パソコン・インターネット

電源ジャック修理格安キャンペーン延長

修理スタッフのKtyです。

10/1より開始しました「電源ジャック修理格安キャンペーン」につきまして、お客様より大変ご好評を頂いております。ありがとうございます。

前回のバックライト交換特価キャンペーンの際も大変ご好評を頂き、期間終了後も「もう終わっちゃったんですか?残念。もっと早く知っていれば」というお声を頂いておりました。

そこで今回のキャンペーンは、より多くのお客様に特価にてご利用頂ける様に、11/30まで期間を延長する事と致しました。

Dc_jack_banner02l 

ACアダプタのプラグやコードに触ると突然電源が落ちる。ACアダプタのプラグをつまんで押しつけていないと電源が供給されない。等の症状は、電源ジャックのハンダ付け部分に不具合が発生している可能性があります。

今年も残すところ2ヶ月となりました。この様な症状を我慢しながら使い続けると、丁度年末年始に悪化してパソコンが使えないという事になりかねません。

「何とか年内にパソコンを直して欲しい」というお客様で年末は混み合います。ご依頼のタイミングによっては年明けの仕上がりという可能性もございますので、料金的にもお得な今の内に修理される事をお勧め致します。

キャンペーン内容の詳細は以下予告記事をご覧下さい。

http://saws-project.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-1ca3.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

修理事例:電源ジャック修理格安キャンペーンより2例

修理スタッフのKtyです。

現在実施中の「電源ジャック修理格安キャンペーン」には多数のお申し込みを頂きましてありがとうございます。

実施期間は10/31日迄です。電源ジャックの不具合でお悩みの方は、お得なこの機会に是非修理をご用命下さい。お待ち致しております。

お急ぎの場合は即日修理も承ります。詳しくは下方のリンク先の過去記事をご参照下さい。

さて、今回はこのキャンペーン期間中にお申し込み頂いて実施した修理より、2例をご紹介します。

1例目は NEC LaVie G タイプC GL20ES/YB です。昨年の春に発表されたCore2Duo搭載Pc001 のVistaマシンで、地デジチューナー内蔵のまだ新しいモデルです。

1年半程でジャック不良とはちょっと早い気がします。

先ずは原因の切り分けです。ACアダプターからの出力が正常かテスターを使用してチェックします。電圧はOKでした。断線も無い様です。

これで本体側に原因がある事がはっきりしたので分解にかかります。

バラしてみると、この機種の電源ジャックはマザーボード直付けでは無く、短いハーネスでマザーボードと接続されている事が判明しました。

このタイプはプラグ抜き差しの際のストレスの影響が少ないので、1年半でトラブルが発生する可能性は低い筈なんですが・・・

ジャックを取り外してハーネスを軽く引っ張ってみると、プラス側の配線が 子部分の絶縁被覆からスッポリ抜けてしまいました。

これでは通電しない筈です。絶縁被覆を除去して見ると、画像の様な状態でした。Img3071r_2

プラス側、マイナス側共に2本ずつ接続されているケーブルのプラス側2本が完全に切断 されています。マイナス側は無事な様ですが、これでは通電する筈がありません。

 

ハーネスを一旦ジャックから取り外してプラス側ケーブルの端末処理を済ませたら、予めImg3073r絶縁チューブをケーブルに通しておいてから電源ジャックの端子にハンダ付けします。プラスとマイナスを間違えない様に確認し、それぞれ充分にハンダが回る様に注意してハンダ付けしました。

  

絶縁チューブをホットブローで加熱して収縮させ、絶縁処理すれば完成です。念のため、Img3077r_2 ハーネスを全方向に軽く曲げてみて、不具合が無いか確認します。

 

修理が済んだ電源ジャックをパソコンに組み込み、元通りに組み立てます。バッテリーを取り付け、ACアダプターを接続すると、充電ランプが点灯しました。

プラグを軽く動かしてみても、給電が途切れる事はありませんでした。

修理に際してパソコンを完全に分解していますので、各機能の動作確認を実施して不具合が無い事を確認して完了です。

部品交換は必要ありませんでしたので、料金はキャンペーン料金9,870円となりました。

2例目は 富士通 FMV-BIBLO NB75G/T です。こちらは2004年のモデルですので、そろそPhoto_nb75gt ろ電源ジャックの不具合が発生してもおかしくない頃です。

先ずはACアダプターです。このお客様はサードパーティー製の汎用アダプターをお使いでした。チェックの結果、出力は正常です。

パソコンを分解してみると、こちらはジャックがマザーボードに直付けされているタイプでした。

マザーボード裏側の電源ジャック端子がハンダ付けされている箇所を確認してみると、3つある端子の内の1つのハンダ付け箇所に異常があります。Img3138r

画像の青枠内がそれです。ハンダが殆ど乗っておらず、隙間が出来ているのが分かると 思います。これは電源ジャックのプラス側端子です。

  

先ずは電源ジャックをマザーボードから外して点検します。幸いジャックに損傷は無い様Img3152rです。しかし、プラス側端子をピンセットでつかんで左右に動かすと、若干グラグラしている事が判明しました。この電源ジャックは、プラグのプラス側と接触するセンターピンとマザ ーボードにハンダ付けされるプラス側端子とが、リベットの様にカシメによって接続されており、このカシメが若干緩んでいる様です。

カシメの緩みにより電流の導通抵抗が増大し、プラス側端子が発熱していたと思われます。この発熱によりハンダが軟化して周囲に逃げてしまい、隙間が出来て導通不良となり、給電されなくなったものと推測出来ます。

そこで修理に際しては、電源ジャックのカシメ部分にもハンダを盛って電Img3163r気的導通を確保する様処置しました。

 

   

予めジャック側とマザーボード側双方のハンダ付け部分はクリーニングしておき、上記のImg3170r_2 処置を行ったジャックを取り付けて各端子をハンダ付けします。元々ハンダ量が少ない様なので、電気的導通と機械的固定の双方が少しでも向上する様に多めにハンダを載せました。  

パソコン組み立て後、給電が正常である事と各機能の動作確認を行って完了です。

こちらも部品交換は必要ありませんでしたので、料金はキャンペーン料金9,870円となりました。

   

電源ジャック修理格安キャンペーンにつきましては過去の御案内記事をご参照下さい。

http://saws-project.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-1ca3.html

http://saws-project.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-0aa1.html

ご利用をお待ち致しております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

電源ジャック修理格安キャンペーン スタートしました

修理スタッフのKtyです。

先般予告致しました、電源ジャック修理格安キャンペーンが本日よりスタートしました。

Dc_jack_banner01n_2

電源ジャック修理の料金は13,650円※ですが、キャンペーン期間中のお申し込み分につきましては9,870円※にて承りますので3,780円もお得です。

※診断料+修理作業料金の金額です。ジャックの破損により交換が必要な場合の部品代は別途 となります。

当キャンペーンの適用は現金又はお振込でのお支払いの場合に限らせて頂きます。また、他の割引との併用は出来ません。誠に申し訳ございませんが、Macは対象外です。ご了承下さい。

電源ジャックの不具合は発生率が比較的高く、皆様の中にもACアダプターのプラグをテープで固定して使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最適な位置に固定すれば通電はするかもしれませんが、この方法で使い続ける事はお勧め出来ません。固定位置によって通電したりしなかったりする状況は、電力の流れる回路が寸断されていると言うことです。

通電している間は、寸断された部分が非常に僅かな面積で接触しているだけとなります。

ここにパソコンの動作に必要な大電流が流れると発熱します。これが重度になるとジャックやプラグが変形したり、マザーボードが焦げる等の二次的障害が発生します。

そうなると修理費用が嵩んだり、最悪の場合は修理不能ともなりかねません。

今年も早くも10月を迎え、残すところあと3ヶ月となりました。忙しい年末になってパソコンの電源が入らないといった事の無い様、電源ジャックのトラブルを抱えたパソコンはこの機会に修理される事をお勧め致します。

キャンペーン内容の詳細は以下予告記事をご覧下さい。

http://saws-project.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-1ca3.html

当店ウェブサイト キャンペーン御案内ページ

http://www.saws-project.com/naiyo/repair/campaign.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

電源ジャック修理格安キャンペーン実施のお知らせ(予告)

修理スタッフのKtyです。

サウスプロジェクトチームでは「生活応援キャンペーン」の第2弾として、来る10月1日より31日迄の1ヶ月間、「電源ジャック修理格安キャンペーン」を実施致します。

Dc_jack_banner01n_2

電源ジャック修理の料金は13,650円※ですが、キャンペーン期間中のお申し込み分につきましては9,870円※にて承ります。

※診断料+修理作業料金の金額です。ジャックの破損により交換が必要な場合の部品代は別途 となります。

電源ジャックに破損が無く、ハンダ不良による給電障害の場合は上記料金での修理が可能です。

電源ジャックが破損している場合はジャックの交換が必要となります。汎用タイプのジャックを使用している機種であれば、当店在庫部品での対応が可能です。部品代は1,050円です。

ジャックの形状によっては国内での入手が困難で海外調達となる場合があります。この場合は、手配から入荷迄に1週間前後を要すると共に、価格は税抜3,000円から5,000円前後となる可能性があります。

海外でも入手困難の場合、最終手段として別形状のジャックに交換する方法がありますが、その際はACアダプター側のプラグもジャックに合わせて交換する必要があります。この場合は特殊修理となりますのでキャンペーン対象外です。料金はパソコンお預かり後のお見積もりとなります。

修理期間は以下の通りです。通常はお預かりの順番に着手しており、パソコンお預かりから着手までの日数の目安は2-3営業日後です。但し、これは目安であり、先のお客様の状況により変動します。
 
部品交換が不要又は在庫部品で対応可能な場合は、着手の時間帯によりその当日又は翌日の完了となります。

部品の取り寄せが必要となる場合は、お客様のご承諾後に部品を手配し、入荷後の作業となります。期間は部品の納期により変動します。

ジャック形状の変更などの特殊修理の場合は、一般の修理に比べて作業工数が多くなる為時間がかかる可能性があります。

お急ぎの場合は「優先着手」がございます。追加料金3,150円にて、御入庫後最優先で着手致します。但し、部品の取り寄せが必要な修理に於いて部品の納期を短縮する事は出来ませんのでご注意下さい。当サービスは着手までの時間を省くものであり、短期間での修理を確約するものではありません。予めご了承下さい。

電源ジャック修理に於いて部品交換が不要又は在庫部品で対応可能の場合は即日仕上げも承ります。午前中にお持ち込み頂き、当日の閉店時刻までに仕上がりとなります。当日に完了出来ない場合(部品の取り寄せが必要な場合等)は優先着手に切り替わります。午後にお持ち込みの場合は翌日閉店時刻までの完了となります。追加料金は5,250円です。
 
お申し込みの際は、当店ホームページの「お申し込みの流れ」をご一読の上、お申し込みフォーム、FAX用お申し込みフォーム、電話、お持ち込みの何れかにてお申し込み下さい。

フォーム又はFAXにてお申し込みの場合、平成21年10月1日0:00 より 11月1日0:00受信分まで、電話、お持ち込みにてお申し込みの場合は平成21年10月1日開店時刻 (10:30) より 10月31日閉店時刻 (19:30) 迄にお申し込み頂いた分が対象となります。

当キャンペーンの適用は現金又はお振込でのお支払いの場合に限らせて頂きます。また、他の割引との併用は出来ません。誠に申し訳ございませんが、Macは対象外です。ご了承下さい。

尚、着手後に電源ジャック以外に不具合が見つかり、原因特定や修理を行う場合は、別途診断料、修理作業料、部品代などが必要となります。

それでは、キャンペーン開始までもう暫くお待ち下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もうすぐ終了「生活応援!バックライト交換特価キャンペーン」

只今、サウスプロジェクトチームでは9月30日までの期間限定で、バックライト交換修理を通常価格の25%OFFで承っております。残り日数があと4日となりました。

ノートパソコンの「画面が暗い」「画面が赤くなっている」「画面の輝度が落ちて前より見づらい」といった症状でお困りの方、この機会に是非ご利用下さい。9月30日までにお申し込み頂ければ、キャンペーン対象と致します。

尚、来月は「生活応援!電源ジャック修理格安キャンペーン」を企画しております。こちらも是非ご利用下さい。

詳細はホームページをご覧下さい。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

年末まで待てない!バックライト交換は今がお徳です。

今年の夏も終わり、秋らしく過ごしやすい気候になってきました。ちょっと気が早い話ですが、毎年年末近くになるとパソコン修理の依頼が増えます。

パソコンで年賀状を作成するのが当たり前の現代では、年を越す準備にパソコンは必需品となっています。年末の忙しい時期にパソコンが使えなかったら一大事ですよね。新しいパソコンに買い替える手もありますが、年賀状作成ソフトも買わないといけないし、そうなると住所録も入れ直しになります。もし、今までと違うソフトになったら、操作も覚えないとならなくなる。余計な時間が掛かってしまいます。

パソコンも安くなったとは言え、修理するよりはずっと高いし、色々と面倒な事が出て来ます。今使っているパソコンに特に不便を感じていないなら、この不況の時期に無駄な出費はなるべく避けたいものです。

サウスプロジェクトチームでは、9月1日から「バックライト交換特価キャンペーン」を開催しております。対象となるパソコンは1灯式の(バックライトが1本使用されている)タイプと限られてしまいますが、作業料金と部品代まで全て込みで通常16800円を25%OFFの12600円で承っております。

詳細は当店のホームページをご覧下さい。

今回のキャンペーンは画面が暗い症状と画面は暗くなっていないけど電源を入れると画面が赤く表示される症状でバックライト不良での故障修理となります。特に画面が赤く表示される症状の場合は、バックライトが劣化している兆候ですので、点灯しなくなるのは時間の問題です。この様な状態で使用を続けると、他の部品も壊れてしまう事がありますので、早目に修理する事をお勧めします。

キャンペーン期間は9月30日までとなっております。残り僅かですので、この機会に是非ご利用下さい。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バックライト交換特価キャンペーンのお知らせ

修理スタッフのKtyです。

当店では、只今バックライト交換特価キャンペーンを実施中です。

Campaign_banner05_2b_5

サウスプロジェクトチーム Webサイト キャンペーンページへ

キャンペーン中にお申し込み頂いたバックライト交換修理については特価にて承ります。

但し、通常価格16,800円のノートPCのバックライト交換修理のみが対象となり、現金又はお振り込みによるお支払いの場合に適用となります。クーポンは併用出来ません。

キャンペーン特価は12,600円ですから、通常価格より4,200円もお得となっています。

期間は9/30迄です。「起動時画面が赤い」、「以前に比べて画面の輝度が下がった」とお感じの方は、この機会に早めにバックライト交換をご依頼下さい。

特に画面が赤くなる症状はバックライト劣化の末期的症状です。そのまま使い続けるとインバーターも壊れてしまう可能性もあり、修理代が高くついてしまいます。そうなる前にバックライトを交換しておきましょう。
 
インバーターも不良の場合はバックライト並びにインバーターの同時交換となりますが、その際は修理料金総額から4,200円値引致します。

通常修理価格16,800円のノートPCのバックライト交換とはどの様なものかというと、バックライトが「1灯式」のもの(2灯式は対象外)で、ディスプレイ部分の構造や液晶パネルが特殊なものでない機種となります。これらが特殊な一部の機種は「対象外指定機種」と致します。

画面サイズは10.1インチから17インチワイドが対象です。この範囲内の画面サイズでも機種によっては特殊サイズのバックライトを使用しているものがあり、バックライトの取り寄せが必要な際はキャンペーン対象外となる場合があります。

対象外指定機種や2灯式バックライト採用機種、一体型PCはキャンペーン対象外です。対象外指定機種、2灯式バックライト採用機種は下記をご参照下さい。

対象外指定機種

Let'sNoteシリーズ(CF-R,T,W,Y,Fの各シリーズ)、ThinkPad X60s,X61s、富士通 BIBLO MGシリーズ、NEC LaVie LS 他のSoundVu搭載機種

2灯式バックライト搭載機種例

※この情報の正確性を保証する事は致しかねます。ここに掲載が無い機種でも2灯式バックライトを採用している可能性が無いとは言えません。これを全て把握する事は出来ませんので、お申し込みの前にマニュアル、メーカーサイトなどでご自分のパソコンが2灯式であるかどうかをご確認下さいます様お願い致します。特にオーダーメイド機種でスペックの異なる液晶パネルが選択可能な機種は、当店では確認できない場合がありますので仕様表をご確認下さい。(不明な場合はお問い合わせ下さい。但しメーカーサイトでの明記が無い等当店でも事前の確認が出来ないケースがあり、お預かり後に実機にて確認となる場合があります。ご了承下さい。)

( )付きの機種はカスムメイドモデルで、2灯式バックライト液晶を選択可能な機種です。
( )内に:RGB-LEDの表記があるものはLEDバックライト液晶につき、バックライト交換は出来ません。

SONY VAIO

PCG-GRT99V/P,92V/P,92V,91V/P,91V,77V/P

PCG-GRT55F/B,52F/P,52F,51F/P,51F

PCG-GRT99S/P

PCG-GRT77E/P,72E/P,72E,71E/P,71E,55E/B,52E/P,52E,51E/P,51E

PCG-GRT99/P,77/B,55/B

PCG-GRT770/P,770,750/P,750

PCG-FR77J/B,55J/B,55J

PCG-FR77G/B,55G/B,55G

PCG-FR55R/P

PCG-FR77E/B,55E/B,FR55E

PCG-FR55/B,33/B,33

VGN-K71B,K31B,K31

VGN-FT93S,FT73DB,FT53DB

VGN-FT92PS,FT92S,FT52DB,FT52B,FT32B

VGN-FT91PS,FT91S,FT51B,FT31B

VGN-FT90PS,FT90S,FT50B

VGN-FW93DS,FW93JS,FW93XS,FW73JGB

VGN-FW92シリーズ,(VGN-FW82シリーズ),FW72JGB,FW52JB

VGN-FW91シリーズ,(VGN-FW81シリーズ),FW71DB/W,FW51B/W FW30B

VGN-E92B/B,E72B/S,E72B/D

VGN-E91B/B,E81B/B,E71B/S,E51B/S,E51B/D,E71B/G

VGN-E70B/S,E70B/B,E50B/S,E50B/B,E50B/D

VGN-AW52JGB 

(VGN-FW90NS,FW90S,FW90HS),VGN-FW70DB,FW50B,FW30B

VGN-FZ92NS,FZ92S パームレスト:ブラック,(VGN-FZ92NS FZ92S FZ92HS パームレスト:ホワイト)

(VGN-FZ91NS,FZ91S,FZ91HS),VGN-FZ71B,FZ61B,FZ51B,FZ31B

VGN-FZ90NS,FZ90S,FZ90HS,FZ70B,FZ50B

VGN-FE92NS,FE92S,FE92HS,FE53B/W,FE53HB/W,FE33B/W,FE33HB/W,FE33H/W

VGN-FE52B/H,FE32B/W,FE32HA/W,FE32HB/W,FE32H/W

VGN-FE91PS,FE91S,FE51B/H,FE31B/W

VGN-FE90PS,FE90S,FE50B,FE30B

VGN-FS43

VGN-FS92PS,FS92S,FS53B,FS33B,FS23B,FS52B,FS32B,FS22B,FS22VB

VGN-FS91PS,FS91S,FS71B,FS51B,FS31B

VGN-FS91PSY1,FS91PSY2,FS91PSY3

VGN-FS90PS,FS90S,FS70B,FS50B,FS30B,FS-20

(VGN-AW92YS,DS,JS,CYS,CDS,CJS:RGB-LED)

(VGN-AW82YS,AW82DS,AW82JS,AW52JGB,AW72JB:RGB-LED)

(VGN-AW91YS,DS,JS,CYS,CDS,CJS:RGB-LED)

VGN-AW81YS,AW81DS,AW81JS,(VGN-AW71JB:RGB-LED) VGN-AW51JGB

(VGN-AW70B/Q:RGB-LED) VGN-AW50DB/H

(VGN-AW90US,NS,S:RGB-LED)

