年で劣化する事までは考えられていないのではないかと思う。

なんとか無事に修理を完了させたが、通常は17インチまでの液晶までしか対応していませんので、あしからず。

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記事:ダイヒョー

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「ぱそこん修理屋のぼやき」

パソコン修理は「サウスプロジェクトチーム」

「次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows XP を起動できませんでした:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM」(SOTEC PC STATION V)

これまで何度かお目にかかっている症状だが、久々に修理依頼が来た。レジストリが壊れているという事らしいが、Microsoftの技術情報を参考に修復しようとして、repairフォルダからレジストリのバックアップファイルをコピーしてレジストリが初期の状態に戻ってしまった事がなんどかあったが、(つまりは初期状態以降にインストールしたソフトが動かなくなってしまう。)今回は現在動いているソフトウェアが動かなくなると非常にまずいので、修復方法を検索し、System Volume Informationフォルダ以下にあるレジストリのバックアップファイル(システムの復元ポイント作成時に生成されるらしい)をKnoppixを使用してコピーして修復したというブログの記事を参考に修復を実施して見た。

記事では、Knoppix4.0.2のコンソール上でコマンドをキー入力していたので、手元にあるKnoppix6.0.1を使用し同じ様にキー入力して見たが、最初のハードディスクをマウントするところでつまづいた。何かエラーが発生してマウントできない。ファイルマネージャで原因を確認してみたところ、ディスクに障害がありマウントできない事が解ったので一旦作業を中断し、問題のハードディスクをCHKDSKで修復した。再度Knoppixを起動して、コンソールからコマンドを入力したがやはり何かエラーが発生してうまくマウントできない。もう一度ファイルマネージャで問題のCドライブを見て見ると今度はマウントされて中身が見れる状態になっていたので、コンソールからコマンドで操作するのを止めファイルマネージャで\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\のレジストリファイル5個(sam,security,software,system,default)を念のためバックアップフォルダを作成しコピーしてからSystem Volume Informationフォルダ以下のsnapshotからレジストリのバックアップファイルをコピーした。

これでパソコンは起動出来る様になったが、システムファイルで破損しているものがあるらしく今度は、ライセンス認証の画面が出てきて「ログオンする前にこのウィンドウズのライセンス認証を行う必要があります・・・。」という表示が出た。(ふーん。)この状況について検索して見たら、「マイクロソフトの見解では、パソコンメーカーのサポートに問い合わせてくださいとありました。」という記述を見つけたので、対処方法を検索するのを諦めて自分でなんとかする事にした。

「ハイ」をクリックするとWindowsのライセンス認証の画面が表示されるが、画面の中に文字が何も表示されていないので、認証作業自体ができない。「イイエ」をクリックすると「ようこそ」画面に戻るだけなので何の解決にもならず。セーフモードでは起動できるが、システムの復元を起動して見ても中の表示が何も出ない状態で、最大化ボタンや最小化ボタンが文字化けしている。フォントキャッシュが壊れたかも知れないので削除して見たが変わらず。

(それじゃあと)Windows XPの修復セットアップを試して見たところ、ログオンする前にウィンドウズのライセンス認証が必要な状況は変わらなかったが、Windowsの認証画面内に文字が表示される様になったので(!)、ネットに接続し認証作業を実施したところ、無事に完了しWindowsにログオンできるようになった(!!)。ハードディスクの障害が引き起こしたトラブルだが、レジストリファイルだけではなく、いくつかのシステムファイルが壊れたもので、ディスク修復で直る場合も有るが、壊れ方が酷いと今回の様にWindowsが起動できても何かしらの不具合が発生する。修復セットアップも全てのファイルを上書きする訳では無いので、本当はデータのバックアップを取って、リカバリーする方が良いのだが今回は環境を壊す訳には行かないので、ここまでで完了とした。

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記事:ダイヒョー

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パソコン修理は「サウスプロジェクトチーム」

暑さ対策キャンペーン事例その2 「起動時、“Fan does not spin up.”という表示があり、すぐに電源が落ちてしまう。」 (LavieG タイプRX)

  現在開催中の「暑さ対策キャンペーン」から事例紹介第2弾です。

電源を入れた直後、ビープ音と共に「Fan does not spin up.」という表示があり、すぐに電源が落ちてしまう。

Lavie_g1

この機種はCPUファンの真下に吸気口がある。

Lavie_g2

ファン部分を分解する。

Lavie_g4

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ファンを取り外すとCPUのヒートシンクに埃がフェルト状に貼り付いていた。

Lavie_g6

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取り出したファンはSUNONという台湾のメーカーのMagLev Fanで分解できないタイプのファンだった。埃を取り除き、注油口から注油してみたが、異音がするので、交換した。

余談だが型番はGC054509VH-8Aだが、この型番だけでは部品は特定できず、B814.Fという枝版まででこのファンの型番となっているらしい。

Lavie_g10

CPUファンの冷却ユニットも外し、CPUとの接触部分に塗られていた熱伝導グリスが熱で硬化していたので、取り除き、塗り直した。

Lavie_g9

パソコンを組み立てて、CPU温度を計測して見ると、起動からしばらくしても51℃から52℃の間で推移しており、特に負荷を掛けていない状態でCPUファンが回転したままになる。ACPIのアクティブ温度は54℃だが、実際には50℃を超えるとファンが回転するらしい。常駐プログラムが影響しているのかと思い、テスト用のハードディスクを取り付けて、リカバリーして見たが状況は変わらずのため、再度CPUファンの冷却ユニットを外し、熱伝導グリスをきれいに取り除き、CPU表面にうすーく塗り直し、戻して見たところ、起動直後は37℃から38℃と10℃ほど温度が下がった。その後徐々に上がり47℃から49℃くらいで落ち着いた。何も負荷を掛けていないとCPUファンは回転しない。

Lavie_g11

CPUの冷却に問題があったと解ったのでハードディスクを元に戻すとこちらは50℃から51℃くらいでたまに温度が上がるとCPUファンが回転し、温度が下がると停止するという本来の動きになった。常駐プログラムも全く関係無い事はないらしい。CPUグリスは薄く塗って冷却ユニットとCPUは密着させないとCPUの冷却に大きく影響するという事を再認識した。

現在の使用環境では、CPUファンが回転するかどうか瀬戸際なので、市販のパソコン用クーリンググッズを使用すると快適にパソコンを使用できるかもしれない。

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