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自分で入手した液晶を取り付けて、元に戻したところバックライトが点灯しなくなった。 (IBM・LENOVO ThinkPAD X201-3249)

昨年の12月の事ですが、液晶が割れてしまったので自分で入手して交換しようとされている方から「lenovo X201用の交換液晶を取り扱っていますか?」という問い合わせがあった。生憎当方は古物商免許も所有していないので、部品のみの販売は一切行っていないのだが・・・。

お客様によると「他社で一度頼んでみたところ、同じ型番液晶の互換性ありと言われているものが送られてきたが、ピン数が違っていた。(40ピンのものが送られてきた。実際のピン数は30なので、10ピン多い)その会社が持っている情報では、lenovo X201の液晶のコネクターは40ピンであるとの事だったので、試しに入手した液晶を取り付けて見たが全く映らなかったので、元の割れた液晶に戻したら交換前は点灯していたバックライトも点灯しなくなった(この液晶はLEDバックライト)。その会社の情報は当てにならないと判断し別の入手先を探している。最悪な事態だが、液晶パネルは返品出来たので、正しい液晶パネルを入手し交換したい。」との事。

液晶パネルの入手先を探したところ、新品は入手できず、中古も余り出回っていない液晶らしくかなり入手が難しいらしいが、仕入先の1社から液晶パネルの入手手配が出来ると回答をもらい、修理の見積りを付けて「修理依頼なら承ります。」とメールで回答。数日後に持込みで修理依頼を受けた。仕入先からの納期の回答は10日間だった。液晶パネルを発注して入荷待ち・・・。

10日目で届かなかったので、仕入先に催促すると海外からの取り寄せなので「クリスマスのせいか?国際荷物は大幅遅れています。誠に申し訳ありませんが、到着まで待っていただきますか?」との回答。

お客様から12月27日までに完了して欲しいというご要望があり、仕入先に催促を繰り返し、別ルートを使い納品してもらった結果、液晶パネル注文後15日目(12月24日)で漸く部品が届いた。液晶パネルだけの問題なら、お客様の完了希望日に間に合ったのだが・・・。

早速、交換したがやはりバックライトが点灯しない。ピン数が合わない液晶パネルを無理矢理取り付けたので、マザーボード側が故障したと思われる。部品がショートしていたらどうしようもないが、一応マザーボードをチェックしたところLCDケーブルのコネクター付近のヒューズ切れと解かったので、お客様にヒューズ交換が必要という事を連絡し、今度はヒューズの入手手配を行い、12月29日(年内最終日)に同規格のヒューズと交換して正常に点灯する事を確認した。

Thinkpad_x2011 

ヒューズの交換で済んで、非常にラッキーだったと言える。場合によっては煙が出ていてもおかしくない、ピン数が合っていてもピンアサインが異なればトラブルが起きる可能性がある。ましてピンの数が異なっているのにコネクターをつなげてしまうというのは絶対にやってはいけない事である。

Thinkpad_x2012

液晶パネルのサプライヤーは、パソコンの機種と液晶パネルの型番の対応情報を個別に持っており、その情報に従って液晶パネルを販売している。実際に交換作業を行わないで情報のみで互換性を判断しているところもあり、情報が間違っている場合や情報が正しくても相性までは調べていない事がある。液晶パネルのライフサイクルは、パソコンのライフサイクルより短期なので、同じ液晶パネルが入手できない場合があり、その場合は互換品や後継部品で代替する事になるが、経験上殆どの場合、互換品、後継部品で問題無く使用できるものの一部の機種では若干の信号の立ち上がりのズレやレベルの違いなど微妙な差があるらしく、表示異常が発生する場合がある。

例えばパソコンに外部モニターを取り付けて画面を外部モニターと液晶画面の切り替えを繰り返し行って見ると最初は問題無く表示したものが、信号のタイミングがずれて液晶画面の表示が表示されたり消えたりとフラッシュする状態になった事もある。このケースでは、2度互換品の新品液晶と交換したが変わらず仕方ないので元々使用されていた液晶と同じものを別の仕入先から入手した。

また、液晶メーカーが後継部品として供給している液晶パネルと交換したのに画面全体にノイズが載ってしまう状態になった事もあり、このケースではサプライヤーが液晶の型番は同じで枝番違いの液晶を数枚持参してくれて、相性が合う液晶を検証を行って特定した。メモリーと同様にパソコンと液晶パネル間にも少ないながら相性問題が存在するのである。

その他、詳細について記述はしないが一部の機種では全く同じ液晶でも交換できない様になっているらしい。

液晶を自分で直そうと部品を入手して交換する場合、上記の様な落とし穴がありますので、十分注意して下さい。

記事:ダイヒョー

「ぱそこん修理屋のぼやき」

パソコン修理は「サウスプロジェクトチーム」

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