VGN-AW80US,NS,S

VGN-AR95US,S VGN-AR85US,S VGN-AR75UDB,AR65DB,AR55DB 

VGN-AR74DB,AR64DB,AR54DB,AR84US,AR84S

VGN-AR94US,S

VGN-AR93US,S,AR83US,AR83S,AR73DB,AR53DB

VGN-AR92US,AR92S,AR82US,AR82S,AR72DB,AR52DB

VGN-AR91PS,91S,81PS,81S,AR71DB,AR51DB,AR50B

VGN-AR-90PS,90S,80PS,80S,70B,50B

VGN-AS54PS,54S,54B,34B

VGN-A74PS,A74S

VGN-A63,A73PS,73S

VGN-A72PB,A62B,A72PS,A72S,A51PS,A51S

VGN-A70P,A60B,A50B,A70PS,A70S,A60PS,A60S

富士通 FMV-BIBLO

NH90E/T,70E,50E

NH90G/T,50G/T

NH90H/T,50H/T,90HN

NH70J

NB75G/T,75G,70G

NB75H/T,70H/T,75H

NB90J/TS,90J/T,55J/T

NB80K,75K,55K

NB80L,75L,55L

NB80M,75M,55M,75MN

NB75R/T,55R/TS,55R/T,75RN/T

NB75S/T,55S/TS,55S/T,75SN/T

NB75T/T,55T/T,55T/TS

NB70T,NB50T,(NB70TN)

NB55UD,50U,55UD,(NB50UN)

NX90J/T,70J/T,50J,90JN

NX90KT,70KT,90KN

NX90L/W,70L/W,90LN/W

NX90M/W,90MN/W

NX90R/W,70R/W,90RN/W,70RN/W

NX95S/D,90S/D,70S/W,90SN/D

NX95T/D,90T/D,70T/D,90TN/D,70TN/D

NX95U/D,90U/D,70U/D,90UN/D

NX95W/D,70W/D,90WN/D

NX95X/D,90X,95NX/D

NX95Y/D,90Y/D,90YN

NX/A90D,/A90N

NF75UV,(NF70UN,NF40UN)

NF75W/V,70W,50W/V,(NF75WN,50WN)

NF75X/D,55X/D,70X,50X/V,(NF75XN/D,70XN,50XNV,50XN)

NF75Y/D,55Y/D,75Y,(NF75YN/D,70YN,50YN)

NF/A75D,/A75,/A55D,(NF/A75ND,/A70N)

NF/B90D,/B75D,(NF/B75ND,/B70N)

NF/C60D,NF/C60H,(NF/C70N,C60N)

NW/C90D

NEC LaVie

LC800/MG

LC900/GD,LC900/HJ, LC900/JG,LC900/KG,LC900/LG,LC900/MGLC900/RG,LC900/RG1J
LC900/RJ1T

LC930/KG

LC950/HJ,LC950/JJ,LC950/KG,LC950/LG,LC950/MG,LC950/RG

LL550/LG3E,LL550/MG,LL550/MG1B,LL550/MG1J,LL550/MG1K,LL550/MG1KS
LL550/MG1T,LL550/MG3E,LL550/RG,LL550/RG1B,LL550/RG1J,LL550/RG1JB
LL550/RG1JP,LL550/RG1K,LL550/RG1KB,LL550/RG1KP,LL550/RG1KS,LL550/RG2KS
LL550/RG3E,LL550/RG3EB,LL550/RG3EP,LL550/RG3KSLL550/RG6B,LL550/RG6P
LL550/RJ1K

LL560/LG1KR,LL560/LG3ER,LL560/LG6BL,LL560/LG6PK,LL560/LG6RD,LL560/MG1KP
LL560/MG1KR,LL560/MG1KS,LL560/MG1TR,LL560/MG3ER,LL560/MG6BL,LL560/MG6PK
LL560/MG6RD

LL565/LG1KB,LL565/LG6BK,LL565/MG1KB,LL565/MG1TB,LL565/MG6BK

LL570/KG,LL570/KG3E,LL570/LG,LL570/RG,LL590/KG,LL590/LG

LL700/GD, LL700/GD1J,LL700/GD1M,LL700/GD1Y

LL750/9D,LL750/AD,LL750/AD9K,LL750/BD,LL750/BD1B,LL750/BD1J,LL750/CD
LL750/CD1B,LL750/CD1E,LL750/CD1W,LL750/DD,LL750/DD1B,LL750/DD1J
LL750/DD1K,LL750/DD1M,LL750/DD3E,LL750/ED,LL750/ED1B,LL750/ED1J
LL750/ED1W,LL750/ED3E,LL750/FD,LL750/FD1B,LL750/FD1BB,LL750/FD1J
LL750/FD1K,LL750/FD1M,LL750/FD3E,LL750/GD,LL750/GD1B,LL750/GD1J
LL750/GD1M,LL750/HG,LL750/HG1J,LL750/HG1K,LL750/HG1M,LL750/HG3E
LL750/JG,LL750/JG1J,LL750/JG1K,LL750/JJ1BB,LL750/KG,LL750/KG1J
LL750/LG,LL750/LG1B,LL750/LG1J,LL750/LG1K,LL750/LG1T,LL750/LG3E
LL750/MG,LL750/MG1B,LL750/MG1J,LL750/MG1KS,LL750/MG1N,LL750/MG1T
LL750/MG2J,LL750/MJ1BB,LL750/RG,LL750/RG1B,LL750/RG1J, LL750/RG1KS
LL750/RG1N,LL750/RG3E,LL750/RJ1K,LL750/RG1WP,LL750/SG,LL750/SG1J
LL750/SG1JB,LL750/SG1JR,LL750/SG1KS,LL750/SG2JB,LL750/SG3E,LL750/SG3EB
LL750/SG3EP,LL750/SG3ER,LL750/SG6B,LL750/SG6P,LL750/SG6R

LL760/AD

LL770/9DT,LL770/AA9Y,LL770/AD,LL770/AD9B,LL770/AD9BB,LL770/AD9K,LL770/AD9T
LL770/BD,LL770/BD1BB,LL770/BD1K,LL770/CD,LL770/CD1E,LL770/CD1K,LL770/DD
LL770/DD1K,LL770/DD3E,LL770/ED, LL770/ED1K,LL770/ED2J,LL770/FG,LL770/GG
LL770/HG,LL770/HG1K

LL780/AD

LL790/ED,LL790/ED1N,LL790/ED1T,LL790/ED2T,LL790/FD,LL790/FD1K

LL800/HG1J,LL800/HG3E,LL800/KG,LL800/KG1J,LL800/LG,LL800/LG3E

LL850/BD,LL850/ED3E,LL850/FD1J,LL850/FD3E,LL850/GD,LL850/GD1J,LL850/HJ
LL850/JG,LL850/JG1J,LL850/JG3E,LL850/KG,LL850/KG1K,LL850/KG3E,LL850/LG
LL850/MG,LL850/MG1J,LL850/MG1K,LL850/MG3E

LL900/9D,LL900/AD,LL900/BD,LL900/CD,LL900/CD1E,LL900/DD,LL900/DD3E,LL900/ED
LL900/FD,LL900/FD1Y

LL910/AD

LL970/DD,LL970/DD3E,LL970/HG

LL990/FD

LT700/AD

LT750/AD

LT900/AD,LT900/BD,LT900/CD,LT900/CD1T

LW700/BD,LW700/BD1E

LW900/BD,LW900/CD,LW900/CD1T,LW900/DD,LW900/DD1T,LW900/DD2T

東芝 dynabook

AX/55C TX/67C

Qosmio E10/1KLDEW,E10/1KCDE Qosmio F30/83C,G30 Qosmio G40/97C など

SHARP Mebius

PC-XG70H PC-XG50H PC-XG70J PC-XG60K など

*東芝、SHARPの情報は現在確認中です。今後随時追加致します。

  9/14 NEC LaVieシリーズの情報を追記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

モバイラーになりたいっ その7

修理スタッフのKtyです

今度こそモバイル用PCを仕上げようと思っているものの、 変なこだわりの為に毎回先送りとなるモバイラーデビュー。はてさて、今回は如何に。

   

Img2631r_3 落札の3日後にFMV-7100MT5が届いた。今度こそ、これで最後だ。これ以上余計な買い物をする訳には行かない。1.8インチ40GB HDDとマウンタ、内蔵無線LANカードとアンテナ、無線LANスイッチノブ、新品のバッテリーと、今回必要なものは全てこの7100MT5の落札によって揃ったのでこれ以上の買い物は必要無い。筈である。

   

Img2578r_2早速各部をチェックする。先ず目につくのは、無線LANのスイッチである。7090MT4では蓋がされてのっぺりしていた場所にスイッチがあり、外からは見えない内蔵無線LANの存在を控えめに主張している。

   

ディスプレイを開いて見ると、確かに液晶パネルは割れていた。これについては既に7090MT4のパネルが2枚あり、もとよりこれのどちらかと交換するつもりでの落札なので問題ない。

Img2589r 次はメモリだ。裏蓋を開けてみると片面に8枚のチップが並んだモジュールが挿してある。これはもしやと思ってラベルを見ると、"1GB"の文字が。メモリもいずれは1GBにしようと思っていたので、これで別に買わなくても済みそうだ。ヤフオクの商品説明には恐らく明記されていたのであろうが、HDD容量や内蔵無線LAN、バッテリーの事にばかり関心が行って、メモリ容量はチェックし忘れていた。

  

更にもう一つ、裏蓋を開けて確認するものがある。そう、HDDである。3本のビスを外して裏蓋を開け、ケーブルを外してHDDを取り出し、ラベルを確認する。間違いなく40GBと表記されている。あとは不良セクタが無いことを祈るばかりである。後でDriveFitnessTestでチェックしてみよう。

ここまでチェックしたら先ずはとにかく液晶パネルの交換が必要だ。画面が見えなくては動作チェックもままならない。

但し、この機種は本体側も分解してトップカバーを外さないとディスプレイ側が分解できないという厄介な構造なのだ、そこで、分解ついでに本体内部も点検しておく事にする。

ということで、早速7100MT5をばらしにかかる。スイッチパネル、キーボードを取り外し、本体底面とキーボード下に現れたネジを外す。

タッチパッドとスピーカーのケーブルを外し、トップカバーを外すと、そこには確かに無線LANカードが内蔵されており、ヒンジ部分から伸びたアンテナケーブルがカードに接続されていた。

本体内部を点検したところ特に問題はなさそうだ。埃の付着も無くそこそこ綺麗である。

続いて肝心のディスプレイ部分の分解である。先ずはネジ隠しを剥がす。続いてLCDベゼルを固定しているネジを外し、ベゼルを取り外しにかかる。この機種はケーシングがマグネシウム合金製で固い為、ベゼル側を上手く変形させて咬み合わせを外して行かないと爪が欠けてしまう。

慎重に作業を進めてと思った矢先、ベゼルの一部にクラックが入っている事に気づいた。これも7090MT4から程度が良い方を移植しよう。恐らく液晶パネルが割れた際に一緒に損傷したのだろう。落下かはたまた物をぶつけてしまったのか。

破損はしていても、念のため慎重に外す。ベゼルを取り外すと無線LANのアンテナが内蔵されている事を確認出来た。

続いてケーシングにLCDを固定しているネジを外し、LCDケーブルとバックライトケーブルそれぞれのコネクタを外して液晶パネルを分離する。

今度は液晶パネルのドナーとなる7090MT4の分解である。7100MT5と同じ手順で分解してから液晶パネルを取り出し、これを7100MT5に移す。LCDケーブルとバックライトケーブルを接続し、ケーシングに納めてねじ留めする。

この段階で表示を確認してみる。キーボードを仮付けし、ACアダプタを接続して電源スイッチを押す。すかさずF2キーを数回押してBIOSセットアップ画面を表示させる。HDDが無いのでそのままではバックが黒い画面の左上に Operating System not found と控えめな大きさでメッセージが出るだで表示の確認にならないので、BIOSセットアップ画面にするのである。

結果、表示に問題は無いので本組みする。先程とは逆の手順で組上げ、その途中でLCDベゼルとキーボードは7090MT4のものと入れ替えた。ベゼルは前述の通りクラックが入っているからである。キーボードは全体的にオレンジ色っぽく変色していた為、これより程度の良い7090MT4のものと換える事にした。

全て組み上げたら、USBポートに外付けFDDを接続し、FDブートのmemtest86でメモリのエラーチェックを開始。同時進行でHDDを7090MT4に移し、こちらにもUSB FDDを接続してDriveFitnessTestでエラーチェックを実施。

結局メモリは10passでエラーなし、HDDもLongTestにてエラーなしの結果で一安心。

HDDを7100MT5に戻してWindowsをインストールする。その方法は7090MT4の時と同じ。と言いたいところだが、今回は違うのである。あの時はWindowsのインストールの為にわざわざ外付けの光学ドライブを買う必要は無いと断言していたのだが、よくよく考えるとアプリのインストールなど、外付け光学ドライブが必要になる場面はWindowsインストール後も結構ある。

その度にノート用内蔵光学ドライブに変換アダプタや電源ユニットを接続して・・・と考えると面倒なので、モバイルでも使えそうなUSBバスパワーで動作するポータブルタイプの安価なものをネットで探したところ、2千円台半ばで買えるものが見つかったのですぐにポチッとしてしまったのである。

Img2637r このドライブが7100MT5で起動ドライブとして使えるか否かは未知数であったが、いくつかの機種で起動ドライブとして使用出来たとの情報があり、他機種ながら富士通製のPCも含まれていた。それなら7100MT5でも大丈夫である可能性はあると考えた。

結論から言うと7100MT5の起動ドライブとして使え、Windowsのインストールを完了出来たのであるが、少々試行錯誤が必要だった。

この後は7090MT4の時と同様にドライバとセキュリティソフトのセットアップ、Windowsアップデートを実施した。文章で書くと簡単だが、Windowsのクリーンインストールとその後の一連の作業を僅か数日の間に2回も行うのは結構面倒だ。

続いて接続設定である。先ずは自宅の無線LAN環境で使用できる様に設定する必要がある。ここまでは必要なかったので、新しく増えた内蔵無線LANのスイッチをOFFにしてあったが、いよいよONにする時が来たのである。

本体向かって左全面のスイッチノブを右にずらし、"ON"にする。画面右下の通知領域の無線LANクライアントマネージャのアイコンをダブルクリックして設定画面を開く。

SSIDの入力とセキュリティ設定を行う。しかしこれだけではつながらない。ルータ側でMACアドレスフィルタリングを行っているので、我が家のLANでは新顔となる内蔵無線LANカードのMACアドレスをルータに登録してやらなければならない。

コマンドプロンプトで ipconfig /all と入力し、内蔵無線LANカードのMACアドレスを確認し、LANケーブルを接続してルータの管理画面に入る。

先程確認したMACアドレスをルータに登録し、ルータを再起動する。LANケーブルを外して無線LANでの接続を試す。すぐに"ワイヤレスネットワーク接続に接続しました"と表示された。

ブラウザを起動するとホームページとして設定しているyahooのトップページが開き、これでネットへの接続を確認できた。

続いて外出時の接続設定だ。外出時の接続環境は二通りで、公衆無線LANかFOMAである。先にFOMAの設定を済ませよう。先ずはdocomoのサイトから自分の端末用のドライバをダウンロードしてセットアップ。

次に携帯のUSBモードを"通信モード"に切り替えてからUSBケーブルでPCと接続し、認識させる。今度は"ネットワーク接続"の"新しい接続を作成する"より、携帯での接続設定を行う。設定完了後、テストを行うと問題なく接続された。

最後に公衆無線LANの設定を行う。プロバイダは@niftyを利用しているが、Webサイトで公衆無線LANのサービスいついて確認したところ、@nifty HOT SPOT と BB モバイルポイントの2つが申し込みなしで利用できるとの事なので、それぞれの接続設定を行っておいた。

これでマクドナルド他のファーストフード店や駅などでモバイル出来る。今度の休日に7100MT5を持ち出して、念願のモバイラーデビューを飾るとしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

PCI Parity Error !

修理スタッフのKtyです。

普段はお客様方のトラブルを抱えたパソコンを診断、修理していますが、今回は自分のパソコンでこれを行う羽目になり、しかも解決に手間取った話です。

私は店頭に於いて、業務用として3台のパソコンを使用しています。

1台は事務専用マシンとして、メールの送受信や各種事務処理、ネットでの情報収集などに使用しています。機種は富士通のFMV DeskPower ME5/657です。

2000年の秋モデルで9年も前のものです。何度か段階的に手を加え、現在の構成はCPUをDuron 650MHzからAthlon 1.2GHzに換装、CPUクーラーと電源、ケースファンを強化、メモリは512MB、HDDを2台搭載してページングファイルをシステムと別ドライブに設定、OSはWindows MeからXP proに変更、視覚効果や不要なサービスを停止、メモリ関連のレジストリチューニングを行っています。

幾つもウィンドウを開いたり、複数のアプリを開いての作業ではもたつく事もありますが、まだまだ現役です。

この他に、ディスク修復やデータ復元等の作業用としてノートとデスクトップ各1台を使用しています。

ノートはhpのCompaq nx9000です。Pentium4M、15インチ画面のデスクノートです。
ヤフオクでBIOSパスが設定されたリースアップ品を安く落札してパスを解除し、レストアしました。

もう一台は自作デスクトップです。マザーはGIGABYTE GA-7VM400AMF、CPUはAthlonXP 2200+、メモリ1GB、グラフィックはRADEON 9600SE、OSはWindows XP Pro と Vistaという構成ですがデュアルブートでは無く、HDDをモービルラックで差し替えて使用します。ケースはミドルタワーで5インチベイに2つのモービルラックを取り付け、必要に応じてハードディスクを正面から入れ替えられる様にしてあります。

今回は、この作業用自作デスクトップPCに於けるトラブルです。

いつ頃からだったか、多分2週間位前ですが、このマシンに於いてPCI Parity Error!なるメッセージが表示されるようになりました。

どの様なタイミングで発生するかと言うと、初回はこんな状況でした。

最近品薄になりつつあるP-ATAの2.5インチHDDを在庫用として幾つか取り寄せたので、エラーチェックをする為に1台をモービルラックのプライマリマスタにセット、HDDメーカーが提供しているFDブートのツールでチェックしようと電源を入れました。

FDからブートしてツールの画面が出たところで、目的のハードディスクの型番が表示されている事を確認してチェックを開始。

インターフェイステスト、メカニカルテストなど、所定のテストが順番に自動的に進んで行き、メディアテストに入って暫くした時の事です。

突然画面が消えて真っ暗になってしまいました。HDDのアクセスランプも消えています。

仕方なくスイッチを長押しして電源を切り、再起動しました。POST画面が消え、FDからブートする筈のタイミングで "PCI Parity Error ! Press F1 to continue F2 to reboot"とメッセージが出て止まってしまいました。

初めて見るメッセージです。早速 PCI Parity Error をキーワードにネットで検索して見ましたが、日本語のページは殆どヒットしません。

その数少ないページを見て回りましたが、解決のヒントとなりそうなものは一つも見あたりませんでした。

英語のページも幾つか見てみたものの、同様でした。(本当は英語が苦手で、翻訳サイト
で逐一翻訳しながら意味を拾って行くのが面倒だった事は内緒です。:-P )

PCI Parity Errorと言うからにはPCIバス関連のエラーだろうと考えましたが、PCIスロットには拡張ボードは挿してありません。

しかし、オンボードでPCIバスに接続されているデバイスもあるので、先ずはこれらをBIOSでdesableにして再起動してみます。

今度はエラーチェックツールが起動しました。やはりオンボードデバイスのどれかに不具合か?と思いましたが、またしてもツール実行中に画面が暗転しました。

今度はCMOSクリアを実施します。その後Load Defaultを実行し、日付と時刻を再設定してから再起動。結果は、改善したかに見えましたが、結局は同じ状況に陥ります。

HDDを抜き、代わりにシステムドライブ(Win XP)をセットして起動してみます。何事も無かったかの様に正常に起動しました。

再度FD起動を試みると、発生のタイミングの違いこそあるものの結局はエラーとなってしまいます。

この状況を解決するまではこのマシンは作業用には使えません。エラーを抱えたパソコンにお客様のハードディスクを接続してデータの復元やチェックディスクを行う訳には行かないからです。どんな障害が発生するか分かりません。

しばらくはノートPCで代用する事にして、これまでは我慢と工夫で乗り越えましたが、デスクトップと違って使い勝手が悪く、何かと不便です。

ここは本腰を入れて、一気に原因究明と解決をと意気込んで作業を始める事にしました。

しかし、この様な作業は閉店後で無いと出来ず、開始時は既に20:00を過ぎていました。

先ずはエラー原因の究明ですが、PCI Parity Errorについては情報も無く、どこから手を付けたら良いのかもさっぱり分かりません。

あれこれ悩んだ挙げ句、こんな時は基本的なところから攻めるしかないとの結論に達しました。

CMOSクリアは既に試みたので、先ずはメモリーエラーをチェックしてみます。

memtest86+を10passほど走らせてみましたが、エラーを吐くことはありませんでした。

念の為、HDDを接続せずにFDからブートしてみましたが結果は同じだったので、HDDやHDDケーブルはシロと見ました。

次にビデオボードを外してオンボードビデオで起動しましたが、これも結局は同じ結果でした。

まさかとは思いつつPS2接続のキーボードとマウスを取り外し、USBのものに挿し替えて起動してみます。

すると、エラーが出なくなりました。まさかPS2のインターフェイスが原因だったのか?

再起動を繰り返してもエラーは出ません。ではHDDのエラーチェックを実行してみましょう。

無事にツールが起動し、チェック開始後も順調です。しかし、もうすぐ完了というところでまたしても・・・

一体何が原因なのか。解決の糸口もつかめません。困りました。

そこで、これまでに行ったチェックの際の経過を思い出してみる事にしました。

すると、マシンを寝かせて起動した場合はエラーとならず、立てて起動した際には高確率dでエラーとなっている事に思い当たりました。

寝かせると正常で、立てるとエラーになる・・・重力の影響を受けるもの?・・・ある程度の
重さがあるもの・・・マザーボード上の重量物という事か・・・そうか、CPUクーラーだ!

そこでマシンを寝かせたまま、HDDエラーチェックツールを起動し、暫く放置してエラーが出ない事を確認します。10分程様子を見ましたが異常はありません。

その状態で、CPUクーラーを指先で軽く押してみます。出た、出た! PCI Parity Error !
の文字が!

まさにBINGO!って感じですが、問題はここからです。

CPUクーラーが重力の影響を受けて傾こうとする際にエラーとなる事は判明しましたが、何故これでエラーになるのかが気になります。

CPUクーラーの取り付け不良であれば、正しく取り付けをし直す事で改善が見込めます。

しかし、もう一つの可能性は少々厄介です。

CPUクーラーが傾こうとする際にはCPUソケットを引き剥がそうとする力が働いている事となります。何しろソケットAはマザーボードに半田付けされたCPUソケットの爪にCPUクーラーのクリップを引っかけて固定しており、CPUクーラーの重量はCPUソケットが支えていますが、それはすなわちCPUソケットとマザーボード間の半田が支えていると言うことです。

この半田が重量に耐えきれずに、剥離やクラック等の不具合が発生しているとしたら・・・

そうなったらマザーボードを交換するしかありません。

何れにしても先ずはCPUクーラーを外してみる事にします。おっとその前にクーラーが正しく取り付けられているかどうか確認しておきましょう。

特に傾いている事は無く、クリップもCPUソケットの爪に確実に掛かっています。

取り付けには問題は無さそうでした。

クリップを外し、慎重にCPUクーラーを持ち上げて外します。

裏返してCPUのダイとの接触面を見てみると、サーマルグリスが不足している様です。

CPUダイ表面も同様でした。グリス切れだったのか?

CPUダイ表面とCPUクーラーの接触面とをクリーニングした後、ダイ表面にサーマルグリスを適量塗布します。

その後、CPUクーラーを正しく位置決めしてCPU上に置き、クリップをソケットの爪に確実に引っかけて固定します。

CPUクーラーが正しく確実に固定された事を確認してからマシンを寝かせたまま起動し、CPUクーラーを押してみました。エラーは出ません。

続いてマシンを立てて起動し、HDDのエラーチェックを実行してみます。今度もエラーは無く、無事にエラーチェックを完了しました。

その後も数回再起動しましたがエラーはありませんでした。

キーボードとマウスをPS2のものに替え、ビデオボードも取り付けて以前の環境に戻して起動した結果も正常でした。

やれやれ、やっと解決しました。結局原因はサーマルグリス切れということでしょうか。

半田不良では無かった様で一安心です。最悪はマザーボード交換も覚悟する必要がありましたが、マザーボード交換となるとマザーだけでは済まなくなります。CPUもメモリも規格が全く変わっているので、これらも同時に新調しなければなりません。更にはOSの再インストール、アプリのインストールなどの環境設定も最初からやり直し・・・気が遠くなりそうです。

まあそれは避けられた訳ですが、この様な状況になったのは何故なのか?何かしら原因があるはずです。

色々と思い返して見ると、ありました、思い当たる事が。

暫く前に担当した案件でこのマシンと同じCPUが載ったパソコンがあり、不具合の原因がCPUかマザーボードかを切り分ける為にCPUを取り外した事を思い出しました。

時間に追われて作業をしていた為か、CPUを戻す際にサーマルグリスを塗り直した記憶がありません。

どうやらこれが原因だった様です。

お客様のパソコンに於いてはあり得ない事ですが、自分のパソコンとなるとどうも手抜きというか油断してしまうところがあるようです。「紺屋の白袴」というやつでしょうか。

とは言え直って良かった。これで安心して作業が出来る環境が戻りました。

時計を見ると23:00をとうに過ぎています。夕食が明日にならない内に帰る事にしましょう

| | コメント (0) | トラックバック (1)

バックライト交換修理の限界

修理スタッフのKtyです。

当店への修理依頼の内、最も多いのがバックライト交換修理です。

起動時画面が赤い。画面が突然暗くなった。など、お問い合わせに於いてもバックライトが点灯していないと思われる症状が数多く寄せられます。

これらの症状の原因のトップはバックライト不良です。(当店実績では画面が暗い原因の60%がバックライト不良です)

バックライトは照明に使われる蛍光灯に類似した構造で、発光原理は似ています。

ガラス管の内側に蛍光物質が塗布され、更に管内にはガスや微量の金属元素が封入されています。管の両端には電極が設けられ、これに高電圧をかけて放電させる構造となっています。この放電の際に発生した紫外線によって蛍光物質が発光する事で可視光を得て光源としています。

使用時間の経過に伴い、管内の蛍光物質やガス、金属元素の劣化等により輝度が低下して行きます。

一般的なノートパソコンの液晶パネルにはバックライトが1本使用されており、これを1灯式と呼んでいます。機種によっては2本のものもあり、これは2灯式と言います。

1灯式のバックライトの寿命は10,000時間程度と言われており、これを基に1日8時間、1ヶ月に25日使用するとして計算すると 10,000h÷8h/day×25day/month×12month/year=4.16666・・・yearで、4年強となります。しかし、実際にはもっと短時間でバックライトが点灯しなくなる事例は多く、個体差や使用環境も影響しているものと思われます。

バックライトの劣化によって点灯しなくなる理由は以下の通りです。バックライトは劣化に伴って消費電力が増大します。言い換えると、劣化したバックライトの点灯を維持する為には新品時より多くの電力を供給する必要があると言う事です。これがインバーターの供給能力を超えた場合にバックライトが点灯しなくなります。

場合によっては、電力増による負担に耐え切れずにインバーターが壊れてしまっている事もあります。

画面が完全に暗くなってしまったパソコンのバックライトをテスト用インバーターで点灯させると、暗く光る、赤く光る、画面の半分が暗く光り残りの半分は殆ど光らない、全く光らないといった状況に大別出来ます。 

Img4419r一番目と二番目はバックライトの劣化により点灯を維持出来なくなっている状況です。特 に二番目の赤く光る症状はバックライト劣化の末期的症状です。起動時だけでも赤く光る場合はバックライトの劣化がかなり進んでおり、いずれ点灯しなくなる可能性大です。画像は赤く光る症例です。

           

Img4261r_2

三番目の画面の半分が暗く光るは、バックライトとインバーターを接続するケーブルのバックライト側の接続部分が、熱によると思われる劣化で断線してしまった症状です。この熱は、バックライト劣化による電力消費増によるものと考えられます。

                 

Img4658r_3

画像はバックライトとケーブルの接続部分が熱により劣化して断線してしまった事例です。             

 

                             

Img6214r

このケースでは、バックライト交換の為に液晶パネルを分解すると、不具合箇所周辺のプラスチック製フレームが熱で変形したり、変色しています。(画像黄枠内)

     

四番目はバックライトのガラス管が焼き切れている場合です。希に落下などの衝撃によりバックライトが粉砕してる場合もあります。ガラス管焼き切れの場合も三番目同様の理由で発生しているものと思われ、フレームの変形や変色が見られます。 

新品時より明らかに輝度が低下していたり、起動時に赤く光る場合は、そのまま使い続けるとインバーターも壊れてしまう場合があります。その際、一般的なノートパソコンの場合の修理代金はバックライトのみの交換修理に比べて1万円前後は高くなります※。早めのバックライト交換をお勧め致します。※当店比

逆の見方をすると、診断結果がインバーターのみの不良(テスト用インバーターにてバックライトは正常と思われる点灯状態)であっても、インバーター故障を引き起こす様な消費電力増を伴う劣化が、バックライトに発生している可能性があります。発売から概ね3年以上経過したパソコンに於けるインバーター不良はバックライトの劣化によって発生した可能性が高いと考えられる事から、バックライトとインバーターの同時交換をお勧め致します。この状況でインバーターのみを交換しても、インバーター故障が再発する可能性がある為です。

尚、バックライト交換修理には幾つかの注意点があります。

液晶パネルのバックライトは元来交換することを前提として設計されておりません。当店ではこれを交換する技術を確立してバックライトのみの交換修理を行っており、多くの交換実績がございますが、バックライト交換修理は、画面が暗くなってしまったパソコンの「実用的な機能回復をリーズナブルな料金にて行う修理」とお考え頂きたいという事です。

バックライトを交換して画面が暗い症状が回復しても、新品時と同様にはならない場合があります。

その理由はバックライトのみの交換であり、バックライト以外の液晶パネル構成部品の劣化などによる不具合は改善出来ないという事です。

  

Lcd_profile02_2 液晶パネルは一般的に図解の様な構造となっており、液晶表示部とバックライトユニットに大別出来ます。液晶表示部は、表面に制御用の電極が形成された2枚の薄いガラスパネルの隙間(数μm)に「液晶物質」が封入されています。これに制御信号を加える事で画像を表示しますが、液晶それ自体は発光しない為、別途光源が必要となります。

   

この光源を構成するのが「バックライトユニット」です。バックライトユニットは以下の部品で構成されています。バックライト(CCFL:冷陰極蛍光ランプ)、導光板(線状の光源であるバックライトの光を面状に展開する透明アクリル板)、散光シート(画面の隅々までをムラ無く照らす為に光を拡散するシート。特性の異なるシートが複数枚重ねられている。)

バックライトユニットの光が液晶パネルを透過する際に、RGBの光の三原色の組合せによって画素単位で色を作り出し、明度も制御する事によって画像や映像を表示しています。

ここで問題となるのは、バックライトユニットの構成部品である「導光板」と「散光シート」です。

これらはプラスチック製であり、経年劣化が発生します。特に導光板はバックライトと接する様に配置されている事から、バックライトから発生する紫外線や熱の影響を受けやすい状況にあると言えます。

これにより導光板が変色したり、バックライト電極付近の一部が溶解して表面が荒れたり変色する場合があります。前述の通り、劣化したバックライトは消費電力増による発熱の為、バックライト交換が必要なケースの殆どでバックライト電極付近の導光板表面に荒れが発生しています。

Img2042r これがどの様な影響をもたらすかと言うと、画像の様な陰影や黒ずみとなって現れます。

画像はバックライト電極の熱の影響で導光板が変質し、画面右下隅に陰影が発生している状況です。バックライトは交換済みです。

      

Img2460r こちらは導光板のバックライトと接するエッジ面に於いて変色が発生した事例です。どちらも同じメーカーの同系列型番の液晶パネルの導光板です。

右側の導光板はエッジ面が変色して黄ばんでいます。この場合は画面の白い部分が黄色みを帯びて表示される為に画面全体が古びた感じを受けます。

散光シートが同様に黄変するケースもあります。この場合も導光板の変色と同様の影響が発生する事が考えられます。

これらの液晶パネル構成部品の劣化による不具合は、残念ながらバックライトを交換しても改善されません。これを改善する為には液晶パネルを交換する必要があります。

これらが、「実用的な機能回復をリーズナブルな料金にて行う修理」である所以です。

とは言え、全てのケースに於いて変色が発生している訳では無ありません。むしろ少数派です。

当店で実施したバックライト交換修理の殆ど(概ね98%程度)は実用上問題ない綺麗な仕上がりとなっています。

バックライトが消えてしまう前から画面の白い部分が黄色みを帯びていた、画面の左下や右下の隅が極端に暗いといった状況で無ければ、まず問題ないと考えて頂いて大丈夫です。特に画面の左右下隅の黒ずみ程度なら、バックライト交換後に残っていても実用上は問題無い筈です。

メーカー修理では、例えバックライトのみの不良であっても液晶パネル交換またはディスプレイユニット丸ごとの交換で数万円の修理料金となることと比べれば、多少黒ずみ等があったとしても充分にお得かと思います。

万一、実用上でも耐え難い変色や黒ずみ、その他画面の不具合がある場合は、液晶パネル交換もメーカー修理に比べてリーズナブルな料金で承っておりますのでご相談下さい。(線状のドット抜けや液晶が割れてしまっている場合の交換修理も承ります。)

液晶パネルは新品の他、程度の良い中古のパネルが入手可能な場合もありますので、出来るだけ安く済ませたいという方も是非ご相談下さい。

当店ホームページにお得なクーポンをご用意しております。当店ホームページのトップページにありますので探してみて下さい。(ご利用の際はクーポンに記載されている注意事項を良くお読み下さい)

修理お申し込みに際しましては、その他にも注意事項がございます。詳しくは当店ホームページの「お申し込みの流れ」ページ内の「パソコン修理依頼に関する合意事項」のページをご覧下さい。

また、ご不明な点は「お問い合わせ・お申し込みフォーム」、電話、FAX(FAX用フォームをご利用下さい)にてお問い合わせ下さいませ。

サウスプロジェクトチーム 電話 03-6904-3176  FAX 03-6904-3177

ホームページ http://www.saws-project.com/index.html 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マザーボード不良によるトラブル例

2月は1件も投稿しなかったのですが、2月の作業内容を振り返って見ると、マザーボード交換(または修理)が6件もありました。1月に6件は少ない様ですが、大抵の場合マザーボード不良と診断すると、修理中断になるケースが多いので、6件という数字は決して少なくはないのです。

6件の内容はというと、まずNEC Valuestar VT9001Dですが、症状は「電源を入れても起動できない。ビープ音がピーピッピッと鳴る。」というもので、BIOSの警告音からマザーボードのビデオチップ関係の不良と判明し、マザーボードを交換し修復しました。

次にLavie LL910/6ですが、症状は「電源は入るが画面に何も表示せず、起動できない。」というもので、診断の結果マザーボード不良と判明し、マザーボード交換となりました。

次もLavie LL910/Aですが、症状は「PCカード、SDカードスロット、IEEE1394ポートが使用できない。」というもので、これは別の故障で一旦メーカー修理に出したというお話でした。・・・・・・・マザーボードを交換しました。

4例目はdynabook AX/55Aですが、症状は「電源が入らない。」というもので、キーボードにうっかり液体をこぼしたという事でした。診断の結果、液体の侵入でマザーボード上の回路がショートしコンデンサが破損していたので、マザーボードの部分クリーニングと破損したチップコンデンサ1個を交換して修復しています。ノートパソコンのチップ部品の交換は部品の定格などが不明なので殆ど出来ないのですが、できる場合もあります。(担当はKty)

5例目はHP Pavillion dv9000で、症状は「画面表示が不良で、液晶画面、外部モニター共一時的にしか映らない。」というもので、画面が表示されたりされなかったり(つまり真っ暗になる)、フリーズしたりといった症状で、診断の結果、マザーボード上のNVIDEAのグラフィックチップが不良と判明し、マザーボード交換となりました。

最後はIBM ThinkPAD R50eで、「画面が暗い」症状でしたが、調べてみるとバックライトが折損していたので、バックライトを交換しましたが、点灯せず、更に診断すると、マザーボードからのインバーター駆動電圧が出力されておらず、マザーボード交換となりました。

マザーボード交換の修理代はマザーボードの部品代がいくらになるかで決まります。診断料と交換代の合計は、殆どの場合修理代金全体の半額以下ですので、いかに安く正常に動作するマザーボードが入手できるかにかかっています。

ちなみに今回掲載したマザーボード不良の修理代がどれくらいか興味のある方は当店のホームページの「パソコン修理実績」の「その他」の項目をご覧下さい。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

パソコントラブルの予防

気が付けばもう3月に入っている。ブログの最終更新日が1/31なので2月は1件も投稿していなかった。「最近サボっているんじゃないか?」と言われそうなので、久々に投稿する事にしました。当店のお客様で「貴店のブログは非常に参考になる。」とメールでコメントを寄せる方もいるので、少しは期待に答えなければ・・・。

当店に持ち込まれるパソコンのトラブルで、結構多いのが「つい、うっかり」が原因のものです。(つい、うっかり)ぶつけた。落とした。何かをはさんだ。蹴った。ワインをかけた。水をかけた。・・・などなど。先日持ち込まれたLet'Note CF-W5は、2-30cmの高さから落としてしまい液晶にひびが入ってしまった。「丈夫だと思っていたので、ショックです。」とお客様は仰っていましたが、いくら外側は丈夫でも液晶は薄いガラスなので、簡単に割れてしまいます。「つい、うっかり」が原因のものは、「気を付ける」しか予防方法はないのでは?

次に経年変化によるトラブルについて、時間が経つと劣化していく部品としては「液晶のバックライト」「ハードディスク」「光学ドライブ」「電源ジャック」「CPU冷却ファン」などが挙げられます。バックライトは蛍光灯なので、経年で劣化するのは、特に説明しなくても理解できると思います。ハードディスクや光学ドライブはモーターで回転させているので磨耗部分があります。特にハードディスクは、使用中は回転しっぱなしなので、モーターが劣化します。(以前調べた情報では耐久年数は4-5年程度との事でした。)たまに電車の中で、ノートパソコンを膝に乗せて使っている方を見かけますが、ハードディスクのデータを読み出すヘッドはディスクの上に数ミクロンの距離でディスクの回転で起きる空気圧で浮いています。このヘッドとディスク表面が接触すれば・・・「CRASH(クラッシュ)!!」という事になります。振動の激しいところで、パソコンを使うのは避けましょう。

ハードディスクのモーターが劣化してくると、データの読み書きに時間が掛かる様になり、パソコン全体の動きが遅くなります。異音が発生し始めたら、壊れるのは間近です。耐久年数が4-5年だからと安心してはいけません。1年程度で壊れてしまった例もあります。大事なデータはCDやDVDにバックアップを取りましょう。昨日まで動いていたパソコンが今日は動かないという事もよくあります。

データのバックアップも大切ですが、パソコンを再セットアップする「リカバリー」情報がハードディスク内に入っているパソコンは、ハードディスクが壊れたらリカバリーが不可能になりますので、リカバリーCDやリカバリーDVDを作成するのも忘れずに行って下さい。当店の修理でもハードディスクが壊れてリカバリーCD(DVD)が無い場合は復旧させるのが大変です。特にThinkPADは、パソコン本体に貼ってあるプロダクトキーを使用してWindowsをインストールしてもマイクロソフトの認証が通らない場合があります。(ライセンス的には問題は無いとサポートに確認済み)メーカーからリカバリーCDが購入できる場合もありますが、全てのリカバリーCDが購入できる訳では無いので、リカバリーCD(DVD)作成はトラブル予防の一環と考えて下さい。

電源ジャックの経年変化とは何か?というと、以前「ノートパソコンの電源接続不良の修理とは (Lavie LL730/5の組立解説付)」で記述しましたが、ACアダプターのプラグの抜き差しが繰り返される事によって半田付けされている端子の半田部分にクラックが入ると半田が溶けてしまう事態が起きます。予防措置としては、ACアダプターのプラグはなるべく抜き差ししない事とプラグを抜く時は、パソコンの電源を落として後しばらく放置してからにして下さい。

パソコンのCPUは発熱するので、CPU冷却ファンで排熱する事により内部の温度を下げています。CPUの能力が高性能になるほど、発熱量が高くなり充分に冷却できないと、CPUが壊れてしまう事があります。また、最近はグラフィック用のチップも高性能なものが取り付けられており、CPU同様かなり発熱する様になっています。CPUについては保護回路がついているので、内部温度がCPUの耐熱温度より上昇しそうな場合、自動的にCPUの動作クロックを遅くしたり、パソコンの電源を落としたりしますが、グラフィックチップの耐熱温度がCPUの耐熱温度より低い場合に内部温度の上昇により、グラフィックチップが壊れる事があります。前日修理したHP Pavillion dv2000はVGAモードでは正常で、WXGAモードになると表示が異常になるという症状で、グラフィックチップが壊れていた状態でした。

排熱が正常に行われないとCPU冷却ファンが常に高速で回転し続ける状態になります。排熱不良の原因はCPU冷却ファン自体の不良もありますが、排熱口にほこりが詰まり、内部の温度が下がらないケースもあります。CPU冷却ファンの回転数をチェックしていて、回転不良の場合は「CPUファンが正常に作動していません」というエラーを表示するパソコンもありますが、最近の低価格パソコンの一部ではファンエラーのチェックを行っていないものもある様です。

CPUファンの故障は、ファンの軸受けの磨耗もありますが、軸受け部への埃の付着によって摩擦が起こり、異音がしたり酷い時には回転しなくなります。CPUファンが正常でも排気口(正しくは排気口手前の冷却フィン)にホコリがフェルト状に溜まると、空気の流れを遮断してしまい内部の温度が上昇してしまいます。吸気口にフィルタが付けてあれば、状況も違ってくると思いますが、エアコンと違いパソコンにはフィルタが付けられていないので、中に溜まったホコリは分解して掃除するしかありません。外部から掃除機で吸っても冷却フィンに邪魔されて吸い出すのは困難です。逆にエアーダスターで噴いてもCPUファンにホコリを押し込むだけですので、余り効果はありません。

排熱不良はグラフィックチップの他メモリーコントローラなどのチップセットといったマザーボードの故障を引き起こします。予防としては、CPUファンが常に回転している様な状態の場合は、早目にご相談下さい。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (1)

CMOS Check Sum Errorの原因とは・・・ -DELL Latitude X200,NEC Valuestar VL700/Cで遭遇した例-

通常、パソコン起動時に「CMOS Check Sum Error」と表示されるトラブルの原因は、CMOSの設定値を保持するためのバックアップバッテリーの劣化により、電圧が低下してCMOSの設定値を保持できなくなる場合が多い。バックアップバッテリーには非充電池のリチウムボタン電池や充電式のニッケル水素電池などが使用されている。

ボタン電池の場合は3年-5年ほど経過すれば電池は劣化してしまうので、交換が必要になります。しかし、バックアップバッテリーはあくまでもバックアップなので、常にAC電源を繋いで使用している場合や主バッテリーが正常に充放電できている間は、パソコンは問題なく使用できている筈なので、使い始めてから何年も経過していても「CMOS Check Sum Error」などというエラーにはお目にかかっていない方もいると思います。バックアップバッテリーが原因の場合はパソコンが使用できなくなる訳ではありませんが、ある日突然、このエラーに遭遇しても慌てる事がない様に対処方法をネットで検索するなどしておかれる事をお勧めします。今回はバックアップバッテリー以外の原因で、「CMOS Check Sum Error」に遭遇した事例を紹介します。

事例1:DELL Latitude X200

症状:ノートPCのバッテリーが充電されていない状態でACアダプターを取り付けて起動するとERROR 0271:Check date and time settings WARNING 0251:System CMOS checksum bad - Default configuration used Press<F1> to resume,<F2> to Setup
と表示され、停止します。BIOS設定画面を表示して日付と時刻を設定して保存をするとOSは起動するようになります。

状況からはバックアップバッテリーの劣化である典型的な症状なので、修理内容としてはバックアップ電池を交換しましたが、交換後も一旦電源を落としACアダプターを抜き差ししてから電源を入れると、同じ症状が発生しました。マザーボードを取り出して、基板上で電圧をチェックすると供給されている事から、CMOS自体かCMOSへ電源を供給する回路の不具合と判明し、結局(お客様のご希望で)マザーボード交換となりました。交換したバックアップ電池も全く電圧が出ていなかったのですが・・・。(稀な例です。初めて遭遇しました。)

事例2:NEC Valuestar VL700/C

症状:「電源を入れると起動途中で勝手に再起動を繰り返す。」という事で依頼された修理でしたが、実際に診断を始めると、起動時に「CMOS Check Sum Error」が発生しました。

取り敢えず、バックアップ電池の電圧をチェックすると正常値です。ノイズなどの影響でCMOSの値が壊れる場合もあるので、BIOSの初期値を設定して起動後、一旦シャットダウンして電源コードを抜き挿しして、再度電源を入れるとまた、起動時に「CMOS Check Sum Error」が発生します。「また、マザーボード不良か???」とも思いましたが、CMOSの設定値を読み出す時に正常に読めていない可能性を考え、メモリーのテストを実施して見たところ、予想は的中し2枚あるメモリーの1枚でエラーが多発しました。更に一度外したメモリーを挿し直してテストするとエラーは消滅。結局、メモリーの接触不良と判明し、「CMOS Check Sum Error」も起きなくなりましたので、トラブルは解決となりました。(ちなみに事例1の方はメモリーテストは異常無しでしたので、あしからず)

パソコンって微妙だなぁと改めて感じたトラブルでした。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

モバイラーになりたいっ その1

修理スタッフのKtyです。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。旧年中は当店のブログをご覧頂き、また、当店をご利用いただきましてありがとうございました。本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、今回は私のプライベートなパソコンライフの一部を連載にてご紹介しようと思います。修理事例ではありませんがジャンク品のレストアが中心の為、部品の交換や修理に関しても触れて行きます。同じ機種をご愛用の方には参考になるかと思います。

----------------------------------------------------

かなり久々の投稿である。気がつけば新規投稿が無いまま年を越してしまっている!今年の重点課題はこれか。「継続的投稿」努力目標として頑張ろう。

さて、本題の「モバイラーになりたいっ」であるが、何故突然こんな事を言い出したのか。
そこには深ーい訳が・・・あるはずも無く、何となく「モバイルしてみたい」そう思っただけなのだ。

何となくカッコいいから。というのもあったかもしれない。モバイルパソコンというと、出来るビジネスマンの必須アイテム的イメージだし。

それに何と言っても、マメにブログに投稿する為にも常に手元に置いて、必要な際にさっと開いて使えるマシンがあった方が良い。

でも本当のところは理由なんてどうでもいい。モバイルしたいと思ったらとにかくしたい。その為には、先ずはモバイルマシンの入手が必須である。

昔から小型且つ精密な機械類には目がない方で、カメラや腕時計に「はまった」時期もあった。写真を撮る為だけなら1台あれば事足りる筈であるが、いつの間にか2台、3台と増えて行く。腕時計もまた然りであった。

要はカメラや時計をツールとして活用することよりも、ツールそのものに惹かれるのである。

そんな訳だから、パソコンも小型のモバイルタイプが欲しいと思うのは当然の流れで、何年か前から気軽に持ち歩けるサイズのパソコンが1台欲しいとは思っていた。

しかし、モバイル機は結構高価。中古をレストアする事も考えたが、それでもモバイルマシンは高値安定傾向で手を出せずにいた。

最近は何やらミニノートがブームで小型のモバイルマシンが4万円台で買える様である。パソコン自作派にはマザーボードメーカーとして馴染みの深いASUS TekのEeePCが火付け役となり、HPやDELL等が対抗機種をラインナップするに至って選択肢も増えて来ている。

量販店等ではイーモバイルの新規加入と抱き合わせで100円で売られているものもあった。

EeePCはドライブがSSDでモバイル向きではあるものの、初代モデルでは容量が4GBと少なく、軽量化のカスタマズをしてはいる様だがOSがWindowsXPでは少々窮屈な様子。実際のところセキュリティソフトのインストールもままならないといった声も聞かれた。中にはUSBフラッシュメモリやコンパクトフラッシュを内蔵化する改造を施して容量アップした強者もいる様である。

その後他メーカーが投入した対抗機種ではHDDを搭載しており、容量も120GB程度はある様なので不足は無い。メインメモリも1GB前後は積んでいる様でこちらも大きな不満は無いだろう。

新品で4万円台のモバイルマシンなら確かに安い。イーモバ抱き合わせなら更に安い。が、確固たる理由もなくモバイルを始めようという志の低さ故、三日坊主に終わる可能性もある。

持ち歩けばぶつけたり落としたりする事もあるかも知れない。新品では勿体ない。ここは中古やジャンクを活用してせいぜい諭吉様お二人以内で済ませたい。

最近はPentiumM搭載機でも初期のものは古株の部類に入りつつあり、比較的安価で入手出来る様になって来た為、使い勝手やメンテナンス性が良くて安い機種は無いかと物色していた。

そんな折、いつも利用している中古パソコンのネットショップを偶々訪れた際に発見したのが今回入手した機種のジャンク品である。

それは、富士通 LIFEBOOK FMV-7090MT4。企業向けのモバイルモデルだ。

メーカーサイト(リンク先ページ内のMTシリーズ)

http://www.fmworld.net/biz/fmv/product/hard/blb0304/lineup_mobile.html

実機のスペックの概要は、CPU:超低電圧版 PentiumM 900MHz、HDD:20GB、メモリ:256MB、ディスプレイ:12.1インチTFT液晶、OS:なし。

HDDは容量が20GBと少なめだが、入手したら手持ちの80GB程度のHDDと交換しよう。どうせOSはインストールする必要がある訳だし。

ところがこれについてはまんまと当てが外れるのである。そして、これを如何に解決するかが、この機種をレストアする上での最大の課題となるのであった。

メモリも256MBと少なめだが、これも手持ちの512MBと交換しよう。

OSもWindowsのCOAラベルがあるのでインストールは問題ない。デバイスドライバが全て揃うかがちょっと不安だが何とかなるだろう。

一番重要なジャンクである理由については、筐体破損、HDD不良、液晶割れなどが記されており、在庫が複数ある。個体ごとに一つずつの不具合なのか、或いは複数の不具合を抱えた個体が存在するのかは全くの未知である。とはいえ、早めにオーダーすれば程度の良いものから出荷してくれるのでは無いかという、全く根拠のない希望的観測に基づいた勝手な解釈によって見つけてから数分後には買い物かごに入っていた次第である。

肝心な価格はというと、純正ACアダプターとバッテリー付きで送料を含めて1万円弱だった。どの様な不具合を抱えた個体が届くかによって今後の出費が大きく異なる。特に液晶割れは高くつくので出来れば当たらないでほしい。いや、絶対だめだ。しかし、そこは運を天に任せて待つより仕方がない。

かくして、その二日後にはブツが届く事になるのであるが、その結果は「つづく」ということで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

液晶パネル開閉スイッチの不具合2例 -富士通 FMV BIBLO NB9/95L 日立 Prius Gear GN73L-

明けましておめでとうございます。

本年もサウスプロジェクトチームを宜しくお願いいたします。m(__)m

新年、最初のブログはノートパソコンの「画面が暗い」トラブルで比較的多い、液晶パネル開閉スイッチの誤作動について記述します。

大抵のノートパソコンは、液晶パネル部分を閉めるとバックライトの電源が切れる様になっています。(設定によってはスタンバイモードに移行します。)その為に液晶パネルが閉められた事を検知するスイッチが付いています。マグネットを使用しているものや液晶パネルのフックを掛ける本体側の凹み部分内部に入っているため、表面には出ていない場合もありますが、スイッチパネル上や液晶のヒンジの近くにピン状の突起やレバーが出ていて押されると引っ込む様になっている場合が多いです。

この開閉(検知)スイッチが誤作動で働いてしまうと、インバーターへの電源供給が切れて画面が暗くなります。

Biblo_nb9_95l1 最初の例は、FMV BIBLO NB9/95Lですが、修理を始めようとパソコンを箱から取り出すと、メモ書きで「左側ヒンジ付近がぐらついて開閉がやりにくくなっています。液晶を開ける時は、左のヒンジ近くを押えて開けて下さい。」という趣旨の事が書かれていました。液晶を開けようとすると、なるほど・・左側が持ち上がりそうになります。注意しながら液晶を開き、診断を始め様としましたが、グラつきの原因が気に掛かりスイッチパネルを外して見ると、なんと左側のヒンジを本体に取り付けるネジの受け部が2個とも抜けていて、ネジが無くなっていました。この為、ヒンジは直接留められておらず、ヒンジの上に乗っているプラスティックの板で押えられている状態でした。

Biblo_nb9_95l2 そのプラスティックの板も変形し左側が持ち上がってしまっているため、同じ板に付けられている開閉スイッチレバーも浮いている状態でした。この機種の場合、開閉スイッチレバーで開閉スイッチを押している様な構造になっており、開閉スイッチは押されてオフになる様になっています。つまりこのレバーが浮いているとスイッチはオン状態になります。





Biblo_nb9_95l3 「画面が暗い」症状の直接の原因はバックライトが劣化し、焼き切れている事でしたが、バックライトを交換しても案の定、点灯しませんでした。バックライトが点灯するためには、ヒンジを本体に固定するネジ受け部分を修理して、先ほどのプラスティック板を固定する必要があります。本体のネジ受け部はボトムケースに取り付けられている金属板に付けられているので、この金属板を交換する必要があります。幸いにも同じ金属板が手元にありましたので、これを交換する事で、バックライトも点灯しヒンジも固定されたので、今後は液晶の開閉時に気を使う必要は無くなり、お客様にも大変喜んで頂きました。

Prius_gear_gn73l1 次の例は、日立 Prius Gear GN73Lの「画面が暗い」ですが、診断を開始したところ、インバーターからの出力が無く、バックライト単体での点灯試験はOKでしたので、インバーター不良かと思われましたが、インバーターを単体でテストしたところ正常でした。インバーター・ケーブルよりマザーボード寄りの故障と判り、インバーター・ケーブルだと入手が難しいと思われましたが、液晶の開閉スイッチをチェックしたところ、引っ込んでおりましたので、(SW1と表記されている)これが原因と判明しました。この機種の開閉スイッチは押されてオンになるタイプです。

Prius_gear_gn73l2 開閉スイッチを分解クリーニングし、突起が正常に立ち上がる様にしました。





Prius_gear_gn73l3 開閉スイッチは表から見ると、電源ボタンの隣の四角いボタンです。








Prius_gear_gn73l4 修理後正常にバックライトが点灯する様になりました。










記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「年内の営業について」

今年もあとわずかになりましたが、サウスプロジェクトチームの年内の営業は12月29日までです。年始は1月4日より平常営業致します。

12月24日(水)受付分までのバックライト交換修理につきましては、年内に完了致しますので、お申し込みされる方はお早めにお願い致します。

また、ご好評を頂いております。女性の方を対象とした「新・撫子キャンペーン」は年末までとなっておりますので、こちらをご利用される方もお早めに!

・・・・振り返って見ると、今年も色々な事がありました。食品偽装に憂い、オリンピックに沸き、福田首相の突然の退陣に驚き、ガソリンの高騰に泣き・・・・そして、今、世界を吹き荒れる不況の嵐、新型インフルエンザも怖いし・・・・来年はどんな年になるかはわかりませんが、良い年である事を願うばかりです。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メーカーに物申す-5 ハードディスクの耐久性

サウススタッフKです。

今回はハードディスクメーカーに文句を言いたくて投稿します。

ハードディスク(HDD)の容量は年を追うごとに肥大化し、Windows95時代は2GBで大容量と呼ばれ10年前では20GBでそんなにいらないなんて言われてた時代がありましたが、

HDDレコーダーの普及や動画ファイルの需要もあり今では1TBのHDDまで登場し、今後はどこまで肥大化するのだろうかという勢いだ。

大は小を兼ねるといい、容量は大きければ大きいほどいいに決まっている。

容量が大きくなるのはいいことだ。

しかし、

ここ数年HDDはやたらと突然死してしまう傾向が大変多いのはご存知でしょうか?

昔のHDDは今考えればそれほど故障する物ではなかったような気がしましたので、

もしかしたら一生物?とさえ思えるほど耐久性があったのですが、

年を追うごとに大容量化と低価格化が進むに比例して、

いや、比例以上にHDDの物理的故障が多発しているのが現実です。

これをお読みの皆様はバックアップはきちんととってますか?

とらないと大変なことになりますよ。

なぜなら、最近のHDDは突然壊れてしまいHDD1台分のデータが一瞬で消失してしまうからです。

現実問題、バックアップはそのうちとろうと思う方がほとんどでしょうが、失ってから失った物の大切さがわかった時は時すでに遅しですから、

HDDの容量が大きくなり価格も安くなったのは大変ありがたく、これも企業努力の賜物でしょう。

しかし容量が大きいほど、その大きな容量分のデータを一瞬で消失してしまう危険を考えたことがありますか?

前回の書き込み「メーカーに物申す-4 リカバリディスクについて」でも取り上げたのですが、リカバリ領域をHDDに作ってもHDD自体が壊れやすいのですからリカバリディスクぐらい付属するかリカバリディスクを先に作るようメーカーが責任持ってユーザーに伝えるべきと書きましたが、はっきりいって最近のHDDの耐久性には信頼性に問題ありという現実を理解してください。

HDDを製作販売しているメーカー各社に物申す。

大容量化と低価格化は大変ありがたい。

ですが、耐久性には大変問題があるのではないでしょうか?

ですから、たとえ価格を3倍にしてでも

もっと丈夫で壊れないHDDをつくるべきではないでしょうか?

データは内容によっては一生を左右するものもあるのですよ。

それほどデータ消失は大変なことなのですよ。

ですから、低価格化よりも耐久性をあげるべきではないでしょうか?

私は当店で、データを消失して大変悲しい思いをされたお客様を何人も見てきました。

バックアップは必ず行いましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メーカー無償修理対象のパソコンでした。 HP Pavillion dv6000/dv2000

「電源を入れるとBIOSの警告音が鳴って起動できない。」という事で修理依頼されたHP Pavillion dv2000。依頼者は中国人留学生の方で購入後まだ一年も経過してないという。保証期間内ではあるが、台湾で購入したものなので修理に出す事も出来ないという事情があり、メーカー保証が効かなくなる可能性についての了承を得てから、お預かりし修理に取り掛かった。

・・・診断の結果、マザーボード不良との結論に至り、マザーボード交換修理の見積りを提示したが、お客様判断で修理中断となった。・・・

数日後、今度はPavillion dv6000が持ち込まれた。外観は良く似ている。今回は購入後一年は経過している。症状は、電源ボタンを押すと電源が入りスイッチパネルのインジケータが点灯するが、その後はフリーズ状態でBIOSも起動できない。若干症状は異なるが相次いでPavillionの修理依頼が来たので、ちょっと引っ掛かるものを感じ、ネットで情報検索したところ、HPのホームページで「Pavillion dv6000とdv2000の一部の機種で製造上の問題があり、購入後2年以内なら無償でマザーボードの交換修理を行う。」という様な情報を見つけた。パソコンをひっくり返し、サービスタグに記載されている製造番号を見ると対象となっている番号である事が判った。

早速、お客様に連絡を取り購入後2年以内であるとの事だったので、メーカーに修理に出す事をお勧めした。数日前に返却したあのdv2000ももしかすると、修理対象だったかも知れないが・・・。

当店では、過去Lavie PC-LL900がLCDケーブルの問題で無償修理対象になっている事が判り、お客様にその情報をお伝えした事がある。先般ニュースにもなったVAIOの例もあるし、もしお使いのパソコンが故障したら、先ずリコール対象になっていないか情報検索する事をお勧めする。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

画面が暗いけど、音も出ませんよ。Dell Inspiron 700m

「画面が暗い」という症状で修理を依頼されたDell Inspiron(インスパイロン)700m。診断の結果、めずらしくバックライトの不良と判明。この機種はこれまでインバーター不良のトラブルばかりで、バックライトが不良だったケースは当店では初めてだと思う。

Inspiron_700m1 バックライトを交換し画面は元の明るさを取り戻したが、液晶のベゼルを取り外す際に右側のヒンジ辺りを通っているスピーカー・ケーブルが断線している事に気付き、お客様に「スピーカー・ケーブルが断線している様ですが・・・」と修理の意思を確認して見たところ、「修理料金がそれほど掛からないなら・・・」と追加修理の依頼を受けた。


Inspiron_700m2 この機種は液晶下部インバーターの両隣にスピーカーが入っており、接続ケーブルは右側ヒンジ付近を通ってマザーボードに繋がっている。このケーブルが断線するトラブル多く、当店で過去4-5台の修理実績がある。多分ケーブルの長さに余裕が無く、液晶の開閉で常にテンションが掛かっているのか大抵ヒンジの部分でケーブルが露出しているところで断線する事が多い。Dell Inspiron700mはInspiron 710m、Hitachiのprius gear、FLORA 220W NC3などと同じAopen 1551-AG1というベアボーン機のOEMなので、スピーカー・ケーブルが断線し易いのはこれらの機種に共通している。

Inspiron_700m3 修理方法としては、スピーカー全体を取外し、切断部分をカットして間に別の線を入れ半田で接合した後修理部分全体を熱収縮チューブで覆う。長さに若干余裕を持たせる事で、液晶の開閉を行ってもスピーカー・ケーブルにテンションが掛からない様にする。

パソコンを組み立てて、正しく音が出る事を確認して修理完了。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ネジ穴崩壊! VAIO PCG-NV99E/B

「画面が暗い」症状で修理を依頼されたVAIO PCG-NV99E/B。このNVシリーズはヒンジの液晶パネル取り付け部分に構造的欠陥がある。以前PCG-NV55E/Bの修理で痛い目に遭っているので慎重に作業を開始した。

このシリーズのヒンジの液晶パネル取り付け部分は、片側3本のネジでベゼルの表カバー、ヒンジ及び液晶パネルを支えるアームをベゼルの裏カバーのネジ受けに固定しているのだが、それぞれのネジが固定している部分は、1.ヒンジとベゼルの裏カバー(天板部)の固定。2.液晶を支えるアーム部分と裏カバー(天板部)の固定。3.ベゼルの表カバー、アーム、ヒンジと裏カバー(天板部)の固定となっている。問題なのは、ヒンジと裏カバーの固定場所2箇所の内、1本がベゼルの表カバーを止めているネジである事で、2本のネジの1本を緩めた状態で液晶の開閉を行うとヒンジの回転部分には強い摩擦抵抗が与えられているため、ネジ受けが耐えられずに崩壊する。以前PCG-NV55E/Bの修理を行った時には、この構造的欠陥を知らなかったので、表カバーを止めているネジを全て外した状態で、液晶を開閉したら残った1本のネジ受けが崩壊し、バラバラになってしまった。それ以来、この手のVAIOの液晶部分を分解する際は、液晶を180度倒して、表カバーのネジを外したら絶対に液晶を動かさず、動かす場合は一旦ネジを取り付けて作業する様にしている。

今回もネジ受け部分の崩壊を回避するため、注意深く作業を行い、バックライトを交換した液晶パネルを元に戻し、ベゼルの表カバーの取り付けネジを止めている最中に右側のネジが締まらない事に気付き、悪い予感を覚えながら表カバーを外し、液晶パネルを外し、裏カバーも取り外して見た。

Vaiopcgnv99eb1 ヒンジに隠れてネジ受け部分は表からは見えないのだが、外した裏カバーのネジ受けは3個のうちの2個、上記の1と2のヒンジと裏カバー及びヒンジとアームを固定しているネジのネジ受け部分が崩壊していた。どちらが先に壊れたのかは判らないが、裏カバーとアームはヒンジを介して繋がっている構造になっており、本来同時に動くべきものなので、別々に動くとネジレが生じて、ネジ受け部分の金具にも横方向に力が加わり、金具を埋め込んであるプラスティック部分にひび割れが生じやがて破損する。取り外した際には気が付かなかったのだが既に崩壊一歩手前の状態だったのかも知れない。構造的な欠陥を承知している上、注意深くネジを外しただけで、ネジ受けが崩壊する事は考えられず、修理以前に少し緩んだ状態で液晶の開閉を行っていたため、今回の状態になったのだろうと推測できる。

ヒンジ取り付け部のネジが緩んだ状態では、どのパソコンでも同様にネジ受けが崩壊する事になりそうだが、このVAIOはヒンジの回転部分がかなり固く、本体を押えないで液晶部分を持って開くと本体側が浮き上がってしまうほどである。これほど強い回転抵抗があるのにアーム部分とヒンジの取り付けはネジが1本しか効いていないネジレが発生しやすい構造になっている。

Vaiopcgnv99eb2 VAIO以外にもヒンジ部分に構造的欠陥を持っていると思われるパソコンはあるが、今回は特に修理時に注意している機種を担当し、修理以前にヒンジのネジ受け部が壊れてしまっていた(と思われる)ので、取り上げて見た。崩壊したネジ受けはそのままでは、使用不可なので当然補修が必要になる。元々「画面が暗い」症状で修理を依頼されたので、ネジ受け部の補修は修理メニューに載せてあるが、お客様にとっては予想外の追加料金なので、特別に割り引いて補修を行った。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メーカーに物申す-4 リカバリディスクについて

サウススタッフKです。

今回もすべてのパソコンのメーカーにあえて言わせてもらうぞ。

今回はリカバリディスクについてですが、

ここ数年のパソコンにはほとんどリカバリディスクが付属されていないのが現状。

なぜなら、ハードディスクにリカバリ領域が格納されておりリカバリディスクを使わなくてもリカバリ(初期化)ができるようになっておりリカバリディスクはあらかじめ作っておかなければいけなくなった。

しかし、ほとんどの方がリカバリディスクを作成していないのが現状でリカバリディスクの作成メニューが存在することを知らない方も多数いらっしゃるのも現実である。

ハードディスクが正常に機能しているうちは問題はないが、もしハードディスクが故障したらどうでしょう。

ハードディスクの故障はここ数年で突然故障するケースは大変多く、大事なフォルダやファイルが消失するケースが多いが、失っては困るデーターは自己責任でバックアップするしかない。

ハードディスクが壊れてしまったら当然、新しいハードディスクに交換する。

ハードディスクを交換したらOSをインストールが必要である。

だが、新しいハードディスクには当然リカバリ領域など入っていないのでここでリカバリディスクが必要となる。

だが、現実にはほとんどの方がリカバリディスクを作成しておらずどうにもならない。

サウスプロジェクトチームにもハードディスクが故障したパソコンが持ち込まれることも多いが、ハードディスクが使用不能なほど壊れていたら当然ハードディスクを新しい物に交換する。

だが、リカバリディスクが無いケースがほとんどなために他から入手しなければならず余計な費用をお客様にさらに負担をかけざるおえないのです。

入手できればまだいいのですが、入手困難な場合は本当に頭が痛いです。

一昔前のメーカー製パソコンには必ずリカバリディスクが付属されていましたが、ハードディスクが大容量化してからは何故かハードディスクにリカバリ領域なるものが入るようになりリカバリディスクはパソコンの使用者が自らの手でCD-RかDVD-Rで作らなければならなくなった。

しかし、その存在すら知らないユーザーが大多数であるのが現実である、、、、、、、。

この問題を疑問に思い、日本の一流メーカーのサポートセンターに問い合わせたことがあるが、

その内容は、

[私]・すみません。ハードディスクが故障したので新しいハードディスクに交換したのですが、リカバリ領域は故障したハードディスクにしか入っていないのでどうしたらいいのですか?

[メーカー]・はい。その場合は修理扱いとなりますので修理をお勧めします。

[私]・リカバリディスクがあれば自分でできますのでリカバリディスクを売っていただけないでしょうか?

[メーカー]・こちらではそのような対応をしておりません。(冷たいね!)

[私]・ではなぜ、リカバリディスクを付属せずにハードディスクの中に領域を作ったのですか?

[メーカー]・なくす方が多いからです。

[私]・じゃあ、今回のようにハードディスクが壊れた場合はリカバリディスクがないとどうにもなりませんね。こういった場合はどうすればいいですか?

[メーカー]・修理対応になります。(こればっか、)

[私]・じゃあ、リカバリディスクをあらかじめ作ることが大事なわけですがこんな重要なことはなぜマニュアルなどに書いてないのですか?

[メーカー]・それはお客様の判断となります。

[私]・じゃあ、リカバリディスクをなくす人が多いならいっそのことリカバリディスクを付属した上でハードディスクにもリカバリ領域を用意した方が良くないですか? コストもそれほどかかるものでもないですし、

[メーカー]・ではお客様の貴重なご意見を今後の参考にさせていただきます。(ほんとかよ、)

と、このようにどのメーカーサポートとのやり取りかはここでは伏せておきますが、私はすべてのパソコンメーカーに言わせてもらう。

確かにリカバリディスクをなくす人も多いかもしれない。 しかし、ハードディスクが突然壊れることも大変多いのも事実。 リカバリ領域をハードディスクに格納するのもいいですが、別にリカバリディスクも付属するか、もしくは、せめてリカバリディスクをあらかじめ作成することが重要であることをなぜ強調しないのですか?

そんなに高い代金で修理対応したいですか?

もしくは新しいパソコンを買って欲しいのですか?

パソコンだって安くなったとはいえ新品ではまだ高額なものですよ。

高いお金を出してやっと買った方だって多いんですから、少しでも長くお使いいただこうっていう思いはないのですか?

リカバリディスク作成という機能は存在すら知らない。知っていても作成する方は極々少数であるという現実を知っていますか?

すべてのパソコンメーカーさん。この現実を知らないのでしたら、今知ってください。

それではみなさん。ハードディスクはいつか必ず壊れるという現実がありますので、リカバリディスクをまだ作成していなければ今からでもすぐに必ず作ってください。

リカバリディスクさえあれば、ハードディスクが突然壊れてもハードディスクを交換すればパソコンはまだまだ使えます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

メーカーに物申すー3 パソコンとテレビの関係について

SAWSスタッフKです。

今回はテレビ視聴機能付のパソコンについて問題点をお話します。

日本の住宅は狭い。ワンルームマンションやアパートなどちょっと家具を置いたらすぐに狭くなるので、デスクトップPCよりもノートPCや一体型PCの方がシェアが高いのが事実だが、

数年前になるが、富士通から大画面のテレビ付パソコンが発表された時は「これはいい!!!」と思った。

私はゲーム以外でテレビにパソコン機能があればスペースを節約できるのではないかとずっと考えていたので、ついに出たかと思いパソコンの新しいライフスタイルだと期待していた。

それから数年、

テレビ付パソコン(以降テレパソと呼びます)がやたらと故障しているのを見てきました。

そのほとんどが起動しなくなったり、電源が入らなくなったり、原因のほとんどが「熱暴走」によるマザーボード不良だった。

メーカー保障は1年だが、保障期間内はほとんどこの手の故障は発生はないが、

はやければ2年目ぐらい、だいたい3年目でこの手のテレパソの起動障害をいやっというほど、本当に嫌になるほど見てきました。

発売当時は30万円ぐらいしたテレパソも3年目に熱暴走のためマザーボードの回路が焼けてしまいお釈迦になるケースもありました。

一体型のテレパソで電源が入らないなどの故障を受け付ける際に必ず確認することは、「テレビ視聴もこのパソコンで見ていましたか?」と質問すると、ほとんどの回答が「はい、テレビもこれで見ていました」と答えが返ってきます。

なぜ、テレパソがこんなに早く故障するのかを説明すると、

実はパソコンを経由してテレビ放送を再生した場合は思った以上にパソコンのパワーを使い、また視聴時間が長ければそれだけ負荷がかかった状態で使用しつづけているためパソコン内部で熱負担が発生し廃熱しきれないこもった熱でマザーボードが駄目になってしまうと私は見ています。

じゃあ、テレビはなぜすぐに壊れないかというと、

テレビ専用機はあくまでテレビのみなので、パソコンと違いよけいな負荷がかかりようがないため、すぐには故障しないと私は見ています。

ですが、パソコンは行う作業によって負荷の増大があり当然高負荷を長時間続けると寿命が短くなります。

パソコンでネットやオンラインでの動画再生をさんざん行ってもすぐには故障はしないとは思いますが、パソコンでテレビを再生した場合は実はそれなりの負荷がパソコンにかかっていることはテレビ視聴をしているユーザーは当然気付くことはなくパソコンにテレビがついていれば当然テレビとパソコンを併用するでしょうし、テレビ視聴も普通のテレビと同じ感覚で使用するはず。

ですが、3年ぐらいしてから突然電源が入らなくなり修理に出したら診断結果がマザーボード不良となることを誰が予想していたでしょうか?

全部のパソコンメーカーに物申す。

パソコンにテレビがついていれば当然テレビとしても使用するはず。

中にはそれが目的で購入するユーザーもいるはず。

メーカーは確かに売ることが目的で、売らなければ売り上げは上がらない。

ですが、高いお金を払っているユーザーの立場を考えて、

テレビ視聴機能付パソコンはもっと熱対策や耐久性を重視した設計で販売してもらいたいです。

テレパソのあまりにも短い生涯をさんざん見てきた私は、

テレパソが嫌で、

テレビとパソコンは完全に分けて使用しています。

テレビはもちろんそれなりの大画面液晶で地デジ対応です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Let's Note CF-W4 画面が暗い

画面が暗いという症状で修理の依頼を受けた「レッツノート CF-W4」。原因を診断するために液晶パネルの天板のカバーを外す。このパソコンのインバーターは天板の裏にテープで貼り付けてある。マザーボードから来ているインバーター・ケーブルと液晶のバックライトから来ているケーブルを一旦外し、天板をフリーな状態にしてから、インバーターにインバーター・ケーブルとテスト用バックライトのケーブルをつなぎ電源を入れて見る。バックライトが点灯しない。

インバーターをテスト用のものと入れ替えて同じ事をやってみるが、依然としてバックライトは点灯しない。インバーターよりマザーボード寄りのトラブルと判ったが、液晶のバックライトもチェックする必要があるので、テスト用パソコンのインバーターに故障パソコンのバックライトを繋いで見ると点灯する。赤味も無いのでバックライトはOKの様だ。

インバーターの単体テストを行った結果、インバーターは壊れていない事が判ったので、パソコンのマザーボード側を分解し、インバーター・ケーブルの導通チェックを行って見る。電源ラインのマイナス側の導通がおかしい。ケーブルの両端で測定しているのに若干抵抗がある。インバーター・ケーブルが断線している可能性が高くなった。

Letsnote_cfw41_2 Letsnote_cfw42_2 パソコンをばらした状態のまま、 テスト用のインバーター・ケーブルでマザーボードのコネクターとインバーター間を繋いで、インバーターの出力側に液晶パネルのバックライト・ケーブルを繋いで電源を入れて見る。






Letsnote_cfw43 Letsnote_cfw44 画面に「Panasonic」の文字が明るく表示された。インバーター・ケーブル不良で決まりだ。お客様に診断結果と見積りを連絡し、部品を発注した。部品が届くまで作業は中断となる。






記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノートパソコンの電源接続不良の修理とは (Lavie LL730/5の組立解説付)

  ノートパソコンのトラブルで比較的多い故障の一つが電源受け入れ口のジャック部分の損傷だ。一般的にノートパソコンは本体側に電源を持っていないため、外部のACアダプターで交流100Vを直流の10数Vに降圧後に本体のDCジャックにACアダプターのプラグを差し込んで、駆動用の電気を取り入れている。DCジャックはマザーボードに直付けされているものとケーブル・コネクターで接続されているものがあるが、前者のものが割合的には多い。マザーボードに直付けされているものは、大抵の場合1-2本程度のプラスティックの固定用突起と3本の端子でマザーボードに付けられている。固定用突起はマザーボードに開けられた穴に入り、3本の端子(+端子1本と-端子2本)はマザーボードの回路パターンのホールに入り半田付けされている。3本の端子は電源の供給路であると共にジャックを支える構造体の一部を担っている。

このDCジャックの故障は部品自体が物理的に破損する場合とDCジャックをマザーボードに取り付けている端子の半田付け部分が接触しなくなる場合の2種類に分けられる。

Lavie_ll73052

DCジャックはプラスティック製で、それほど強固な部品では無いので、経年変化や外部からの衝撃などで、プラスティックの一部が破損する事がある。ACアダプターのプラグ差込口は外部から見るとパソコンの一部で丈夫に作られていると思ってしまうが、実はマザーボードに4-5本程度の足でしがみついているDCジャックの接続部だけが見えている状態なので、それほど丈夫なものでは無い。ACアダプターのプラグを抜き差しする時に無理に押し込んだり、挿してあるACプラグに衝撃を与えたりするとそれはにもろにDCジャックに加わり、物理的に破壊する原因になる。

Lavie_ll73051 次にACプラグの抜き差しが繰り返される事によって半田付けされている端子の半田部分にクラックが入り、接触面に隙間が出来ると本来「面接触」であるべき部分が次第に「点接触」になって行き接触不良状態になる。接触抵抗が高くなりその部分で発熱し半田が溶けてしまう事態が起きる。このため、端子と回路パターンのホールの間が開いてしまい、最終的には接触しなくなり通電しなくなる。少しずらして強制的に接触させると電源は入るが、接触抵抗は大きいままなので、発熱しまた半田が溶けて間が大きくなり、ついには全く接触しなくなる。電源が入らなくなり、プラグを角度を変えたり押し付けたりすると電源が入るのは以上の様な理由なのだが、点接触では大電流が流れるため放電して火花が発生する事もあり、修理する時点でDCジャック周辺が焦げている事は良く見かけるので、パソコン内部にホコリなどが溜まっていると火災の危険性も無いとは言い切れない。

DCジャックの修理は、マザーボードに直付けされている場合はパソコンからマザーボードを取り出し、DCジャックが破損している場合は交換、半田付け部分が接触していない場合は半田付けのやり直しを行う。マザーボードは積層基板になっているのでどの層のパターンにも接触する様に半田は充分に流し込む。表面のパターンは表と裏にあるので、必要なら両面から半田付けを実施する。

DCジャックの修理が完了したらパソコンを組み立てる。今回はLavieのLL730/5の修理を行った。

Lavie_ll73053マザーボードを筐体に収めて2本のネジで固定する。





Lavie_ll73054 スピーカーのコネクターを接続する。





Lavie_ll73055 ハードディスクのマウンターを3本のネジで固定する。





Lavie_ll73056 ハードディスクをマウンターに取り付ける。(このマウンターはかなりきつく取り付けに苦労した。)





Lavie_ll73057 ハードディスクの手前にサウンド関係のサブボードをコネクタに差込み2本のネジで固定する。





Lavie_ll73058 ハードディスクの左隣にフロッピードライブを2本のネジで固定する。取り付ける前にフラットケーブルをコネクタに差し込む。





Lavie_ll73059  ハードディスクの左上のCPUファンを取り付ける。コネクタの差込み忘れに注意する。





Lavie_ll730511 Lavie_ll730510_2 LCDユニットのヒンジ部分をネジ止めする。





Lavie_ll730512 LCDケーブルをマザーボードのコネクタに差し込む。





Lavie_ll730513 パームレスト部分(一体型)をはめ込む。





Lavie_ll730514 タッチパッドのフレキケーブルをコネクタに差し込む。





Lavie_ll730515_2 スイッチパネルをはめ込み、2本のネジで固定する。





Lavie_ll730516_2 パソコンを裏返し、光学ドライブ挿入口の2本のネジを取り付ける。





Lavie_ll730517 パソコンを表に返し、光学ドライブを奥まで差込みコネクタを接続する。





Lavie_ll730518 光学ドライブをネジで固定する。





Lavie_ll730519 キーボードのコネクタを取り付ける。





Lavie_ll730520 キーボードを取り付ける。





Lavie_ll730521 スイッチパネルカバーをはめ込む。





Lavie_ll730522 Lavie_ll730523 後部のネジ2本を取り付ける。





Lavie_ll730524 パソコンを裏返して、ネジを取り付ける。





記事:ダイヒョー

| | コメント (2) | トラックバック (0)

パソコン修理中のドッキリ体験 その1

修理スタッフのKtyです。

今回はタイトルの通り、パソコンの修理中にドッキリした体験をご紹介しましょう。

第1回目の機種はMacのiBook G3です。画面が暗くなってしまったとのことで、宅配便でお送り頂いた案件です。

早速梱包を解き、状態確認の為に電源をいれてみます。普段は聞き慣れないMacの起動音がして画面が表示されましたが、確かにバックライトが点灯せず画面は暗いままです。

修理事例に載せる画像を撮影しようと用意しておいたデジカメで、暗い起動画面を撮影します。ストロボを発光禁止にして角度を少しずつ変えて数枚撮影します。「バックライトが消えていて暗く、尚かつ起動画面がうっすらと見えている状態」を撮影する為です。すぐにデジカメのモニタで確認しますが、いまいち意図した画像になっていません。更に条件を変えて撮影すること二十数枚、漸く納得とは行かないものの意図したところは撮れたかなという画像がありましたので次に進みます。

次なる工程は不良原因の切り分けです。パソコンをシャットダウンしてACアダプタとバッテリを外してからディスプレイ部分を分解します。

インバーターにはテスト用バックライトを、液晶パネルのバックライトケーブルにはテスト用の外部インバータの出力を接続してテストします。結果はバックライト不良。明らかに暗いし、点灯直後に赤みがあります。

早速液晶パネルを外しに掛かりますが、iMacのディスプレイ内部はあちらこちらにテープ止めされている箇所があり、更にはアルミの薄板のシールドを外さなければならない等Windowsマシンに比べて手間が掛かります。逆に言うと、Windowsマシンでは考えられない様な手の込んだ作りになっており、パソコンに対する思想の違いを感じます。

さて、漸く液晶パネルが外れました。あとはさくっとバックライトを交換してしまいましょう。(あ、バックライトの交換手順を探していてこのページたどり着いた方、ごめんなさい。今回の本題はバックライト交換ではないので・・・)

で、バックライトを交換した液晶を元通りに組み付けます。

「終わって見ると以外とすんなり進んだな」等と思いながらバッテリを取り付け、ACアダプタを接続します。電源スイッチを入れると起動音が鳴りました。「明るい画面が復活しているぞ」と心の中でつぶやいた直後の事でした、

さあ皆さん、来ますよ来ますよぉ、ドッキリの瞬間が!

な、なぁーんと!画面の中心から十数センチ右寄りに縦一直線に線状のドット抜けが!!! 「何じゃこりゃあ (@o@) 、ドット抜けする様な事は#*&×%$?」

「今回はドット抜けが出来る様な作業はしていないぞぉ、これは元から入っていた可能性もあるよな。でも確証はないしなあ・・・。そうだ!最初の起動時に画面を撮影したじゃないか。あの画像に写っていれば最初から発生していたことになる!」

早速画像をパソコンに取り込んでフォトショップで開いてみると、「う、写ってない・・・」画像を拡大したり、コントラストや明るさを変えてみたりと色々いじって見ますがやっぱり写っていません。

「そんな馬鹿な・・・、バックライト交換中に液晶が逝ってしまったのか?」

こうなったら覚悟を決めて、正直にお客様に訊いてみるしかありません。ドキドキしながらお客様の事務所の電話番号をダイヤルします。

しばしの呼び出し音のあと「はい。***です。」お客様ご本人です。

「パソコン修理のサウスプロジェクトチームです。お世話になります。」いつものやりとりの後で、

「お預かりしたパソコンの修理が完了しました。」「そうですか、画面は明るくなりましたか?」

「はい、バックライトを変えてばっちり明るくなりました。」そう言いながら、胸のドキドキはピークに達しています。

「さあ、あの件を訊くんだ。今しか無いぞ。」自分に言い聞かせて切り出しました

「明るくはなったんですが一つ問題がありまして、画面の中心から少々右側に縦線が・・・」

まで言った瞬間にお客様が、「あぁ、それは前から出てたから仕方無いですねぇ」と。

いやもう、ヘナヘナ~って感じでした。いやー良かったー。やっぱり最初からあったんだー。

でも何でデジカメの画像には写り込まなかったんだろう?写っていればこんなにドキドキしなくて済んだのに!

まあ、修理の際の事故でなくて何よりだった訳ですが、ドット抜けを発見してから元々あったものと判明するまで2時間位はドキドキしっぱなしでひどく疲れた1日でした。

以上、Ktyの修理中のドッキリ体験でした。

そのうち他のスタッフからもドッキリ体験の書き込みがあると思います。お楽しみに~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ピンポイント修理更新しました。

パソコンの機種と症状を限定して、診断不要で交換修理を行う事により部品代込みの修理料金がお得になる「ピンポイント修理」のページを更新しました。

今回追加したアイテムは、iBook G3の以下の項目です。

キーボード交換、パームレスト交換、CPUファン交換、ヒンジ交換、CDドライブ交換、電源ジャック交換。

詳細はピンポイント修理のページをご覧下さい。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノートパソコンの液晶画面の修理とは

パソコンの修理について、ネット上に誤解を招きかねない記事が公開されているので修理屋の立場から、修理の概要について述べて見たいと思う。

今回は液晶画面の修理について、マザーボード側に原因がある場合を除いて記述する。

ノートパソコンの液晶画面の故障は大きく分けて「液晶画面の表示不良」と「液晶画面の破損」の2種類に分けられる。

液晶画面の表示不良は、画面表示系とバックライト系に分けられる。これは、CCFL(冷陰極管・バックライト)を使用した液晶パネルの画面映像と画面照明が別系統になっているためで(最近のLED液晶などは除く)、画面表示系が故障すると画面は明るいが、表示がおかしくなるのが一般的で、全体的に真っ白になったり、表示がずれる、線が入る、色がずれる、(ソラリゼーション的な)色むらが起きるなどの症状になる。表示不良の原因は液晶パネルそのものにあるかマザーボードから液晶パネルに表示情報を送っているLCDケーブルにある。故障箇所の切り分けは液晶パネルをテスト用のものと交換する事で確認できる。もっとも簡単な故障は、LCDケーブルをつないでいる液晶パネルのコネクター部分での接触不良で、場合によっては挿し直しだけで直る事もある。接触不良で無ければ、液晶パネルかLCDケーブルのどちらかの不良になる。

液晶パネルが不良の場合はパネルを交換するしかない。パネルそのものを修理するサービスを行っている会社もある様だが、修理代で中古の液晶パネルが購入できてしまうので、コスト的に考えても現実的では無い。

LCDケーブルの場合は、交換か補修になるが基本的には交換、部品が入手困難な場合は補修という選択になる。LCDケーブルもリード線が使われているものとフレキシブルケーブルが使用されているものがあり、フレキシブルケーブルについては補修は不可能なので交換となる。

バックライト系が故障すると画面が暗くなるが、映像は薄く表示されているという症状になる。画面が暗くなる原因はバックライト、インバーターまたはインバーター・ケーブルにある。故障箇所の切り分けは、インバーターにテスト用のバックライトを繋げて行う。点灯すればバックライトが不良、しなければインバーター若しくはインバーター・ケーブルの不良となる。インバーターの故障は、バックライトの劣化が原因で起きる可能性が高いため、インバーター若しくはインバーター・ケーブルの不良の場合でも、念のため不良液晶のバックライトをテスト用インバーターにつないでバックライトの異常もチェックする。インバーターとインバーター・ケーブルの切り分けは、先ずインバーターの単体での点灯テストを行い、テストで異常がなければ、インバーター・ケーブルの導通チェックを行う。

バックライトが不良の場合は、液晶パネルを分解してバックライトを交換する。バックライトは液晶パネルの内部にあり、液晶の下部または横部に位置し、液晶画面全体を照らして明るくするものだが、液晶パネルは1つの部品であり、その部品を構成する部品であるバックライトを交換する事になる。液晶パネル自体はバックライトを交換する前提で作られてはいない。また、メーカーやタイプで構造も異なっているので容易な作業ではない。

厳密に言えばバックライトを交換すると、色温度の違いで元の画面と発色が変わる可能性があるが、今まで画面の色が変わったというクレームがついた事は殆ど無い。

インバーターの場合、基本的には交換となるが、部品の入手は機種の新旧より市場に出ているか否かで左右される。入手先は、パソコンメーカーの代理店からとネット市場の両方を使い分ける。部品を供給していないメーカーのインバーターはパソコンを分解し、使用されているインバーターのメーカーと型番でネット市場を検索し入手する。インバーターも汎用のものが結構使われており、入手まで時間が掛かる場合はあるが、入手できないものは意外と少ない。これまで扱った中では届くまで3週間掛かったのが入手できた部品では最長期間となる。補修で直したケースも何例かある。

インバーター・ケーブルも基本的には部品交換となる。LCDケーブルと一体になっている場合が多いので、LCDケーブルごとの交換になる。入手困難な場合は補修する場合もあるがフレキシブルケーブルの場合は、補修不可能なので交換となる。

次に液晶画面の破損、つまり液晶が割れた場合についてだが、大きく割れても軽妙なひびが入っただけでも液晶が割れた場合は交換するしかない。ガラスにひびが入っただけなら、テープで補修という事もあるかもしれないが、液晶が漏れ出している状態なので、補修は不可能である。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

修理事例:レッツノートのバックライト不良

修理スタッフのKtyです。

今回はPanasonic Let's Note CF-Y5のバックライト交換事例です。

症状は「起動時にバックライトがちらつき、その後しばらくすると画面が暗くなる。」というものです。

診断の結果、原因はバックライトの劣化でしたが、ちらつきが発生している場合には更に別の状況へと進んでいる可能性があります。

それは、バックライト端子のハンダ付け部分の劣化によって配線が外れかかる、或いは外れてしまうというものです。

以前にもCF-W4、CF-Y2に於いて同様の事例を経験しています。

バックライトは劣化が進むと発熱が大きくなる(特に両端の電極部)様で、レッツノートに限らずバックライトが劣化した液晶パネルの電極付近はパネル内部のプラスチック製部品の一部に熱で溶けた跡や、焼け焦げた様な状態が見受けられる場合があります。

今回の事例でも電極付近のプラスチックフレームの一部に溶けた跡が認められました。

この熱によってハンダ付け部分に不具合が発生するものと思われます。

Img4658r2 交換の為に、劣化したバックライトを取り外しにかかるとバックライトとインバーターとを接続するケーブルの被覆のバックライト端子付近が焼け焦げた様になって硬化しています。

ケーブルを指でつまんで軽く引っ張ると、端子部分に被せてある絶縁チューブから簡単に抜けてしまいました。

絶縁チューブも取り外してバックライトの端子部分を観察すると、ハンダが劣化して光沢の無い濃いグレーに変色しています。
絶縁チューブ内では既にケーブルが端子から外れ、辛うじて接触しているという状況であったと思われます。起動時にバックライトがちらついた事がそれを裏付けています。

Img4261r2 画像は今回と同じ症状のCF-W4のバックライトに外部から電源を供給して強制発光させた際に撮影したものです。
画面の向かって左半分が明らかに暗くなっている状況がお分かり頂けると思います。
これは、向かって左側のバックライト端子とケーブルとの接続が外れている事によるものです。

更に検証すると先程とは反対側の端子付近のケーブルも、焼け焦げこそ無いものの被覆が硬化してひび割れています。

このままではバックライトを交換しても漏電の危険性があります。幸いケーブルの長さには充分な余裕があったので、左右共に劣化した部分は切断して被覆を剥いてから新しいバックライトの端子にしっかりとハンダ付けしました。
バックライトを戻し、確実に収まっている事を確認して交換作業は完了です。

バックライトの交換作業が済んだところで液晶パネルを仮付けしてパソコンを起動し、画面が明るく正常に表示される事を確認します。

いよいよ液晶の本組みです。各種配線を接続してから液晶パネルと天板を組み合わせますが、ここがレッツノートの液晶周りの修理に於いて最後の緊張を強いられる作業です。液晶パネルが非常にデリケートな構造となっているレッツノートでは、完全に組み上げる迄は常に液晶パネル割れの危険性と隣合わせの作業となります。

極度の緊張の中、慎重に作業を進める事30分。組み上げ作業が終わり、ヒンジ部分をネジ留めして完成です。

はやる気持ちを抑えながらディスプレイを開き、液晶パネルに割れが無い事を確認してホッと胸を撫で下ろしました。

Img4663r2 早速パソコンを起動すると、画像の通り明るく色鮮やかな画面が復活しました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ある出来事。

最近の事です。SONYのVAIO VGN-TZ50Bの液晶パネルのひび割れ修理を依頼されたのですが、通常液晶交換の見積りは以前に交換実績が無い場合は、パソコンを預かって液晶パネル部分を分解して、使用されている液晶の型番を確認し仕入先に価格と納期を問い合わせて見ないと正確な修理料金は出てきません。VGN-TZ50Bの液晶はLEDバックライトを使用した液晶で、中古市場には殆ど出回っていないものなので、新品の液晶手配となります。

今回は依頼を受ける前の問い合わせ時点で、パソコンの型番から見積りを出して欲しいという話だったので、仕入先に取り合えず聞いて見たところ、液晶の型番と価格がメールで帰ってきたので、それを元に見積りを作成しお客様に回答した結果、修理を依頼されました。パソコンが届き、液晶も届いたので、早速交換作業に掛かったんですが・・・、なんとコネクターの位置が5cmくらい違っていてとても届きません。液晶の型番を見ると元々ついていたのが「 LTD111EWAX」で交換用に届いたのが、「LTD111EXCK」でした。

Ltd111ewax Ltd111exck

どうやら、仕入先で液晶の型番を取り違えたという事らしいです。すぐに事情を知らせたところ、「液晶を手配する事は可能ですが、納期は2-3週間で価格は1万円上がります。」という回答が来ました。う~ん。これは困りました。既に出した見積りから1万円も上がってしまう。もう修理は着手した状態だし、幾ら何でも1万円の差は修理代金の中で補いきれない。どうして、見た目はコネクターの位置が5cm違っているくらいの差しかないのにそんなに価格が違うのかと再度、仕入先に聞いてみると、「この液晶は、今現在海外のソニーサービスセンターにあるため、仮に注文した場合、海外(欧)~香港~日本という経路での入手になるためシッピングコストも掛かるし、元値も1万円の差がある。」という回答でした。

どんなに頑張っても4000円程度は見積りが上がってしまうとキャンセルされるのも覚悟しながら、お客様に事情を話しつつ、仕入先にもうちょっと安くならないかと交渉もしましたが、お客様も納得されないでしょうし、仕入先も通常は中古液晶を扱っているので、新品の手配となると通常よりコスト高になるため、期待ほど安くはできないと・・・。

こうなると、どこか別の仕入先を探し出すしか無いと、探し回りなんとか目当ての液晶を入手できるところを見つけ、見積りも元の金額内で収める事が出来ました。

これが、最近あった出来事です。sweat02

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メーカーに物申すー2

VAIOのSONYに物申す。

お願いですから、部品を我々に供給してください。

なぜ、このようなことを言っているかというと、

VAIOは人気機種ですので大変数が多い。

私も以前はVAIOブランドに大変あこがれてVAIO C1-XEを購入し、

あこがれのVAIOを手に入れたことがうれしくて今では能力不足の古いPCですが、

今でも大事に持ってます。

修理依頼でもVAIOの数は大変多く、今まで何台も修理してきましたが、

SONY製PCで心配なのは純正の部品が必要になった時。

HDD、メモリ、バックライト、等は汎用品が使えるので問題はありませんが、

純正部品が必要となった時は可能な物は新品を取り寄せますが、

SONYだけ(とは限りませんが、)は新品部品の入手が出来ず、

市場に出回っている中古部品を探し回ることとなる。

ぶっちゃけて本音を言わせてもらうと、

今の電機メーカーは売ることには大変力を入れてはいるが、

売った製品を末永くお使いいただくことには力を入れてはいないのではないかと疑問に思う。

特にSONYはトリニトロン技術で世界を圧巻し、

メイドインジャパンは世界一と証明した技術大国日本の象徴とも言える存在と言えるが、

昔はブラウン管テレビが故障したら町の電気屋さんが来て真空管を交換したりとしたものだが、

大量消費の現在では直して使わせるよりも新しい機種に買い替えを露骨にすすめるような気がするのは私だけでは無いと思う。

パソコンにしろ、自動車にしろ、

メーカーは売らなければ成り立たないのは事実。

ですが、

高いお金を出して購入したユーザーの気持ちも考えて欲しい。

SONY様。

VAIOは大変多く普及しております。

ですが、ただ売るのではなく、

少しは長く使っていただく配慮も必要ではないでしょうか。

どうか、純正部品を供給してもらえればありがたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Let's Note CF-T1 電源が入らない

ACアダプターを挿しても給電しない」という事で持ち込まれたCF-T1。先ずACアダプターの出力電圧からチェックを始める。アダプターの出力は問題ないので、パソコンを分解しDCジャックを取り出して見る。(このパソコンのDCジャックは独立していてマザーボードとはケーブルの先に付いたコネクタで接続されている。)取り出したDCジャックは特に壊れている様子は無く、ACアダプターを接続しコネクタ部分で電圧を測定すると正常に出ている。断線もしていない様だ。次にマザーボード側のチェックを行う。

Letsnote_cft11

外して見ると驚いた事にマザーボード上をやたらとブルーのジャンパー線が走り回っている。(後でお客様に聞いて判った事だが、一度メーカーに修理に出しているので、その時に改造されたらしい)一通りチェックした結果マザーボード若しくはCPUに不良原因があると判明。CPUはソケットが無く基板に直付けなので、これ以上の切り分けは出来ない。



マザーボードを探して見ると、修理対象のCF-T1RCAXRは無かったが、仕様が殆ど変わらないCF-T1RWA2Sが見つかった。しかもかなり安い。修理の見積りを作成後、お客様に連絡をする。



「・・・お預かりしたパソコンの診断結果についてご連絡します。診断の結果、マザーボード不良でした。」

「DCジャックとかでは無いんですか?・・・そうですか。マザーボードの交換となると、修理代もかなりかかりますよね?」

「お見積りですが、お預かりしたパソコンと全く同一ではありませんが、殆ど同じ仕様のマザーボードが安く入手できそうなので、修理代金は・・・・・です。」

「それぐらいで済むなら修理をお願いします。」

Letsnote_cft12

お客様の承諾を得て、マザーボードを入手して交換実施。仕様が殆ど同じ(というか仕様書を見比べても違いが判らない)ものだったので、マザーボードが変わった以外は元の状態のまま使用可能となった。




交換後、基本的な機能が全部動くことを確認して作業完了。



Letsnote_cft13

パソコン引渡し時に「修理依頼前にやたらとハードディスクがガチャガチャいっていたのも静かになった」とお客様にも満足して頂いた。(ハードディスクの音については、以前の状態が不明なのでコメントせず。)




記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ピックアップ沖縄キャンペーン 2008」始めます。

5月10日からヤマト宅急便元払いを利用すると、返送時の送料が安くなるサービスを始めましたが、ヤマト運輸さんの社内の事情で沖縄県だけは安くならないという事でしたので、沖縄県の方には大変申し訳ないですが、現在はゆうパック着払いでのご返送となっています。

そこで、もっと沖縄県の方にご利用頂きたいと思い、キャンペーンを始める事にしました。

「ピックアップ沖縄キャンペーン 2008」

(キャンペーンのキャッチコピーに余り深い意味はありません。)

キャンペーン期間は2008年7月8日から9月30日までです。

キャンペーン内容は、部品代を除く修理料金が10000円を超えた場合に2000円を割引します。更に返送時の送料の20%相当額を値引します。また、修理料金が10000円を超えない場合でも返送時送料の20%相当額を値引致します。

この機会に是非ご利用頂ければと思います。

宜しくお願いいたします。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

修理事例:光学ドライブ(DVDマルチドライブ)

修理スタッフのKtyです。

今回は結構多くのノートパソコンがこの問題を抱えていると思われる、「光学ドライブの不良」についてです。

今回の事例として取り上げるパソコンの症状は以下の様なものです。

(1)電源スイッチを押しても電源が入らない。

(2)ワンタッチボタン(メーラーやブラウザを直接起動するボタン)が勝手に入る。

(3)CPUの使用率が100%になると電源が落ちる。

(4)光学ドライブ(DVDマルチ)に於いてCDもDVDも読み込めない。

今回はこの内の(4)の修理事例についてご紹介しましょう。(1)~(3)についてはまたの機会に譲りたいと思います。

先ずは検証です。(1)~(3)についての修理は先に済ませてあります。パソコンを起動し、光学ドライブに音楽CDをセットしてトレイを閉じます。モーターの回転音がしてアクセスランプが10秒程点滅した後、ドライブは沈黙してしまいました。マイコンピュータを開いて光学ドライブのアイコンをクリックしても、ドライブにディスクをセットするようにと言われてしまいます。

回転音はしていたので、スピンドルモーターは生きている様です。これが壊れてしまっている場合は、モーターのみの入手はまず不可能なのでドライブごと交換するしかありません。しかし今回まだ望みはあります。

ドライブを取り外してみるとUJ811Bでした。早速分解してみます。ピックアップを裏側から確認するとレンズのアクチュエーター(フォーカシング用の駆動機構)に埃が詰まっていました。

先の細いピンセットで慎重に埃の固まりを取り除き、残った埃はカメラのレンズ用ブロアーで優しく吹き飛ばし、ドライブ内の他の部分に付着した埃も同様に除去します。

続いてドライブ内のケーブルのコネクタを全て取り外して接点をクリーニングしてからドライブを元通りに組み立てます。細かいパーツやスプリングが使われているので、それらを飛ばさない様に慎重に作業します。

組み立て終わった光学ドライブをパソコンに組み付けてから起動し、先ずは音楽CDをセットしてトレイを閉めます。モーターの回転音がして、今度は先ほどより長くアクセスランプが点滅しています。「これはいけるかも。」と思ったら、アクセスランプが消えて沈黙してしまいました。マイコンピュータからドライブアイコンをクリックしてみると、IOデバイスエラーが発生云々のメッセージが・・・
「やっぱり駄目か」と思いながらも、再度ドライブを取り外して思い当たる部分を処置します。

(ここで何をしたかについては残念ながら公表できません。商売上の秘密なのでご容赦下さい。)

パソコンに組み付け直して音楽CDをセットします。今度は直ぐにマイコンピュータを開いてドライブアイコンをクリックしました。しかして結果は?

やりました。トラック1からトラック16までのアイコンが表示されています。はやる気持ちを抑えつつ、ウィンドウズメディアプレイヤーを起動して再生してみます。

しばらくすると音楽が流れ始めました。曲はThe SQARE の GRAND PRIX です。この機種はメインとなる2つのスピーカーの他、底面にウーファーも搭載しており、中々良い音をしています。

続いてDVDムービーの再生にチャレンジです。近所のスーパーで診断用に買った500円DVDをセットします。タイトルはアニメ 「バットマン ザ フューチャー」。DVDプレイヤーソフトを起動してプレイボタンをクリックします。(このパソコンはお客様が自動再生を始めない様に設定されています)

しばし待っていると、視聴時の注意事項に関するテロップが現れました。メニュー画面でメインタイトルをクリックすると本編が始まりました。これでCDとDVDの再生はOKです。

今度は書き込みのチェックを行います。CD-RWとDVD-RWとで書き込みと、書き込んだファイルの読み出しを確認、どちらも正常に行える事を確認しました。

こうしてドライブを交換する事無く機能が復活しました。

修理完了の翌日にお客様がご来店になり、音楽CDとDVDムービーの再生をご確認頂きました。すると、「何年ぶりかで使える様になりましたね」と仰られていました。

この光学ドライブは何年も前からトラブルを抱えていた様です。今回はドライブのオーバーホールで改善し、喜んで頂けた様です。

光学ドライブはベゼルのデザインが機種固有のものである場合も多く、パソコン全体のデザインの一部を形成している場合があります。ドライブ交換の際に汎用のドライブを使用すると付属のベゼルは長方形の板状のものが殆どであり、元のベゼルとは形状が異なってしまいます。
ベゼルを移植出来る場合もありますが、メーカーや型番が異なると出来ない場合が殆どです。
この様にデザインの観点からもドライブそのものを修理出来ればそれに越したことはありません。

但し、これはあくまで一事例です。全ての光学ドライブがこの方法で直るとは限りません。ご了承の程お願い致します。

また、「自分のパソコンも光学ドライブの調子が悪いから分解してみるか」と思われた方、くれぐれも自己責任でお願い致します。オーバーホールしても改善しない場合や、組み立てたけどどこに使われているか分からない部品が余ってしまったなどという事になっても当店は関知しませんよ~。coldsweats01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

修理事例:USBポート不良

修理スタッフのKtyです。

たまには実際の修理事例をご紹介したいと思います。

今回は接続したUSB機器が認識されないという症状を抱えたIBM ThinkPad i1124です。

ポートに接続したUSBプラグを上から押さえつけていると認識されるとのことなので、ソフトウェア的な問題ではなく、いわゆる接触不良の状況でしょうか。

それなら不調のポートはあきらめて他のUSBポートを使えば・・・と思ったら、この機種はUSBポートが一つしかありません。これは何とか直さなければ。

早速パソコンを起動して確認します。USBポートにメモリーカードリーダーライターを接続します。「新しいハードウェアが検出されました」と表示が出て、しばらくすると認識されました。マイコンピュータを開いてみると、「リムーバブルディスク」のアイコンが増えています。

「なんだ、プラグを押さえ付けていなくても認識されるじゃないか」と思いつつプラグを軽く押さえ付けてみると、「リムーバブルディスク」アイコンが消えました。
今度は離してみるとまた認識されます。お客様から伺っていた症状とは逆ですが、確かに接触不良の様な状況です。

先ずはUSBポートの接点をクリーニングして試してみます。全く変化なし。「そんなに甘くないか。」と思いつつパソコンを分解してみる事に。

マザーボードを取り外し、USBポート周りを確認します。目視では特に異常はありません。USBポートの端子部分のハンダにクラックでも入っているかと思い、ルーペで拡大して点検します。

Img4600r_2 「あった。」USBポートには4本の端子がありますが、この内の1本が途中で破断していました。抜き差しの際の動きが長年にわたってポートに伝わり、端子が金属疲労を起こして破断したものでしょう。

早速マザーボードからUSBポートを取り外して破断している端子を引き抜いてみました。

      

上段が引き抜いた端子です。青い矢印の部分で破断しています。本来は画Img4587r 像下段の端子の様な形状をしています。

そこでジャンクのマザーボードからUSBポートを調達する事にします。過去の修理で取り外した不良マザーボードを物色しましたが、残念ながら形状の異なるUSBポートしか見つかりません。

    

Img4626r それなら端子のみを流用するしかありません。端子形状が似ているUSBポートを選んでマザーボードから取り外します。端子を1本引き抜いて元の端子と比べて見ます。
画像の通り先端の形状が異なっています。左がオリジナル、右が他のポートから調達した端子です。

     

これでは流用できません。端子の先端が所定の位置に収まらないからです。しかしここで諦める訳には行きません。形が違うなら同じにすれば良いだけです。

Img4628r 端子の先端を削って元の端子と同じ様な形状に整形します。壊れたUSBポートに納めて見るとぴったりと納まりました。

プラグも問題なくスムーズに抜き差しできます。右斜め下が整形した端子です。

    

修理したUSBポートをThinkPadのマザーボードにしっかりとハンダ付けしてからパソコンを元通り組み立て、動作確認です。USBポートにメモリーカードリーダーライターを接続してマイコンピュータを開き、リムーバブルディスクアイコンの表示を確認します。
診断時と同じ様にプラグを押さえ付けてみましたが、アイコンは消えません。今度は逆方向に力を加えてみます。大丈夫、消えません。

今度は別のUSB機器を接続して認識された事を確認し、同様にプラグを押さえ付けてみます。
正常に認識されています。

パソコンを完全に分解したので、他の機能にも問題がない事を確認して修理完了です。
これで一つしかないUSBポートが元通り使用出来る様になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DELL LATITUDE D800 液晶の外枠が外せない!

画面が真っ暗でうっすら映っている状態のDELL LATITUDE D800。他社で見てもらったら、液晶の外枠を外せず、少しだけ外せたところから確認してもらった結果、インバーターの可能性が高いとの事。・・・そんな超能力でもあるまいし、外枠を外せないと診断は出来ません!

「他社で外せなかった。」という状況を聞いただけで俄然やる気が出ます。「絶対外してみせる!」と思ってしまう性分なので・・・。

Latituded8001 このパソコンは液晶のベゼルの部分が幅広で確かに外し難いタイプではありました。ベゼルは内側から液晶とベゼルの間に指の爪を掛けて持ち上げる様にして、奥の方(脇の辺り)にあるはめ込み部分の爪を外しますが、枠の部分が柔らかいとか幅広だと、枠がしなってしまい、奥にある爪を外す力が伝わらない事があります。今回のLATITUDE D800はいままで経験した中で一番外し難いパソコンかも知れません。




Latituded8002 先ず、左横下部が外れました。ここを足がかりに左横上か底面部を外して行くのですが、いくら持ち上げても外れません。余り持ち上げすぎると枠を破損してしまうので、無理に持ち上げる訳にも行かず、30分ほど悪戦苦闘し、まず底部を内側から特殊工具(へら)を入れて外す事に成功(真似はしないで下さい。液晶が割れても責任は持てません)。左横下部と底部が外れたので、後は簡単に外れるかと思いましたが、中々手強いです。ここで特殊技(へらを接合部にはさみ、内側を持ち上げる)を駆使して、なんとかベゼル(枠)を外す事に成功しました。実に1時間半も掛かってしまった。

Latituded8005 外枠が外せれば、後は診断して不良部品を交換する作業となります。診断の結果はバックライト不良でした。インバーターは・・・・・・・問題なし。液晶を取り外し、バックライトを交換して元通りに組み立てて修理完了。他社で液晶の外枠が外せない場合でもうち(当店)なら外せるかも知れません。coldsweats01



記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CLEVO D40ESの修理 ~電源が入らない。その原因は・・・後編~

前日の続きで、切れ掛かりのケーブルを見つける作業を行う事にしたが、余りに本数が多過ぎるのと、段々増えている感があり、単純な(経年劣化などによる)ケーブルの断線とは違うという思いから、LCDケーブルを覆っているテープを剥いて中を見てみる事にした。このCLEVOのLCDケーブルは太さ0.5mmほどのリード線が20数本平行に敷かれ、金属の網状のシールド線で覆われ、その上から保護用の布製のテープが巻かれている。液晶側は30ピンのコネクターの各端子に接続されており、そこから帯状に平たい状態でマザーボード接続側の手前まで延ばされ、その先は一気に束ねられた状態になる。

このケーブルをマザーボード側のコネクター付近から束ねたケーブルの保護用に巻かれたテープを剥がして行く。丁度、帯状のケーブルが絞り込む様に束ねられた部分のテープを剥がしながら、ケーブルの状態を目視でチェックして行くと、昨日バイパスした線の切れ端が見つかり、この辺りで切断したのが解った。まるでカットした様にきれいに切れている。他に切断された線が無いか周辺を探していると焦げた様な跡が見つかった。更に、10本程度のケーブルが被覆が溶けて団子の様にくっついているのが判った。金属の網線も一部黒く変色している。黄色の線はその一部が恐らくショートによる過電流で発熱した場所の部分だけが3cm程度黒くなっている。赤と紫の線は被覆がぼろぼろになっており、中の金属部分が露出しているところもある。これだけ溶けているとなると、煙ぐらいは出たかも知れない。

電源が入らなくなった根本の原因がここにあった。

つまり、リード線の一部が被覆が剥けるなどで金属のシールド線に触れショートしたため、過電流が流れマザーボード側のICが破壊されたと予想できる。更に発熱により他のリード線もダメージを受け、断線したり、断線し掛かっていると思われる。

リード線は複数の線が束になっているので、1本でも繋がっていると導通チェックでは不良を発見できない。繋がっている様でも流れる電流が制限されてしまうため、その先の回路が機能できくなる。ボロボロになった線を3本カットし、他の線でバイパスして見る。結局、全部で6本の線をバイパスした事になる。元通りに戻し、再び電源を入れて見る。「おーっ、映った!」赤味もなく、正常に画面が表示された。

ケーブル補修で直りそうだという安心感とようやく細かいチェック作業から開放されると思って喜んだが、仮組み状態の液晶パネルをきちんと組立て、念のため液晶パネルを前後に煽って見る。・・・・・!!。喜んだのも束の間、また表示が乱れた。乱れた状態で、また煽ったり、横を軽く叩いたりすると正常に戻る。という事は切れ掛かりの線がまだあり、それは恐らく導通チェックでは判別できない程度であると推測できる。ケーブル修理の限界となってしまった・・・。

結局、ケーブル修理に費やした2日間の作業を捨て、ケーブル交換に踏み切る事にした。お客様には大変申し訳ないがケーブルの部品代の実費だけ負担して頂く事になった。

何とかケーブルを入手して交換し画面が正常に映り、パソコン自体の機能も問題ない事を確認して作業を完了した。

稀なケースではあると思うが、マザーボードを破壊した上にLCDケーブルまで断線させて・・・まるで巧妙なトラップに掛かってしまった様な修理だった。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

実験1「ノートパソコンのパンタグラフは補修できるのか?」

ノートパソコンのキーボードに使われているパンタグラフは、キートップの下にあり、キートップとキーボード本体を繋げており、キーが押されるとたたまれ、離すとキーストロークの上限まで持ち上がる、キートップを支えている部品だ。パンタグラフの端はキートップ裏側の溝にはめ込まれている。インベーダーゲームのエイリアンキャラみたいな形の部品が2個、真中辺りでクロスする感じで組み合わされている。背もたれの無い折りたたみ椅子を想像すると、着座部分がキートップで、足の部分がパンタグラフになる。この折りたたみ椅子の中央部にはゴムのスプリングが入っていて常に着座部を上に押し上げている。この足の部分(パンタグラフ)が壊れると、着座部分(キートップ)は水平状態を保てなくなる。

今回は「A」と「Q」のキーが壊れたキーボードの補修ができるかを実験的に行って見た。「A」はキートップへはめ込む部分の片耳が取れた状態で、「Q」は両耳が取れた(ドラえもんの様な)状態になっている。耳は直径0.5,6mm長さ2mmほどの突起でキートップ裏面のU字型の溝にはめ込まれ、キートップの動きにより上または下からの力が加わる。

この取れた耳をくっ付けてやればいいのだが、パンタグラフの素材はポリプロピレンとかナイロンの様なもので出来ているらしく、普通の接着剤では接着できない。(以前試した事がある。)

作戦1.プラスティック形成剤   固まるとプラスティックになるというものを使って耳の部分を継ぎ足して見る。破断面から少しずつ盛り上げてみる。時間を置いて、固まったところで削ろうとしたら、破断面からポロっと全部取れた。一見くっ付いていた様に見えたが、全く付いて無かった。

作戦2.プラスティック用接着剤  ポリエチレンやポリプロピレンといった接着し難い素材も接着可能な接着剤を使って、取れた部分の代わりのプラスティック片を接着してみる。一晩置いて、充分固まった頃に余分な部分をカットしようとしたら、また接着面からポロっと取れた。何回か試したが、接着面積が極小な上破断面が合っていないので、充分な強度が得られないらしい。

作戦3.溶かしてくっ付ける  溶剤で溶かしてくっ付けて見ようと、ネットで検索してみた、「ノルマル ブタン」という溶剤が引っ掛かったが、簡単に入手できそうにない。次にヒットしたのが「蟻酸」とか「濃硫酸」など。とっても危険そうだcoldsweats01。命を掛けてやる様な実験ではないし、この方法は止めにした。

作戦4.スーパーゼリー剤  ゼリー状の接着剤にスーパー液を付けるとプラスティック並みの固さになる。これを使って破断面から少しずつ盛り上げる。作戦1.と似ているがこちらの方が扱い易い。先ず、破断面にプラスティック用接着剤のプライマーを塗って乾かして膜を作り、そこにゼリー状接着剤を載せてスーパー液で固める。固まったらゼリー状接着剤を載せてスーパー液で固めるを繰り返し、適当な長さまで伸ばしていく。時間を置いて、固まったら不要な部分をカッターで削って・・・る最中にまたまたポロっと取れた。何回か試してみたが駄目だった。

作戦5.プラスティック用接着剤+何か+スーパーゼリー剤  スーパーゼリー剤は元々ポリエチレンやポリプロピレンは接着できないので、作戦4.は無理があった。そこで、次に考えたのがプラスティック用接着剤で何かを接着し、その何かにスーパーゼリー剤を付ける方法だ。破断面->プライマー->プラスティック用接着剤->何か->ゼリー状接着剤->スーパー液の順で耳の形成を試行した。充分固まったところで、余分なところをカッターで削りキートップのU字の溝に入る大きさまで小さくする。丁度いい大きさになったので、U字の溝にはめて見る。中々いい感じだ。一旦外してみる。・・・接着部分は問題無い。対になっている部品と合わせパンタグラフ(折りたたみ椅子の足)を作り、キーボード本体に取り付ける。その上からキートップをはめ込み打鍵してみる。違和感も無く実験的には成功したと言える。

Panta1_3 Panta2_3 Panta3_3








耐久性については検証できてないので、どれくらいもつかはわからないが、今回の実験では「ノートパソコンのパンタグラフは補修できる」という 結論になった・・・としておこう。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CLEVO D40ESの修理 ~電源が入らない。その原因は・・・前編~

「スタンバイ中に電源が落ちて、それから電源が全く入らなくなった。」という症状で修理を依頼されたCLEVO D40ES。早速電源を入れて見ようと、ACアダプターを接続するが電源の通電ランプすら点かない。念のため、アダプターのプラグ部分で電圧をチェック、規定の電圧が出ている。

次に診断手順に従って、チェックを進めて行くが問題は見当たらない。また、回復もしない。トラブルの原因が深いところにありそうなので、パソコンを分解しマザーボードを取り外して基板上を端から細かく見て行くと、ICチップが焼損しているのを発見した。「これだ!」

作業を中断し、お客様に連絡する。診断の結果、マザーボードが故障しているという事を説明し、対応方法について相談した。こちらが提示した選択肢は3つ。1.マザーボードの交換修理。2.同型機または同系列の中古PCを入手して、ハードディスクを載せ換える。3.修理の中断。同時に見積額も提示した結果お客様の選択は1.のマザーボード交換による修復だった。修理代は2.よりは安いし、パソコン自体が変わってしまうのは抵抗があるという事だった。

数日後、マザーボードを入手した。但し、D40ESのものは入手できなかったので同系列のD400Eのマザーボードを入手。こちらの方が上位機種で、CPUはD40ESのCeleronに対して、D400EはPentium4になる、またATIのグラフィックチップが載っている。部品代も当初見積り金額より、安く入手できたのでお客様も喜ぶだろうnote。マザーボード交換作業を終えて、ACアダプターを接続すると今度は通電ランプが正常に点灯している。後は各機能の動作確認テストを行い、問題が無ければ終了の予定だった・・・。

電源スイッチを押す。「ん?!画面が変だ!」Windowsのロゴが出ている時のバックは黒いはずだが、赤っぽい。デスクトップの画面が表示されても全体的に赤みを帯びている。グラフィックチップのドライバーが入っていなかったので、ネット上から引っ張ってきてインストールして見たが、症状からも原因は違うと予想できた。LCDケーブルをマザーボード側のコネクター部分で一旦抜いて挿し直して見たが変わらず。コネクターから出ているケーブルに触れてみたら、画面の状況が変わる。今度は色だけじゃなく、表示も乱れ始めた、横線や縦線が入る、テレビの垂直同期が取れない時の様に縦方向に画像が流れる。

どうやらLCDケーブルも断線しているらしい。何回かケーブルに触っている内に画面が真っ白くなって何も映らない状態になった。マザーボード交換で修理代が掛かっている上、LCDケーブルまで交換となると高額になってしまうので、どうしようかと思案の末、LCDケーブルの修理を思いっきり安い料金で行う事にした。結局、当初の見積り金額に戻ってしまったが、LCDケーブルは入手しにくい上、部品代はどうしてもかかってしまうので、調整ができる作業料金を下げる方法が一番安く済む。幸いこのパソコンのLCDケーブルはリード線でコネクター間を接続しているので、断線しているケーブルを調べ、コネクター間を別の線を使用してバイパスする事ができる。

液晶パネル部分を分解し、LCDケーブルを取り出し、コネクター間の導通チェックを総当りで行い、断線しているケーブルを調べて行く・・・。かなり根気の要る作業だ。一通り調べて2本の断線を確認したので、別の線でコネクター間を接続しバイパスした。LCDケーブルを液晶パネルに戻し、液晶パネルをパソコンに戻す。マザーボード側のコネクターを接続し、電源を入れて見る。結果は・・・変わらない。画面が真っ白なままだ。どうやら切れ掛かっているケーブルが他にあるらしい。もう一度、LCDケーブルを取り外し、今度はケーブルを少し曲げて見ながら導通をチェックしていく。切れ掛かりのケーブルを1本見つけた。このケーブルをカットし、コネクター間を別のケーブルでバイパスした。また、元に戻して電源を入れて見る・・・変わらない!真っ白だ。試しに液晶パネルを少し持ち上げて見ると、画面は赤味を帯びているが正常に映った。まだ、切れ掛かりのケーブルがある。ため息をついて、この日の作業は終了する事にした。ここまでで期間にして3日を費やしてしまった。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヒートシンクはどこへ?

電源が入らないと持ち込まれたデスクトップPC。

診断の為にモニタ、キーボード、マウスを接続、電源ケーブルも繋いでスイッチON。

確かに沈黙したままだ。

電源コードを外して筐体を開けてみる。おや?チップセットヒートシンクが無い。
ヒートシンクを固定する為のクリップを引っ掛ける金具がチップセットの周囲に取り付けられているので、本来はヒートシンクが付いている筈である。しかし良く見ると金具も1個無くなっている。

ははぁ、クリップのテンションに負けて金具が取れてしまい、ヒートシンクが脱落したんだな。

そう思って筐体内を見回す。外れた金具は筐体内に落ちていた。が、ヒートシンクはどこにも無い。???

チップセットヒートシンクはアルミ製で1辺3cm程度の立方体形状をしている。

PCの筐体内のどこかに隠れてしまう程小さくはないし、ましてこのPCはスリムタイプで筐体内に空間は殆ど無い。

ということは外れた後に筐体から取り出されたということだ。

でも、お客様が取り出したのであれば普通は修理に持ち込む際に一緒に持ってくる筈だ。
「こんなものが外れていたんですが・・・」とでも言いながら差し出すのが普通だろう。

しかし、このPCが持ち込まれた際にはそんな事は全く聞いていないし、ヒートシンクも渡されなかった。一体いつの時点で外れたのか?

お客様なら何か知っているかも知れない。持ち込み時にこの事を伝え忘れたということも考えられる。

先ずは電話してみようと受話器を取った。

「お預かりしたパソコンですが、チップセットのヒートシンクが無くなっています。」
「あぁ、そうですか・・・」
続けて「何かお心当たりは」と言いかけた矢先、「で、直りますか?」
「修理にはマザーボードを交換する必要があります。」
今度こそヒートシンクの事を聞こうと思ったら「で、金額はどの位掛かりますか?」
「金額につきましては確認が必要です。」お客様はヒートシンクがどうなったのか知っている様でもあり、知らない様でもありといった様子だが、どちらにしてもその事に興味がなさそうだ。
「じゃあ調べてもらって、金額を出して下さい。」もう完全に聞くタイミングを外している。

お客様は忙しい様だったので、ヒートシンクの事はまた日を改めて聞いてみる事にして電話を切った。ヒートシンクが外れたタイミングと故障のタイミングが一致していたのかどうかも分からないままである。

考えられる故障の状況は概略以下の2通りだろう。

1.元々ヒートシンクが外れたパソコンを入手して使っていたが、熱でチップセットが壊れて電源が入らなくなった。

2.使用中にヒートシンクが外れ、放熱不良でチップセットが壊れて電源が入らなくなった。内部を確認しようと筐体を開けたらヒートシンクが外れていたので取り出したが、修理持込の際は忘れてしまっていた。

どちらにしても、もうパソコンは壊れてしまっているのでマザーボードを調達しなければならない。
取り敢えずヒートシンクの行方は考えない事にした。

幸いにもマザーボードはすぐに見つかり、お客様に見積額を連絡すると「修理をお願いします」とのこと。すかさずヒートシンクの事を切り出そうとした瞬間、「いつ頃完了しますか?」
喉迄出掛かった「ヒートシンク」を飲み込んで答える。「マザーボードの納期は4日位です。届き次第修理して完了後にご連絡致します。」 「では宜しくお願いします。」 「かしこまりました。」さあ最後のチャンスだ。「ヒートシンク」の「ヒー」を言いかけたところで、「そうそう、電源コードが無いので、それも用意してもらって合計金額を出して下さい。出来上がったら連絡を貰えますか?」「かしこまりました。」またまた聞けずじまいである。ヒートシンクはどこへ行ったのか?

いまさら判明したところでどうなるものでも無いが、気になって仕方が無い。このブログを読み始めてしまったあなたもそう感じているはずだ。いや、きっとそうに違いない。

その数日後マザーボードが届き、大いなる疑問を抱えたまま修理が完了。3度目の電話である。

「お待たせ致しました。パソコンの修理が完了しました。」 「料金はいくらですか?」金額について答えようとした途端、「そうだ振込先の口座も教えて貰わいといけないから、金額と併せてFAXで連絡して下さい。」 「かしこまりました。発送のご連絡もFAXが宜しいでしょうか?」 「そうして下さい。では宜しくお願いします。」  電話が切れた事を知らせる信号音が虚しく響く。

その後、金額と振込先銀行口座をFAXで連絡。入金確認後の発送の連絡もFAX。お客様と話をする機会は無くなってしまった。

ヒートシンクの行方は謎のままである・・・

by Kty

| | コメント (0) | トラックバック (0)

レッツノートのバックライト交換

久々にレッツノートのバックライト交換を担当し、無事に完了したところです。今回改めて感じたんですが、レッツノートのバックライト交換は大変です。わずか数日前、メンバーのKtyがCF-W4のバックライト交換を担当し、液晶をベゼルから剥がす作業をこれといったミスも無く終わり、裏側だった液晶パネルを表にひっくり返したところ、液晶の一部にひびが入っていた事故があったばかりだったので、とにかく慎重に作業を行いました。

Ktyはメンバーの中でも特に慎重派で、交換実績もかなりあるので、剥がす前から液晶に微小なクラックでも入っていたんでしょうかね。私が担当したのは、CF-T4でCF-W4と全く同じ液晶パネルが使用されています。

レッツノートのバックライト交換は、早くて半日、作業に手間取ると1日作業になります。厚さ0.4mm(かもう少し薄いかも)のガラス板で出来た液晶パネルを強力な粘着テープでベゼル(カバー)部分に接着されているものを剥がして、パネル単体にしてからバックライトを抜いて新しいものに交換するのですが、修理の依頼を受ける前提条件として液晶パネルが割れる(ひびが入る)危険性を説明し、最悪液晶交換になる事を了承して頂いています。とは言ってもいざ割れてしまうとかなり凹みます。お客様には非難されるし、修理が完了しても釈然としないものが残ってしまうんですね。

だから、この作業はかなりなプレッシャーの中で行っているんです。液晶を剥がすところだけではなく、バックライトを交換し、元通りにパネルを戻し、また液晶のベゼル(カバー)に強力両面テープでくっつけて、パソコンを組み立て、Windowsの画面が正常に表示されるまで気を抜けない作業です。はっきり言って、レッツノートのバックライト交換は液晶パネル交換にしてしまいたい位です。(・・・願望としてはですが・・・でも液晶パネルは高すぎるし・・・メーカーと同じ対応になってしまうので・・・できないなぁ)

こんな大変な作業を低料金でやっているなんて、馬鹿かドMでしょうね。

今回は本当にぼやいてみました。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファン!ファン!ファン!

修理スタッフのKtyです。

皆さんはお使いのパソコンのどこに冷却ファンが付いているかご存知ですか?
始めにお断りしておきますが、この記事中の「パソコン」とはノートを前提としています。

冷却ファンなんて言われてもよく分からないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもこれって結構重要なことですから、分からない方は取り扱い説明書で確認して下さい。

説明書にパソコンのイラストと共に各部の名称や機能が書かれたページがあると思います。その中に「排気口」や「冷却ファン」などの記述がある筈です。

中には「ファンレス」と言って冷却ファンを使わず、筐体などを通して自然放熱する機種もありますが、ごく一部の機種のみ(Let's Note の一部など)で大抵はファンが使われています。

パソコンをお使いの際はこの「排気口」は勿論のこと、「吸気口」も塞がない様に注意する必要があります。

特に底面に吸気口がある機種を膝の上に乗せて使用すると、吸気口の位置によっては服の布地で塞いでしまい、冷却が不充分になる可能性があります。
また、カーペット敷きの床、ベッドや布団等の上に直接乗せて使用する場合も同様です。

そうならない為に、吸気口、排気口の位置はしっかりと把握しておく必要がある訳です。

しかし、この様な使い方をしていなくても冷却が不充分な場合があります。ホコリの付着や軸受けの摩耗でファンの回転が不充分であったり、ファンは回っていても排気口の内側にホコリが詰まって廃熱不良になっているケースがあるからです。

この様な状況になっていることに気づかないままパソコンを使われている方も結構多い様ですから注意が必要です。

バックライト不良で入庫したパソコンの診断中のことですが、ファンが回っている音がするにもかかわらず、排気口から風が殆ど出ていません。

ライトで排気口の奥を照らしながら観察すると、内側にホコリが詰まっている様です。お客様に冷却ファンのクリーニングをお勧めしたところ「お願いします」とのご返答だったので早速パソコンを分解したところ、冷却ファンの周囲も内部もホコリがびっしり。

ファンはPCカードスロットの横に設置されており、スロットからも風を吸い込んでいる様です。日頃使用されていないのかPCカードスロット内にも多量のホコリが入り込んでいました。

エアーでホコリを吹き飛ばし、ファンを外してクリーニングします。このファンは分解が可能なタイプだったので分解してファンブレードのホコリを落とし、軸受けもクリーニングしてから注油して組み立てました。ファン単体で試運転を行い、正常に機能していることを確認します。

更に、ファンを取り外した状態でヒートシンクの内部を観察するとここにもホコリが一杯詰まっています。
ピンセットで固まったホコリを取り出してから残りをエアで吹き飛ばします。金属の地肌が見える様になり、良く冷えそうな状態に戻りました。元通り組み付けてパソコンを起動し、ファンが回り始めたところで排気口から充分な風量が出ている事を確認してファンクリーニングは完了です。その後バックライトも交換して画面も明るくなりました。

冷却ファンから異音がするということでご入庫頂く場合もありますが、ファンの軸受けが摩耗してしまっている場合にはクリーニングでは改善出来ず、ファンを交換する必要があります。

先日ファンの異音で入庫したThinkPadは軸受けの摩耗でファン交換の必要がありましたが国内で部品が見つからず、10日以上かかってカリフォルニアから届きました。

特に発熱が大きいパソコンの場合は要注意です。大型で回転数も高いファンが使われており、パソコン内部の換気量が多い事からホコリも吸い込みやすくなります。

過去には排気口の内側にフェルト状にホコリが溜まって冷却不良となり、それが原因でメモリーコントローラーが壊れて起動不能となってしまっていた事例がありました。こうなるとマザーボードを交換するしか無く、修理料金も数万円と高額になってしまいます。

回転数が高いファンは軸受けの摩耗もどうしても早くなりがちです。特にホコリを多量に吸い込むと、軸受け内部にもホコリが入り込んで一層摩耗を早めてしまいます。

もうすぐ暑い季節がやってきます。パソコンが不調になったり壊れてしまう前にファン清掃をご依頼下さい。部品交換が必要になってしまうとメーカーや機種によっては部品の入手が困難であったり、中古の部品しか入手出来ない事もありますが、早めの処置なら部品交換を必要とせず、分解清掃と注油のみで安く済む場合も多々あります。
但し、分解出来ないファンが使われている事もあるので、その場合は交換が必要となることもあります。

まずは排気口の位置を確認して、ファンの回転音がしている時に充分に風が出ているか確認してみて下さい。

その際にホコリが詰まっているからと排気口側から口やエアダスターで吹いたりしないで下さいね。ホコリが固まりになっている場合にはファン内部に詰まってファンが回転出来なくなり、機種によってはファンエラー、サーマルセンサーエラー等のメッセージが出て起動出来なくなる場合もあります。ホコリが詰まっていたら、先ずはご相談下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お褒め頂き恐縮です・・

当店の宣伝は他の業者さんと同様に殆どがホームページに頼っています。

ホームページの作成は当店スタッフで行っておりますが、内容・構成などを常に見直してより良いページになるように努力しています。

お蔭様でアクセス数も徐々に伸びて来てもうじき月間7000アクセスに届きそうなんですが、いつも気になるのが見て頂いた方に「信頼できるところ」と思ってもらえているかどうかなんです。

お近くの方は、直接お店でお会いできるので、安心しておまかせ頂いていると思いますが・・・遠隔地の方は、インターネットで検索して、パソコンを送って修理を依頼するのですから、信頼できなければ任せ切れないと思われるのが当然で、その判断材料がホームページなので、かなり気を使って製作しています。

このブログを立ち上げたのもサウスプロジェクトチームのメンバーの人柄を少しでも知って頂きたいからなんですが、本日当店をご利用頂いたお客様がご自身のブログで当ホームページについて評価している記事を見つけましたので、勝手に紹介させて頂きます。

ココログ「気ままなシニア」の2008年4月30日の記事 「★パソコン修理:電源ジャック★」

で、パソコンの調子が悪くなり修理先を探してネット検索を行い、当店ホームページを見つけて依頼したという事ですが、中々高評価を頂いた様で自信がもてました。また、今後のページ作りに非常に参考になる内容でした。貴重なご意見有難うございました。

記事:ダイヒョー

| | コメント (2) | トラックバック (0)

光沢?非光沢?

こんにちは、Ktyです。

今から何年も前の話ですが、某大手量販店の店頭に並んだニューモデルのノートパソコンを見て驚いた事を覚えています。

そこには表面がテカテカに光った液晶パネルを搭載したノートパソコンが並んでいました。「何でパソコンの画面が光沢なんだ?」これがそのときの第一印象です。

表面が光沢では画面への映り込みが激しくて見難いのではないかという思いがあったからです。

その後ノートパソコンの液晶は殆どが光沢液晶へと変わって行きました。今では非光沢液晶を搭載したノートパソコンを探すのは難しくなっています。

パソコンをツールとして考えるなら、私は非光沢液晶の方が使い易いと思っています。

この様な事を書くと光沢液晶は悪だと言っている様に思われるかも知れませんが、これは個人の好みの問題であり、どちらが良いとも悪いとも言うつもりはありません。

今や光学ドライブ搭載パソコンの殆どに於いてDVD再生が可能なドライブが搭載され、近年はTVチューナーが搭載されたものも増えてパソコンにAV機器的要素が加わり、パソコンの用途も様変わりしているという事だと思います。

パソコンでデジカメ画像やDVDムービーを楽しむ機会が多い方にとっては光沢液晶の方が画面が鮮やかでメリットがあるでしょう。

しかし、持ち歩いて外でパソコンを使う機会が多い方にとっては非光沢液晶の方が使いやすいのではないかと思います。

この様な観点からすれば、モバイル用のパソコンでは非光沢液晶を採用したモデルがもっと多くても良い筈ですが、現実にはモバイル機でもその多くが光沢液晶を搭載しています。

光沢液晶でも表面に反射防止コーティングを施す等して映り込みを抑える対策がなされていますので、実際には映り込みはそれ程強くないのかも知れませんが、それでもやっぱりパソコンの液晶は非光沢が好きな私は非光沢液晶のモデルばかりを使っています。

我が家では家族1人に1台(私は2台)のノートパソコンがありますが、その全てが非光沢液晶です。「家族揃って非光沢液晶が好きなのか」って? いいえ、家族用のパソコンは全て私のお下がりだからです。

光沢液晶と非光沢液晶、皆さんはどちらがお好みですか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

摩訶不思議な・・・

パソコンを起動すると途中でブルーバックのエラーが発生するというトラブルのご相談を受けました。ただ、常に発生する訳ではなく、フロアによって発生したり、しなかったりするというなんとも”摩訶不思議な”症状です。

早速、症状を確認してみると起動中に「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」というエラーが発生しました。この症状についてググってみると、最近追加した増設機器やドライバの不具合というのがヒットし、その他メモリー不良やHDDの不良なども考えられるらしいですが・・・。

依頼された方は、メモリーやHDDのチェック、OSの再セットアップもやってみたが改善されなかったという事で、しかも上記の様に「常に発生する訳では無い」のです。

取り合えず、メモリーのチェックから始めましたが、テストしても異常は無く交換しても変わりません。ここの環境ではありがたい事に常に症状が出ます。メモリーテスト後異常にCPU周りが熱くなっていたので、中を見てみるとホコリが詰まっていました。排熱がうまくいっていない影響も考えクリーニングして見ましたが、変わらず。

しばらく考えた後で、その原因を発見しました。なるほど!フロアによって症状がでたり、でなかったりもこれで説明がつく訳で・・・ここで公開したいけど、他のメンバーから非難されそうなので、相談してからにします。中途半端で申し訳無いです・・・。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

実は3人でやってます。

「パソコン修理のご相談窓口 サウスプロジェクトチーム」は3名のメンバーで運営しています。このブログも3人で持ち回りで書く事になっていますが、まだ1名ブログデビューしていないメンバーもいます。誰がどの記事を書いたのかがわからないと思いますので、今後はニックネームを使って行きます。

話は変わりますが、せっかく直したパソコンが返却後に突然壊れてしまう事があります。稀なケースではありますが、修理箇所と全く関係無い場所が原因で壊れてしまうという事が今までで数件発生しています。車の修理に例えるとエンジンを修理して納車後にタイヤがパンクしたという感じでしょうか。こちらとしても何とかしたいのですが・・・全ての故障に対しての保証はできないのが現状です。それでも、バックライトを交換して一週間も経たないうちにインバーターが壊れた様な場合は、実際には同時作業では無いのですが、同時作業の割引を適用したりと若干の考慮はしています。

壊れた場所の修理は出来ますが、何時また壊れるかは誰も予想できませんので・・・。

記事:ダイヒョー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

便座の5倍汚い!

何日か前の朝の番組で「パソコンのキーボードは、便座の5倍汚い」という話題を取り上げていました。常時、不特定多数のパソコンに触れる機会がある“ぱそこん修理屋”としては聞き捨てならない話です。確かにお預かりしたパソコンの中には、キーボードをきれいにしてからじゃないと手を触れたくないものもあり、そういう場合は消毒用エタノールでキーボードを拭いてから修理作業に入る事もあります。(もちろんサービスでやります。)一度始めると隅々までキレイになるまでやってしまうので、それだけで一時間くらいはかかってしまう事もあります。汚れ自体が故障の原因になる訳ではありませんが、ノロウィルスがキーボードを介して感染するという話もあった様ですので、たまにはアルコール消毒(飲ませては駄目ですが)した方がいいと思います。coldsweats01・・ちょっとお願いもこめて・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

点いたり、消えたり

画面が暗いけど何か薄っすらと映っている場合は、バックライトが点灯していない状態で、原因の6割はバックライト自身の劣化なんですが、バックライトが劣化した状態で使い続けるとインバーターも故障してしまいます。

今回のケースは、バックライトを交換し一旦返却したのですが一週間後に「また、暗くなっちゃたよ」と戻ってきました。バックライトは交換したばかりなので、インバーターを疑い診断開始。テスト用のバックライトを繋げて見ると、問題なく点灯します。交換したバックライトも問題はありません。そこで、もう一度液晶パネルのバックライトをインバーターに繋げて見ると「あれ!光った」。

その状態でしばらく様子を見ると、また画面が暗くなりました。何が悪いのか特定できないので、もう一度テスト用バックライトを繋げて2日ほど様子を見ましたが、特に問題無く光り続けていました。仕方が無いので、液晶パネルを開けて、バックライトケーブルを交換して見ましたが、やはりしばらく経つと画面が暗くなるので、もう一度バックライトを交換する事に・・・。結果はやはりしばらく経つと画面が暗くなります。

そうこうしている内にバックライトが最初の一瞬だけ点灯し、すぐに消灯してしまう状態になり、漸くインバーター不良と判り原因の特定ができました。インバーターが劣化してても完全に壊れていないと、症状が出たり消えたりで、3日位悩まされましたwobbly

逆のパターンはもっと性質が悪く、バックライトの劣化で先にインバーターが壊れて、インバーターを交換しても数日の内にまた、インバーターが壊れてしまう事があります。両方同時に交換するのが安全策ですが、修理料金も高くなってしまうので・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログ開設!

本日、ブログ開設しました。

パソコンの修理屋の苦悩やら挫折やら(たまには喜びも?)を公開したいと思います。

興味のある方は覗いて見て下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

パソコン・インターネット